最終更新日: 2025/01/08
慶應義塾普通部の評判、口コミ、入試情報
偏差値 | 学校評価 | 学校クチコミ | 大学合格実績 | 学校概要 | 募集要項 | アクセス
慶應義塾普通部
偏差値 68
※Aライン80偏差値(合格可能性80%に必要な偏差値)
在校生・卒業生による慶應義塾普通部の評価
総合評価: 90点 / 100点
自由度 | 慶應義塾普通部は「自主性」を重んじた環境で、生徒が自由に考え行動する機会を多く与えられています。スマートフォンの持ち込み制限や一定の規律はありますが、全体として規則は柔軟であり、生徒自身が自己管理を学ぶ良い機会が整っています。 |
教育の質 | 授業は知識の詰め込みではなく、自ら考え行動する力を育むスタイルです。理科のフィールドノートやレポート作成などの実践的な課題が特徴的で、大学推薦制度に直結する高い教育水準が維持されています。 |
施設の充実度 | 体育館、図書室、グラウンドなど、施設は総じて充実しており、水泳授業では慶應義塾大学の施設も活用します。校舎は全体的に整備されているものの、一部に古さを感じる箇所が見られる点でやや減点となりました。 |
部活の多様性 | 部会と呼ばれる部活動は学業と両立できる範囲で行われています。運動系、文化系問わず多様な選択肢が用意されており、大学関連の活動とも連携するユニークな部も存在します。 |
健全な明るさ(反いじめ) | 生徒間でのトラブルは少なく、全体的に協調的な雰囲気があります。教職員の目が行き届きやすい環境であり、生徒の困りごとに対応する仕組みも整っています。 |
在校生・卒業生と保護者の学校クチコミ(総括)
1. 志望理由
慶應義塾普通部を志望する理由には、大学附属校の安心感や自主性を育む校風が挙げられます。多くの保護者は、「受験に追われず、中学・高校時代を豊かに過ごしてほしい」という期待からこの学校を選びます。中学卒業後の進路はほぼ100%が附属の慶應義塾高校や慶應志木高校に進学し、その後慶應義塾大学への推薦が保証されるため、将来の進学への心配が少ない点が大きな魅力です。校風としては、自由でありながら「独立自尊」の精神を尊重しており、生徒自身が考え行動する力を育てる教育方針が支持されています。また、説明会や文化祭で見られる生徒の礼儀正しさや活気ある様子が、受験生や保護者に良い印象を与える重要な要素となっています。さらに、部活動や行事などの課外活動が充実しており、学業以外の面でも大きく成長できる環境が整っています。
特に、労作展と呼ばれる夏休みの自由研究は、生徒の創造力を育む場として評価が高く、独自の取り組みとして注目されています。また、横浜市の日吉キャンパス近くという利便性も志望理由の一つです。交通の便が良く、多方面から通学がしやすい点も保護者にとって安心材料です。
2. 入学して感じたこと、入学前の想像と違っていた点
入学前は「大学附属校」という点から、学業が軽く、自由度が高いイメージを持つ生徒も多いですが、実際には意外と厳しい部分があることを実感します。例えば、課題の多さや留年制度がある点は、入学後に初めて知る生徒もいます。労作展やフィールドノートといった独自の取り組みは一見楽しそうに見えますが、実際には真剣に取り組むことが求められます。一方、自由度の高い校風や教師と生徒の距離感の近さは、想像以上に心地よいものです。教師たちは生徒に寄り添いながらも、必要以上に干渉することはありません。この「適度な自由さ」が、生徒の自主性を伸ばす要因になっています。
部活動については、兼部が可能なため幅広い活動に参加できる点が魅力的です。慶應義塾大学の施設や教員とのつながりもあり、他校にはない経験が得られます。ただし、競技性の高い部活動よりも、学業優先の部活動が多い点は、入学前のイメージと異なる部分かもしれません。
全体的に、生徒たちの仲が良く、男子校特有の活気ある雰囲気が魅力的で、学校生活を楽しむ生徒が多いと感じます。学業と課外活動を両立しながら成長できる環境は、期待以上のものです。
3. 校内の雰囲気
慶應義塾普通部の校内は、男子校特有のエネルギッシュな雰囲気がありながらも、どこか落ち着きと知的な空気が漂っています。生徒たちはお互いに対してリスペクトを持ちつつ自由に交流し、友人関係は非常にオープンです。特定のグループに縛られることなく、自然体で付き合える環境が特徴です。部活動や学年横断の行事を通じて、学年を超えた仲間意識が強く育まれる点も魅力の一つです。男子校ならではの活気がある一方で、トラブルが少なく、穏やかな環境が整っています。教師と生徒の距離感が近く、何か問題があれば気軽に相談できる体制が整っているため、生徒は安心して学校生活を送ることができます。教員の対応は親しみやすく、必要に応じて的確なアドバイスが得られる点が高く評価されています。
また、学校行事や部活動が盛んなため、特に行事期間中は校内が活気に満ち溢れています。たとえば、運動会ではクラス一丸となって競技に取り組む姿が見られ、文化祭では生徒が主体となって準備を進める様子に充実感が感じられます。全体的に、学業と課外活動をバランス良く楽しむことができる環境が整っています。
4. 教育の質
慶應義塾普通部の教育は、「独立自尊」の精神に基づき、生徒の自主性と創造力を育むことを目的としています。授業は一方的な知識の伝達ではなく、生徒の能動的な学びを重視しており、特に理科のフィールドワークやレポート作成など実践的な取り組みが多いのが特徴です。このような学習スタイルにより、問題解決能力や論理的思考力を身につけることができます。また、慶應義塾全体での一貫教育が行われており、中学卒業後も継続して同じ教育方針のもとで学び続けられる点が安心材料です。大学附属校として、進学が保証されているため、過度な受験勉強に縛られることなく、中学時代を豊かに過ごせる環境が整っています。一方で、進級基準が厳しく、留年制度もあるため、生徒は学業に対して一定の責任感を持って取り組む必要があります。
特に特徴的なのは、夏休みの自由研究「労作展」や、理科フィールドノートの提出です。これらの課題を通じて、生徒はテーマを自ら設定し、計画を立てて深く掘り下げる力を養います。この過程で得られる経験は、生徒の知的好奇心を刺激し、自己表現力や探究心を育てる重要な機会となっています。
5. どのような経験を積めるか
慶應義塾普通部では、学業に加えて多彩な課外活動を通じて、生徒一人ひとりが貴重な経験を積むことができます。学校行事や部活動はもちろんのこと、独自の教育プログラムが生徒の成長を後押しします。特に「労作展」は生徒の創造性を発揮する場として高く評価されており、毎年ユニークな作品が多数提出されます。この取り組みは、自分で課題を見つけ、計画を立てて解決する力を育む絶好の機会です。部活動では、運動系から文化系まで幅広い選択肢があり、生徒の興味や関心に応じて活動が可能です。また、体育祭や文化祭などの行事では、生徒主体の企画運営を通じて、リーダーシップやチームワークを磨く機会が得られます。これらの活動を通じて、他者と協力することの大切さを学び、同時に自己表現の場としても活用することができます。
学業面では、進級基準が厳しい一方で、自己責任のもとで学ぶ環境が整っているため、自立心を育むことが可能です。教師陣のサポートを受けながら、自分のペースで学習を進めることができる点も特徴的です。これらの経験を通じて、生徒は学力のみならず人間的な成長を遂げることができます。
6. 相性が良い生徒の傾向
慶應義塾普通部に向いている生徒は、「自主的に学ぶ姿勢」を持ち、「自由な環境で自己成長を目指したい」と考えているタイプです。学校は、生徒に多くの選択肢を与え、それぞれが自分で考え行動することを推奨しています。そのため、指示待ちではなく、自分から行動する意欲のある生徒に適した環境です。一方で、「独立自尊」の精神に共感し、周囲と協力しながらも自分の価値観をしっかり持てる生徒にとっては、成長の場となるでしょう。また、課題や行事に対して真剣に取り組む姿勢が求められるため、物事を計画的に進められる生徒がより適応しやすいといえます。
男子校特有の活発さや自由な雰囲気が苦手でない限り、多くの生徒にとって魅力的な環境です。特に、学業だけでなく多様な経験を積みたいと考える生徒に最適な場です。
7. 部活の特徴
部会(部活動)は慶應義塾普通部の魅力の一つであり、運動系・文化系ともに幅広い選択肢があります。兼部が可能であるため、生徒は複数の興味を追求することができます。特に運動部では、ラグビー部やサッカー部が活発で、試合や練習を通じて競技力を高める一方で、チームワークを重視した活動が行われています。文化系の部会も盛んで、囲碁部や鉄道研究部など、個性的な活動内容を持つ部が人気です。文化祭での発表や大会出場を目標に活動する部も多く、生徒はそれぞれの興味を深めることができます。また、慶應義塾大学の施設を利用した活動もあり、他校では得られない経験ができます。
8. 校舎、施設の特徴
慶應義塾普通部の施設は、学習と課外活動の両面で生徒を支える充実した設備が整っています。キャンパス内には、体育館や図書室、広々としたグラウンドがあり、水泳授業では慶應義塾大学の温水プールを使用します。校舎は全体的に清潔で、落ち着いた雰囲気が漂っています。図書室には学術書から娯楽書まで幅広いジャンルの本が揃い、生徒が放課後に自習や読書に励む姿が見られます。また、教室内の設備も整っており、プロジェクターやインターネットを活用した授業が行われています。校舎の一部には古さを感じる部分もありますが、定期的な整備が行われており、学びの場としての快適さは十分です。
慶應義塾普通部の進学先
中学校の全課程を終え、普通部長の推薦を得ると、4つの高校(高等学校、志木高等学校、湘南藤沢高等部、ニューヨーク学院)の中から選択して進学することができます。 ▶詳細を見る ※公式サイトが開きます慶應義塾普通部とは
慶應義塾普通部は、神奈川県横浜市に位置する男子中学校です。福澤諭吉の教育理念「独立自尊」を基盤に、リベラルアーツ教育を展開しています。学問のみならず、人格形成にも重点を置き、部活動や行事で協調性やリーダーシップを養います。卒業後は原則として慶應義塾高校へ進学し、さらに大学への進学が保証されています。慶應義塾普通部の基本情報
学校名 | 慶應義塾普通部 |
国公私立 | 私立 |
共学・別学 | 男子校 |
中高一貫教育 | 中高一貫校(併設型) |
住所 | 神奈川県横浜市神奈川区六角橋1-5-1 |
公式サイト |
【2025年度/令和7年度】入試情報・募集要項
入試日程 | 2025年2月1日(土)8時20分 |
試験科目 | 筆記試験(国語・算数・社会・理科)、面接試問、体育実技 |
出願期間 | 2024年12月9日(月)10:00〜2025年1月12日(日)23:59 |
合格発表日 | 2025年2月2日(日)19時〜20時 |
学校説明会について
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