最終更新日: 2025/01/08
中央大学附属中学校・高等学校の評判、口コミ、入試情報
偏差値 | 学校評価 | 学校クチコミ | 大学合格実績 | 学校概要 | 募集要項 | アクセス
中央大学附属中学校・高等学校
偏差値 64
※Aライン80偏差値（合格可能性80％に必要な偏差値）
在校生・卒業生による中央大学附属中学校・高等学校の評価
総合評価: 93点 / 100点
| 自由度 | 中央大学附属中学校は、「自主・自治・自律」を教育理念に掲げ、生徒が主体的に行動できる環境を整えています。生徒自らがテーマを設定して取り組む「教養総合」の授業では、探究心を育む学びが行われています。また、内部進学を目指す学業環境の中でも、個人の興味を尊重した柔軟なカリキュラムが特徴的です。規律を重視しつつも、生徒が自由に挑戦できる機会が多く提供されています。 |
| 教育の質 | 教育の質は非常に高く、中央大学への内部進学率が高いことが大きな魅力です。理数教育やグローバル教育に力を入れており、スーパーサイエンスハイスクール（SSH）の指定校として、高度な理系教育が展開されています。また、英語教育では多文化理解を重視したプログラムが実施され、卒業時に幅広い進路選択が可能となる環境が整っています。 |
| 施設の充実度 | 同校の施設は全国でもトップクラスの充実度を誇ります。広々とした図書館には約20万冊の蔵書があり、学習や調べ物に最適です。さらに、6室の理科実験室や最新のICT機器を完備した教室、多目的ホールなどがあり、学習環境が非常に整っています。また、柔道場や剣道場、グラウンドなど運動施設も充実しており、生徒の成長を総合的に支えています。 |
| 部活の多様性 | 部活動は運動系から文化系まで幅広い選択肢があり、生徒の多様な興味に対応しています。科学研究を行う部や、ESS（英会話部）など、学問や知的好奇心を刺激するクラブ活動も盛んです。全国大会に出場する運動部もあり、競技志向の生徒にも適した環境です。また、活動時間の管理が適切で、学業との両立がしやすい点も評価されています。 |
| 健全な明るさ（反いじめ） | 同校は、いじめ防止のための取り組みが非常に徹底されており、生徒と教員の間に密接なコミュニケーションが図られています。縦割りの活動や学校行事では、生徒間の交流が盛んに行われ、協力する力が育まれる環境が整っています。安全で健全な学びの場として、在校生や保護者からの信頼も厚いです。 |
在校生・卒業生と保護者の学校クチコミ（総括）
1. 志望理由
中央大学附属中学校を志望する理由として最も多く挙げられるのは、「自由で伸び伸びとした校風」と「中央大学への内部進学制度」の2点です。同校は、自由な雰囲気を大切にしており、生徒が自主性を持って学びや活動に取り組む環境が整っています。保護者からは、説明会や見学会で感じた生徒たちの素直さや礼儀正しさが高く評価されており、安心して通わせられる学校として選ばれています。また、大学附属校として、MARCHグループの中でも評判の高い中央大学へ進学できる点も大きな魅力です。学校見学では、施設の充実ぶりと、明るく元気な生徒たちの様子が印象的だという声が多いです。特に、校庭や図書館の使いやすさ、生徒同士の仲の良さが保護者と受験生に好感を持たれる要素となっています。一方で、進学に関しては「ただエスカレーターで進学できるわけではなく、学業にしっかり取り組む必要がある」との説明があり、努力を重視する校風に納得する家庭が多いです。
また、都内でも緑豊かな小金井市に位置しており、静かで落ち着いた環境の中で学べる点も魅力の一つです。通学面ではアクセスも良く、幅広い地域から通学する生徒が集まるため、多様な価値観を持った友人との交流が期待できます。
2. 入学して感じたこと、入学前の想像と違っていた点
入学してまず感じるのは、校則の緩さと自主性が尊重される環境です。制服の指定はあるものの、それ以外の校則は非常にシンプルで、生徒の自主的な判断に委ねられている部分が多いです。この点は「自由」と評される校風を象徴しており、多くの生徒がその中で自己管理能力を伸ばしています。ただし、自由があるからこそ、勉強や活動に対する意識の低い生徒にとっては厳しい場面もあり、想像以上に自己責任が求められる学校だと感じることもあります。また、進学面では、附属校といえども一定の成績を維持しなければ内部推薦が保証されないため、入学前に抱いていた「附属校は楽」というイメージが覆されることがあります。しかし、教師陣は生徒一人ひとりにしっかり向き合い、苦手な科目の克服や進路選択に対するサポートが手厚いため、最終的には安心して学ぶことができる環境です。
部活動や行事に関しては、非常に活発で生徒同士の結びつきが強いことに驚く声が多いです。中高一貫校のため、上級生と下級生の関係が良好で、先輩からのサポートを通じて新しい環境にすぐ馴染むことができます。
3. 校内の雰囲気
中央大学附属中学校の校内は、自由でありながら活気にあふれた雰囲気が特徴的です。生徒たちは自主性を尊重されており、自分たちのペースで学びや活動に取り組む姿勢が見受けられます。校則が比較的緩やかなため、生徒は自然体で過ごすことができ、学校生活を楽しんでいる様子が伺えます。一方で、全体的に落ち着いた雰囲気が保たれており、騒がしさを感じることは少ないです。また、クラス内での仲の良さが特徴で、学年を超えた友人関係も多く見られます。行事や部活動を通じて築かれる絆が、校内の和やかで協力的な雰囲気を生み出しているといえます。特に体育祭や文化祭では、生徒たちが自発的に準備を進め、成功に向けて団結している様子が印象的です。
教師と生徒の距離が近く、授業中や放課後に気軽に質問や相談ができる環境も、校内の温かさを感じさせるポイントです。こうした雰囲気が、生徒の成長と充実した学校生活に大きく寄与しています。
4. 教育の質
教育の質は、基礎学力の定着と応用力の育成に重点を置いたカリキュラムが特徴です。特に、英語教育には力を入れており、中学校卒業までに英検準2級以上の取得を目指すカリキュラムが組まれています。授業では英語を実践的に使う機会が多く、生徒の英語力を確実に引き上げる仕組みが整っています。進学指導については、内部推薦だけでなく外部進学希望者へのサポートも手厚く行われています。附属校としての安定した進路だけでなく、難関大学や国公立大学への進学を目指す生徒にも対応できるよう、個別指導や補習が実施されています。これにより、生徒それぞれが自分に合った進路を選択することが可能です。
さらに、授業外での課題や宿題の量は多めで、計画性が求められますが、教師のフォローが行き届いているため、遅れを取る生徒も安心して学べる環境です。教育方針としては、生徒の自主性を尊重しつつ、必要なサポートを提供することで、生徒が主体的に学ぶ力を身につけられるよう配慮されています。
5. どのような経験を積めるか
中央大学附属中学校では、学業だけでなく、さまざまな体験を通じて成長する機会が豊富にあります。特に、行事や部活動に積極的に取り組む環境が整っており、生徒一人ひとりが自らの興味や目標に向けて挑戦できる場が用意されています。例えば、文化祭や体育祭では、生徒が主体となって計画・運営を行い、チームで成果を上げることの楽しさを学ぶ機会となっています。また、海外研修や英語関連のイベントを通じて、グローバルな視点を育む経験も可能です。進学面では、中央大学への内部進学が可能な点が大きな特徴であり、希望する生徒の多くが大学までの一貫した教育を受けられる安心感を持っています。一方で、外部受験を目指す生徒へのサポートも充実しており、それぞれの進路に応じた柔軟な教育体制が整っています。これにより、生徒は自分の目指すキャリアに向けた具体的な道筋を描くことができます。
さらに、同校の自由な校風の中で、自ら考え行動する力を養うことができます。これらの経験を通じて、卒業後にはリーダーシップや協調性を持ち、社会で活躍できる人材として成長する基盤を築くことが期待されています。
6. 相性が良い生徒の傾向
中央大学附属中学校に向いているのは、自主性を持ち、自由な環境の中で自分のペースで成長したいと考える生徒です。同校では、生徒一人ひとりの個性を尊重する校風があり、個人の興味や目標を伸ばすことができるため、積極的に学びたいという姿勢を持つ生徒に適しています。また、行事や部活動が盛んなため、仲間と協力しながら物事に取り組むことが好きな生徒にも向いています。一方で、規律や課題に対する自己管理能力が求められるため、計画的に学習を進められる生徒が学校生活を楽しむことができるでしょう。特に、内部進学を希望する場合でも一定の成績が必要なため、努力を続けられる意欲が重要です。また、多様な生徒が集まる環境であるため、異なる価値観や文化を受け入れられる柔軟性を持つことも重要なポイントとなります。
逆に、あまり自分で計画を立てることが得意ではない生徒や、管理型の厳しい校風を求める家庭には合わない場合があります。このような特性を理解した上で、学校説明会や見学を通じて、自分に合った環境かどうかを見極めることが大切です。
7. 部活の特徴
部活動は運動部と文化部の両方が充実しており、生徒の多くが何かしらの部活に所属しています。運動部では、サッカー部やバスケットボール部が人気で、都大会や区大会での実績もあり、活発な活動が特徴です。一方で、文化部では、吹奏楽部や演劇部が特に目立っており、文化祭や地域のイベントなどで発表の機会が多く、生徒たちが創造力を発揮しています。また、部活動は中学生と高校生が一緒に活動することが多いため、学年を超えた交流が盛んです。先輩が後輩を指導する機会も多く、部活を通じてリーダーシップやチームワークを学ぶ場にもなっています。さらに、活動時間は学業との両立を考慮して適切に設定されており、生徒たちは無理なく両立を図ることができます。
初心者でも参加しやすい雰囲気があり、新しいことに挑戦したい生徒にとって魅力的な環境です。このように、部活動を通じて得られる経験は、生徒の学校生活をさらに充実させる重要な要素となっています。
8. 校舎、施設の特徴
中央大学附属中学校の校舎や施設は、モダンで機能的なデザインが特徴です。特に、各教室には電子黒板やプロジェクターが設置されており、ICTを活用した授業が日常的に行われています。これにより、効率的な学びが提供されるだけでなく、生徒たちの興味や好奇心を引き出す工夫が施されています。図書館は広々としており、静かな環境で集中して学習ができるスペースが確保されています。また、自習室も完備されており、放課後には多くの生徒が利用しています。体育館やグラウンドも広く、運動部の活動や体育の授業が十分に行える環境です。さらに、カフェテリアでは多様なメニューが提供され、生徒たちのランチタイムを充実させています。
学校周辺は自然豊かで落ち着いた環境にあり、学業に集中できる雰囲気が整っています。これにより、生徒たちは快適で充実した学校生活を送ることができます。校内の整備も行き届いており、安全で清潔な環境が保たれている点も、保護者から高く評価されています。
中央大学附属中学校・高等学校の進学先
中央大学へは毎年、内部推薦を希望する生徒のほとんどが進学。約15%の生徒が国公立大学や他の私立大学に進んでいます。高等学校入学後の１年次１学期から３年次２学期までの定期試験ならびに学力テストの総合得点から推薦成績がつくられ、推薦順位の高い生徒から希望の学部・学科を選択することができます。また、学校推薦型選抜や総合型選抜などによって、中央大学以外の大学への進学を目指すことも可能です。 ▶詳細を見る ※公式サイトが開きます
中央大学附属中学校・高等学校とは
中央大学附属中学校・高等学校は、東京都小金井市に位置する中高一貫校で、中央大学の附属校として、大学進学を見据えた教育を提供しています。「自主・自律」を教育理念に掲げ、学力だけでなく、多様な社会で生き抜く力を育むことを目指しています。卒業後は、中央大学への進学が保証されており、生徒一人ひとりに適した進路指導が行われます。クラブ活動や学校行事も活発で、生徒たちは充実した学校生活を送っています。校内紹介動画
中央大学附属中学校・高等学校の基本情報
| 学校名 | 中央大学附属中学校・高等学校 |
| 国公私立 | 私立 |
| 共学・別学 | 共学 |
| 中高一貫教育 | 中高一貫校（完全型） |
| 住所 | 東京都小金井市貫井北町3-22-1 |
| 公式サイト | |
【2025年度/令和7年度】入試情報・募集要項
| 入試日程 | 【第1回】2025年2月1日（土） 【第2回】2025年2月4日（火） |
| 試験科目 | 国語､算数､社会､理科（面接なし） |
| 出願期間 | 【第1回】2025年1月10日（金）～2025年1月24日（金）14:00 【第2回】2025年1月25日（土）～2025年2月3日（月）14:00 |
| 合格発表日 | 【第1回】2025年2月2日（日）6:00 【第2回】2025年2月5日（水）6:00 |
学校説明会について
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