サレジオ学院中学校

最終更新日: 2025/01/08

サレジオ学院中学校の評判、口コミ、入試情報

偏差値 | 学校評価 | 学校クチコミ | 大学合格実績 | 学校概要 | 募集要項 | アクセス

サレジオ学院中学校の校舎

偏差値 66

※Aライン80偏差値(合格可能性80%に必要な偏差値)

在校生・卒業生によるサレジオ学院中学校の評価

総合評価: 89点 / 100点

自由度
80点
教育の質
88点
施設の充実度
95点
部活の多様性
90点
健全な明るさ(反いじめ)
92点

自由度 サレジオ学院中学校は、規律を重視しつつ、生徒の自主性を大切にしています。「25歳の男づくり」という教育理念に基づき、規律ある生活を送る中で自由な探究が可能です。ただし、カトリック校特有の倫理観や礼儀が求められる場面もあるため、自由度に関しては適度な制約があります。このバランスが、生徒に社会的な規範を学ばせながら、自主性を育む教育方針の要です。
教育の質 英語や理系科目に力を入れたカリキュラムが特徴で、特に理科の実験室が充実しており、双眼実体顕微鏡など専門的な設備が整っています。また、探究型の授業やボランティア活動を通じて、実社会で求められるスキルも育成されます。カトリックの価値観に基づいた人格教育が加わることで、生徒の品格やリーダーシップを磨く教育環境が提供されています。
施設の充実度 サレジオ学院の施設は最新の設備を備えており、体育館や人工芝のグラウンド、チャペル、物理室・化学室などが揃っています。全校生徒が着席可能な「ドンボスコシアター」など、独自の施設も充実しています。さらに、広大な敷地と緑豊かな環境が学習とリラックスの両立を可能にしています。
部活の多様性 運動部と文化部、同好会を合わせて30種類以上の部活があり、生徒の興味や関心に合わせた活動が可能です。バスケットボール部や吹奏楽部、鉄道模型部など多様な選択肢が用意されており、全生徒が部活に参加することを奨励されています。部活動を通じて仲間との絆や目標に向かう達成感を得られる環境です。
健全な明るさ(反いじめ) 校内はカトリックの精神を基盤とした温かい雰囲気に包まれており、いじめの防止や早期対応に努めています。カウンセリングルームが設けられ、専門のスクールカウンセラーが常駐しているため、生徒が安心して相談できる環境が整っています。教師と生徒の距離も近く、信頼関係が構築されています。

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在校生・卒業生と保護者の学校クチコミ(総括)

1. 志望理由

サレジオ学院中学校を志望した理由は、教育理念の「25歳の男づくり」に深く共感したことと、充実した施設・カリキュラムに惹かれたからです。特に「奉仕する心を持つリーダーを育てる」という理念に基づき、学力のみならず人格形成に重きを置いている点が決め手になりました。また、カトリック校ならではの落ち着いた校風や礼儀正しさを重視する教育に魅力を感じました。
さらに、理数教育の充実度も志望理由の一つです。公式ホームページで紹介されている物理室や化学室、生物室の専門的な設備や実験内容を見て、理系志望の息子にとって最適な環境だと感じました。オープンスクールで見学した授業では、生徒が自ら考え、発言しながら学ぶ姿が印象的で、息子も「ここなら主体的に学べる」と意欲を高めていました。
校外活動やボランティアにも力を入れており、地域との連携を通じて社会貢献を学ぶ姿勢にも共感しました。息子は学校行事やイベントが豊富である点に魅力を感じ、「学校生活を楽しめそう」と話していました。また、文化部の充実度も高く、鉄道模型部や自然科学部などのユニークな部活にも興味を持ちました。
アクセスの良さも大きな魅力でした。最寄り駅から徒歩圏内にあり、閑静な住宅街に位置しているため、通学の安全性や落ち着いた環境が保護者として安心材料になりました。これらの理由から、サレジオ学院を志望しました。

2. 入学して感じたこと、入学前の想像と違っていた点

息子がサレジオ学院中学校に入学して感じたことは、学校全体が持つ温かさと規律のバランスです。入学前は「カトリック校なので規則が厳しく、窮屈ではないか」と心配していましたが、実際には自主性を尊重しつつ、生徒一人ひとりが責任を持って行動できるような環境が整っていました。息子も「自分で考えて行動する力が養われる」と話しています。
また、授業内容の深さも予想を超えていました。理科の授業では物理室や化学室、生物室の充実した設備を活用し、実験を通じて学びを深めています。例えば、生物の授業で双眼実体顕微鏡を使った観察実験を行い、「教科書で学ぶ内容が実際に目で見えるのは楽しい」と話していました。このような実践的な学びが、生徒の興味を引き出す大きな要因となっています。
入学前には部活動にあまり関心を持っていなかった息子ですが、周囲の友人に誘われてバドミントン部に入部しました。練習を通じて技術だけでなく、部員同士の協力や支え合いの重要性を学び、「仲間と目標を共有する楽しさ」を実感しています。さらに、学校行事ではクラス一丸となって取り組む文化祭やスポーツ大会があり、息子も「全員で一つの成果を目指すことの達成感を味わえた」と言っています。
ただし、自由度が高い分、自己管理能力が必要であることも実感しています。宿題や課題が多く、時間の使い方に慣れるまでに少し苦労しました。しかし、先生が親身になって相談に乗ってくれたり、学習計画の立て方をアドバイスしてくれるため、今では効率よく取り組めるようになっています。
入学前のイメージを良い意味で裏切る体験が多く、息子は「自分が成長していると実感できる学校」と話しています。カトリック校特有の行事や宗教教育も、生徒にとって新鮮な体験であり、心の成長にもつながっています。

3. 校内の雰囲気

サレジオ学院の校内は、規律正しさと自由な雰囲気が調和しており、生徒たちが安心して過ごせる環境が整っています。朝の挨拶運動では、校長先生や生徒が玄関前に立ち、元気よく登校する生徒を迎えます。この習慣が学校全体の温かい雰囲気を象徴しており、息子も「挨拶が自然とできるようになった」と話しています。
教師と生徒の距離が近く、授業中の質問も気軽にできる環境です。息子は「先生が生徒一人ひとりをしっかり見てくれる」と感じており、授業内容が分からないときにはすぐに相談しています。また、授業外でも教師が進路や学習方法について親身にアドバイスしてくれるため、生徒たちは安心して学べるようです。
校内のコミュニケーションルームやチャペルといった独自の施設も、生徒間や教師との交流を深める役割を果たしています。昼休みには友人同士でゲームを楽しむ生徒もいれば、チャペルで静かに過ごす生徒もおり、多様な過ごし方が許容されている点が魅力です。息子も「自分に合った時間の使い方ができる」と満足しています。
また、文化祭「ドンボスコ祭」やスポーツ大会といった学校行事では、生徒全員が参加し、クラスや学年を超えた交流が盛んに行われます。息子は文化祭の実行委員を務め、「みんなで一つの目標に向かう達成感がある」と話していました。このような行事が学校全体の一体感を高めています。
さらに、カトリック校ならではの優しさや協調性が根付いており、生徒間でのいじめが少ない点も大きな魅力です。息子は「友人関係に悩むことがなく、安心して過ごせる」と感じています。このような温かく協力的な校内の雰囲気が、生徒の健全な成長を支えています。

4. 教育の質

サレジオ学院中学校の教育の質は非常に高く、特に探究的な学びや実践的な授業が充実しています。「25歳の男づくり」という教育理念の下、生徒が単なる知識の詰め込みではなく、自ら考え、行動する力を養うことを目指しています。カリキュラムでは基礎学力の定着を重視しつつ、応用的な課題に挑む機会も豊富に提供されています。
理数系教育が特に充実しており、双眼実体顕微鏡や高度な実験機材を備えた生物室、化学室、物理室が生徒の探究心を刺激します。息子は理科の授業で「DNAの構造を観察する実験」を行い、教科書だけでは学べない具体的な体験を通じて学びの楽しさを実感したと言います。こうした設備の整った環境が、生徒の学びを深める大きな支えとなっています。
また、カトリック校ならではの道徳教育も特色の一つです。宗教の授業では、日常生活での倫理観や他者への思いやりを学ぶ機会があり、生徒の人格形成に寄与しています。息子は「日々の生活の中で自分の行動を振り返る習慣が身についた」と話しており、これが彼の考え方や行動に良い影響を与えています。
英語教育にも力を入れており、会話の授業や外国人講師による指導が行われています。国際教育プログラムの一環として、希望者には海外研修の参加が推奨され、グローバルな視点を養う機会が与えられます。息子も「英語の授業が楽しく、英検取得に向けたサポートも充実している」と評価しています。
さらに、キャリア教育として中高一貫の進路指導が行われており、生徒の将来像を明確にするサポートが手厚い点も特徴です。これにより、生徒は大学進学やその先のキャリアを意識しながら学びを進めることができます。このように、サレジオ学院では、生徒が学びを楽しみながら成長できる環境が整っています。

5. どのような経験を積めるか

サレジオ学院では、生徒が学問や部活動だけでなく、多様な経験を通じて成長する機会が豊富に用意されています。「25歳の男づくり」という理念に基づき、生徒が自らの行動に責任を持ち、社会で活躍するリーダーとなるための基礎を築くことを目標としています。
例えば、ボランティア活動が学校生活の一環として位置づけられています。生徒は地域社会との交流を通じて、他者に貢献する喜びや責任感を学びます。息子は老人ホームでのボランティア活動に参加し、「他人を思いやることの大切さ」を体験を通じて学んだと話していました。こうした活動が、生徒の人格形成や社会性の育成に大きく寄与しています。
また、探究型学習を通じて、好奇心を育みながら問題解決能力を磨く経験が積めます。課題研究の時間では、生徒が興味のあるテーマを選び、グループで議論や発表を行います。息子は「宇宙開発の未来」というテーマで研究を行い、発表準備を通じて論理的思考やコミュニケーション能力を身につけることができました。
国際教育も特徴的で、留学プログラムや異文化交流イベントを通じて、グローバルな視点を育む機会が提供されています。息子は外国人講師との英語ディスカッションを通じて、「自分の意見を英語で伝える力が伸びた」と感じています。このような国際経験が、将来の進路やキャリア形成に役立つスキルを養います。
さらに、校内行事や部活動を通じてリーダーシップや協調性を育む場面が多くあります。文化祭や体育祭では、生徒が主体的に企画・運営を行い、達成感を味わうことができます。このような経験が、生徒一人ひとりの将来像を明確にする助けとなっています。

6. 相性が良い生徒の傾向

サレジオ学院は、自主性と規律のバランスが取れた環境で学びたい生徒に最適な学校です。特に、自分の意見を持ちながら他者と協力できる生徒や、新しいことに挑戦したい意欲的な生徒に向いています。息子も「自由な雰囲気の中で、自分のやりたいことに集中できる」と話しており、学びと活動の両立ができる点に魅力を感じています。
また、理系に興味を持つ生徒には特におすすめです。理科の実験や課題研究が充実しており、自分の興味を深めることができます。息子の友人は物理が好きで、課題研究を通じて「宇宙エレベーターの可能性」について探究しており、学びの楽しさを実感しています。
カトリック校であるため、道徳的な価値観や規律を大切にする生徒とも相性が良い学校です。学校生活を通じて、「他者への思いやり」を学ぶことができ、温かい人間関係が育まれます。このような環境は、生徒の人間的な成長を促します。

7. 部活の特徴

サレジオ学院中学校では、運動部と文化部、さらに同好会を合わせて30種類以上の選択肢があり、生徒の多様な興味や関心に応える環境が整っています。すべての生徒が部活動に参加することが奨励されており、部活動を通じて仲間と協力しながら目標に向かう大切さを学ぶことができます。
運動部では、バスケットボール部やサッカー部、テニス部などが人気です。息子はバドミントン部に所属しており、練習試合や大会に向けた厳しい練習に取り組んでいます。「技術が向上するだけでなく、部員同士の絆も深まる」と話しており、競技への取り組みが心身の成長に寄与していると感じています。また、広大な人工芝のグラウンドや充実した体育館の設備も、生徒たちがのびのびと活動するための大きな支えとなっています。
文化部も非常に充実しており、吹奏楽部や自然科学部、鉄道模型部など、個性的な部活が多いのが特徴です。息子の友人は自然科学部でロボット制作を行っており、最先端の技術に触れる機会を得ています。「大会での発表を通じて自信がついた」と話しており、部活動が生徒の興味を広げる場となっています。さらに、同好会では将棋囲碁同好会やピアノの会といった活動が行われ、趣味を深める場として利用されています。

8. 校舎、施設の特徴

サレジオ学院の校舎や施設は、最新の設備と緑豊かな環境が整っており、生徒が快適に学び、成長できる場を提供しています。校舎は閑静な住宅街に位置し、騒音が少なく、落ち着いた雰囲気の中で学ぶことができます。
教室は広々としており、自然光がたっぷりと差し込む明るい空間が特徴です。理科の授業では、生物室や化学室、物理室が使用され、それぞれ高度な実験設備が整っています。特に双眼実体顕微鏡を使った観察や、化学実験での反応を学ぶ授業は、生徒の探究心を刺激します。また、1人1台のPCが用意されたパソコンルームでは、ICTを活用した授業が行われています。
運動施設も充実しており、人工芝のグラウンドや大規模な体育館が生徒たちに人気です。体育館はバスケットボールコート2面、バレーボールコート3面、バドミントンコート6面を備え、運動部の練習や大会がスムーズに行える環境です。さらに、カフェテリアでは栄養バランスを考慮した多様なメニューが提供され、食事を通じて健康管理も支えられています。
校内にはチャペルやドンボスコシアターもあり、これらの施設は学校行事や宗教教育の場として活用されています。息子はチャペルでのクリスマスミサに参加し、「特別な雰囲気の中で心が落ち着いた」と話していました。このような施設が、生徒の精神的な成長を支える役割を果たしています。
また、図書館には約2万冊の蔵書があり、静かな自習スペースも完備されています。息子は放課後によく図書館を利用しており、「集中して勉強できる」と気に入っています。学校全体で、生徒の学びと生活を支えるための細やかな配慮が行き届いていると感じます。

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サレジオ学院中学校の大学別合格実績(2024年度入試データ)

主要大学名偏差値合格者数
東京大学72.5 9名
京都大学72.5 4名
一橋大学70 8名
慶應義塾大学70 39名
早稲田大学70 63名
東京理科大学70 48名
筑波大学67.5 0名
上智大学65 24名
※合格者数は現役合格のみで、既卒生は含みません。
※出展: サレジオ学院中学校公式HP(https://www.salesio-gakuin.ed.jp/)
▶全ての大学別合格実績を見る ※公式サイトが開きます

サレジオ学院中学校とは

サレジオ学院中学校・高等学校は、神奈川県横浜市にある男子中高一貫校です。「徳・知・体」の調和を目指し、全人的な成長を支えるカトリック教育を行っています。学問における基礎力の定着と高い倫理観の育成を重視しており、海外留学や国際交流にも力を入れています。行事や部活動も充実しており、生徒一人ひとりが自己を発見し成長する機会が豊富です。

校内紹介動画

サレジオ学院中学校の基本情報

学校名サレジオ学院中学校
国公私立私立
共学・別学男子校
中高一貫教育中高一貫校(完全型)
住所神奈川県横浜市都筑区南山田3-43-1
公式サイト
※中高一貫校は、「完全型」(高校からの受け入れがなく、一つの学校で6年間学ぶ)、「併設型」(高校受験も併設し、4年からは内部進学生と高校入学生で構成)、「連携型」(複数の学校が連携して6年間継続的な教育が受けられる)に分類されます。

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【2025年度/令和7年度】入試情報・募集要項

入試日程【A試験】2025年2月1日(土)8:30
【B試験】2025年2月4日(火)8:30
試験科目国語、算数、社会、理科(面接なし)
出願期間1月5日(日)9:00~
【A試験】2025年1月30日(木)16時
【B試験】2025年2月3日(月)20時
合格発表日【A試験】2025年2月2日(日)10時
【B試験】2025年2月5日(水)10時
※最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。
▶募集要項を確認する ※公式サイトが開きます

学校説明会について

▶学校説明会を確認する ※公式サイトが開きます

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