洛星中学・高等学校

最終更新日: 2025/01/08

洛星中学・高等学校の評判、口コミ、入試情報

偏差値 | 学校評価 | 学校クチコミ | 大学合格実績 | 学校概要 | 募集要項 | アクセス

洛星中学・高等学校の校舎

偏差値 63

※Aライン80偏差値(合格可能性80%に必要な偏差値)

在校生・卒業生による洛星中学・高等学校の評価

総合評価: 90点 / 100点

自由度
85点
教育の質
94点
施設の充実度
92点
部活の多様性
88点
健全な明るさ(反いじめ)
91点

自由度 洛星中学校は伝統と規律を重んじつつも、生徒の自主性を育む環境が整っています。特に宗教教育や文化祭・体育祭といった行事では、生徒が主体的に企画・運営することが奨励されています。一方で、進学校特有の規律が強調されるため、自由度に関してはバランスが取れているものの制限も見受けられます。学校生活は品格を重視し、礼儀や公共心の教育が徹底されています。
教育の質 洛星中学校は進学実績が非常に優れており、難関大学への合格率が高いことが特徴です。6年間の一貫教育プログラムでは基礎期・充実期・発達期に分けて生徒の成長に対応し、深い学びを提供しています。宗教教育を通じて倫理観を磨きつつ、専門的な知識や批判的思考力も養成される環境は全国でも高水準です。
施設の充実度 洛星中学校の施設は、モダンな設備と伝統を融合した設計が特徴です。ICTを活用できる教室や、文化活動の拠点となる芸術棟、運動施設も充実しています。特に「ヴィアトール講堂」やプール、テニスコートなどは多目的に利用可能で、生徒たちに快適な学びの空間を提供しています。一方で、周囲が市街地であるため自然環境はやや限定的です。
部活の多様性 スポーツや文化系のクラブが幅広く揃っており、生徒の個性や興味に応じた活動が可能です。特に陸上部やバドミントン部は府内でも目立った成績を収めており、文化系クラブも音楽や囲碁将棋など多彩な選択肢が揃っています。全国的な競技大会に参加するクラブも多く、バランスの取れた環境が魅力です。
健全な明るさ(反いじめ) 学校全体として生徒の協力を重視する文化が根付いており、いじめ防止策も徹底されています。特に宗教教育の一環として相互尊重を教える取り組みが功を奏しており、生徒間の信頼関係を深める場面が多く見られます。また、教員によるサポート体制も充実しており、生徒が安心して学校生活を送れる環境が整っています。

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在校生・卒業生と保護者の学校クチコミ(総括)

1. 志望理由

洛星中学校を志望する理由の一つは、京都を代表する中高一貫の進学校としての実績と、教育の質の高さにあります。同校はカトリックの教えを基盤とし、心・頭・体のバランスを重視する全人教育を掲げています。この方針は、学問だけでなく豊かな人間性を育むことを目的としており、多くの保護者が共感する点です。
進学実績は非常に高く、東大・京大をはじめとした難関大学への合格者数は京都でも群を抜いています。特に文系理系ともに大学受験を見据えたカリキュラムが整備されており、先進的な学びを受けられる環境が整っています。また、分割授業や少人数教育により、一人ひとりに合わせた丁寧な指導が行われる点も魅力です。
学校説明会では、施設の充実や生徒主体の活動についての説明があり、息子が学校行事や部活動に積極的に参加できる様子を想像できました。また、同校が立地する京都市北区の落ち着いた環境も、安心して通学させられる要因となりました。交通アクセスも便利で、バスや地下鉄を利用しての通学がしやすい点も志望理由の一つです。
さらに、宗教教育を通じて、他者への配慮や公共心を育てるカリキュラムが設けられており、これは日常生活にも大きな影響を与えます。このような教育方針が、家庭でのしつけと一致し、洛星中学校を志望する決め手となりました。

2. 入学して感じたこと、入学前の想像と違っていた点

入学してまず感じたのは、校内の落ち着いた雰囲気と、生徒同士の協力的な姿勢です。入学前は、進学校ゆえの厳しさや競争の激しさを想像していましたが、実際には、友人同士で教え合い、助け合う文化が根付いており、安心して学べる環境が整っています。
授業は高度な内容が含まれていますが、先生方が非常に丁寧に教えてくれるため、生徒の理解度が深まるよう工夫されています。たとえば、数学の授業では中学3年までに中学校課程を終え、高校内容に入るなど進度が早いですが、分割授業を活用して学力に合わせた指導が行われています。英語でもネイティブ教員による授業が週2回行われ、発音練習や英検対策が進むため、語学力の向上が期待できます。
また、宗教教育がカリキュラムに組み込まれており、これが生徒たちの思いやりや責任感を養う助けになっています。授業の一環としてキリスト教の価値観や社会問題について考える機会が多く、倫理観を育む教育が実践されています。
学校行事に関しても、文化祭や体育祭、修学旅行など、生徒主体で企画運営されるものが多く、息子も積極的に参加するようになりました。このような活動を通じて、リーダーシップやチームワークの重要性を学ぶことができ、学校生活全般において成長を実感しています。

3. 校内の雰囲気

洛星中学校の校内は、落ち着きと活気が絶妙に調和した環境です。中高一貫校として、中学生と高校生が自然に交流できる場が多く、年齢や学年を超えた連帯感が育まれています。生徒たちは真面目で向上心に溢れつつも、リラックスした雰囲気の中で学んでいる姿が印象的です。
カトリックの教えに基づき、相手を思いやる姿勢や礼儀が重視されています。朝の祈りや宗教の授業を通じて、他者への感謝や協力の精神が自然に培われます。また、校内は常に清潔に保たれており、生徒たち自身が環境整備を行うことで公共心や責任感を育んでいます。
いじめや派閥が少ない点も特徴の一つです。入学前には、「難関進学校ゆえの競争の激しさからトラブルが多いのではないか」と不安を抱く保護者もいますが、実際にはそのような心配は無用でした。生徒同士が互いを尊重し合い、クラス全体で一体感を持って取り組む文化が根付いています。
また、生徒会活動や文化祭、体育祭など、生徒主体の行事が活発に行われています。たとえば、文化祭では高校2年生が中心となり、展示や舞台発表、模擬店の運営を行い、来場者を迎え入れる責任を全うしています。こうした活動が、生徒たちの自主性や協調性を育む重要な場となっています。

4. 教育の質

洛星中学校の教育の質は、まさに「全国トップレベル」といえます。学年をまたいだ一貫したカリキュラム設計により、基礎から発展まで効率的に学ぶことが可能です。6年間を基礎期、充実期、発展期に分けて段階的に学力を伸ばすプログラムが実施されており、これが多くの卒業生を難関大学へと導く要因となっています。
数学と英語では特に授業時間が多く配分されており、週6時間以上の指導が行われます。たとえば、英語の授業ではネイティブ教員が少人数クラスを担当し、スピーキングやライティングの実践的スキルを磨く指導が行われています。また、数学では中学3年生の段階で高校内容に進むため、高校課程の学習を余裕を持って進められる体制が整っています。
カリキュラムは理論と実践をバランスよく組み合わせており、たとえば理科の授業では、3つの実験室を活用して観察や実験を通じた実践的な学びが行われています。さらに、補習や夏期講習も充実しており、個々の生徒の進度に応じたフォローがなされています。
また、古典文化にも触れる機会が豊富です。国語の授業では能や狂言の鑑賞が取り入れられ、文化的教養を深める活動が行われています。このような総合的な教育が、生徒一人ひとりの学力と人格形成を支えています。

5. どのような経験を積めるか

洛星中学校では、学業を中心にしながら、豊富な課外活動や行事を通じて、多様な経験を積むことができます。その基盤となるのが、全人教育を掲げたカトリック校としての理念です。学問、文化、スポーツ、そして社会貢献活動がバランスよく取り入れられており、生徒は多方面での成長機会を得られます。
学問の面では、少人数制授業や補習・講習を通じて基礎学力を徹底的に固める一方、発展的な内容にも挑戦できる体制が整っています。たとえば、理科の授業では最新設備を利用した実験を数多く行い、理論を実体験として理解する場が提供されています。英語では英検やスピーチコンテストの挑戦を奨励し、生徒の語学力を国際的なレベルに引き上げています。
課外活動では、宗教的価値観をベースにしたボランティア活動や地域貢献活動が盛んです。たとえば、インターアクトクラブでは高齢者施設の訪問や、点字教室を運営するなど、生徒たちが社会に出たときに必要な公共心を養う機会が与えられます。また、音楽活動も特色の一つで、ハンドベルや合唱団などが定期的に地域イベントに参加しています。
行事では、文化祭や体育祭といった生徒主体のイベントが充実しています。文化祭では、舞台発表や展示が行われ、創造力を発揮する場として生徒たちに親しまれています。これらの経験は、学問だけではなくリーダーシップやコミュニケーション能力を磨く絶好の機会となっています。

6. 相性が良い生徒の傾向

洛星中学校に適している生徒は、自主性を持ち、努力を厭わない性格の持ち主です。同校の自由度の高い環境では、自分で課題を見つけ、解決に向けて取り組む姿勢が求められます。また、カトリック校としての理念に共感し、他者への思いやりや社会貢献の意識を持つ生徒が学校生活を充実させやすいといえます。
たとえば、プロジェクト型学習やディスカッションが多く行われる授業では、積極的に発言し、他者と意見を共有する能力が求められます。このような活動に前向きに取り組む生徒は、洛星中学校での教育を最大限に活かすことができるでしょう。
さらに、勉強だけでなく、部活動や行事にも積極的に参加したいと考えている生徒に向いています。自由な校風の中でも、ルールを守り、仲間と協力して物事に取り組む姿勢が重要です。また、好奇心旺盛で、新しいことに挑戦する意欲がある生徒にとって、この学校は最適な場所です。

7. 部活の特徴

洛星中学校の部活動は、スポーツ系、文化系、学術系に幅広く分かれており、生徒一人ひとりが興味に応じて活動を選べる多様な環境が整っています。その中でも、生徒が主体的に運営することが求められる点が特徴です。部活動を通じて、リーダーシップや協調性を養いながら、新しいスキルに挑戦する場となっています。
スポーツ系では、サッカー部やテニス部、バスケットボール部などが人気で、地元や全国規模の大会で活躍する実績を持っています。特にテニス部は、南校地にある専用コートを利用して日々練習を重ねています。これらの部活動では、競技力向上とともに、仲間と協力することで絆を深めることができます。
文化系では、吹奏楽部やオーケストラ部が活動しており、校内外の演奏会でその成果を発表しています。オーケストラ部は、競技大会に出場せず「純粋に音楽を楽しむ」ことをモットーとしており、独自の活動方針が支持されています。また、ハンドベル部や美術部など、個人の技術や創造力を活かせる部活動も豊富です。
学術系では、科学部や天文部、数学研究部などがあり、全国的なコンテストでの優勝実績も少なくありません。たとえば、科学部では最新の実験設備を使用して研究を行い、定期的に学会発表を行っています。これにより、生徒は学問への興味を深め、研究成果を実践的に発表するスキルを磨くことができます。
さらに、同好会制度も充実しており、生徒が自発的に興味のあるテーマで活動を立ち上げられる仕組みが整っています。これにより、生徒たちは自分の興味や関心を自由に追求することができ、学校生活をさらに豊かにすることができます。

8. 校舎、施設の特徴

洛星中学校の校舎と施設は、学問の追求と生徒の多様な活動を支えるために非常に充実しています。校舎は、学校が大切にしている「知・徳・体」の調和を目指し、学業の向上だけでなく、心身の成長を促す設計がなされています。特に注目すべきは、教室の広さとその先進的な設備です。各教室は、広さ75㎡という余裕のあるスペースを誇り、これにより、生徒一人ひとりが快適に学べる環境が整っています。また、教室内には最新のICT設備が整備されており、電子黒板やプロジェクターを使用して、視覚的にも理解を深められる授業が行われています。このICT環境は、デジタル教材やオンラインコンテンツの活用を促進し、生徒が主体的に学び、情報技術を駆使した学びの場が提供されています。
校舎のデザインには、洛星中学校のカトリック精神を反映させた部分も多くあります。例えば、各教室には聖書の言葉やキリスト教の象徴的なアイコンが飾られており、心を落ち着け、精神的にも豊かな学びの場を提供しています。また、学校内の多くのスペースには自然光がふんだんに取り入れられ、明るく開放的な雰囲気を作り出しています。これにより、生徒たちは集中しやすく、また学びの環境としての質も高まっています。
さらに、校内には専用の施設も充実しており、特に体育館や運動場は広大で、スポーツ活動を盛んに行うことができます。体育館は、最新の設備が整っており、バスケットボールやバレーボールなどの団体競技だけでなく、舞台や音楽イベントにも使用できるようになっています。広い運動場は、サッカーやラグビーなどの球技を行うのに十分な広さがあり、屋外での活動にも十分に対応しています。
一方、学びの質を高めるために、図書館や自習室も非常に充実しています。図書館は、書籍だけでなく、電子書籍や学術資料にもアクセスできるようになっており、生徒たちは豊富な情報にアクセスすることができます。自習室は、静かな環境で集中して学べる場所として活用されており、放課後の学習を支えるために多くの生徒が利用しています。

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洛星中学・高等学校の大学別合格実績(2024年度入試データ)

主要大学名偏差値合格者数
東京大学72.5 3名
京都大学72.5 32名
一橋大学70 2名
慶應義塾大学70 3名
早稲田大学70 2名
東京理科大学70 6名
筑波大学67.5 1名
上智大学65 0名
※合格者数は現役合格のみで、既卒生は含みません。
※出展: 洛星中学・高等学校公式HP(https://www.rakusei.ac.jp/)
▶全ての大学別合格実績を見る ※公式サイトが開きます

洛星中学・高等学校とは

洛星中学・高等学校は、京都市にあるカトリック系の男子中高一貫校で、1956年に創立されました。「隣人愛と真理探究」を理念とし、知識だけでなく倫理観や奉仕精神を育む教育を行っています。進学実績も優れ、特に京都大学や医学部への合格者が多い点が特徴です。文化祭や体育祭などを通じて、生徒たちは学業とともに協調性やリーダーシップを磨いています。

校内紹介動画

洛星中学・高等学校の基本情報

学校名洛星中学・高等学校
国公私立私立
共学・別学男子校
中高一貫教育中高一貫校(完全型)
住所京都府京都市北区小松原南町33
公式サイト
※中高一貫校は、「完全型」(高校からの受け入れがなく、一つの学校で6年間学ぶ)、「併設型」(高校受験も併設し、4年からは内部進学生と高校入学生で構成)、「連携型」(複数の学校が連携して6年間継続的な教育が受けられる)に分類されます。

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【2025年度/令和7年度】入試情報・募集要項

入試日程【前期日程】1月18日(土)
【後期日程】1月23日(木)
試験科目4教科型(国語・算数・理科・社会)
3教科型(国語・算数・理科)
出願期間【前期日程】2024年12月9日(月)〜2025年1月7日(火)
【後期日程】2025年1月19日(月)17時〜2025年1月22日(水)17時
合格発表日【前期日程】1月19日(日)
【後期日程】1月25日(土)
※最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。
▶募集要項を確認する ※公式サイトが開きます

学校説明会について

▶学校説明会を確認する ※公式サイトが開きます

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在校生・卒業生と保護者の学校クチコミ(抜粋)

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