「広尾学園中学校・高等学校」と「筑波大学附属中学校・高等学校」の比較・違い

                       
広尾学園中学校・高等学校 比較項目 筑波大学附属中学校・高等学校
69 偏差値 69
共学 共学・別学 共学
東京都港区南麻布5-1-14 住所 東京都文京区大塚3-29-1
広尾学園中学校・高等学校は、東京都港区にある共学校で、国際教育と先進的な学びを実現する多彩なプログラムが魅力です。インターナショナルコースを設置し、バイリンガル教育や海外留学を推進しており、グローバル人材の育成に力を入れています。多様なキャリア教育や先進的なICT教育にも取り組み、生徒一人ひとりが自らの目標を達成できる環境を提供しています。 学校概要 筑波大学附属中学校・高等学校は、東京都文京区にある国立中高一貫校です。研究教育の一環としての実践校である点が特徴で、「自由闊達」を校風に、挑戦と創造の精神を育成します。スーパーサイエンスハイスクール(SSH)にも指定され、科学教育や国際教育が充実しています。生徒の自主性を重んじる教育環境と、進学実績で高い評価を得ています。
東京大学: 9名
京都大学: 3名
一橋大学: 8名
慶應義塾大学: 80名
早稲田大学: 117名
東京理科大学: 84名
上智大学: 112名
筑波大学: 2名
合格実績 2024年 東京大学: 28名
京都大学: 5名
一橋大学: 4名
慶應義塾大学: 79名
早稲田大学: 52名
東京理科大学: 48名
上智大学: 29名
筑波大学: 3名
90点 総合評価点 87点
88点 自由度 85点
94点 教育の質 90点
85点 施設の充実度 95点
90点 部活の多様性 75点
93点 健全な明るさ(反いじめ) 90点
広尾学園中学校の教育は、国内外の進学に対応する高度なカリキュラムが特徴です。特に英語教育では、生徒一人ひとりのレベルに合わせた授業が行われ、ディスカッションやプレゼンテーションを重視した内容となっています。息子も「ただ話すだけでなく、内容を考える力がつく」と言っており、英語力の向上を実感しています。 理系教育も充実しており、医進・サイエンスコースでは最新の設備を活用した実験が行われます。息子は化学の実験が大好きで、学校で初めて本格的な実験器具に触れ、「本物の研究者になった気分」と話していました。また、探究型学習が導入されており、生徒が自らテーマを設定して研究を進めるスタイルが評価されています。 補習や再試験などのフォロー体制も充実しており、つまずきやすい科目でしっかりサポートが行われます。息子も数学で苦手な部分があった際、先生が個別に時間を取って指導してくれたことで、克服できたと言っています。 進学実績も年々向上しており、国内の難関大学だけでなく、海外の有名大学への進学者数も増加しています。この実績は、生徒の努力だけでなく、学校全体の教育方針とサポート体制の成果と言えるでしょう。 教育の質 筑波大学附属中学校の教育の質は非常に高く、学問への興味を引き出すカリキュラムが特徴です。授業内容は基礎学力を重視しつつも、教養主義的な内容が含まれており、生徒の視野を広げることを目的としています。特に、社会科や理科では現代社会の課題をテーマにした討論が行われ、生徒が自分の意見を論理的に述べる力を養います。 また、学力面だけでなく、自己表現力や問題解決能力の向上も重視されています。例えば、国語の授業では、文学作品の読解だけでなく、自分の考えをエッセイやプレゼンテーションの形で表現する課題が課されます。これにより、文章力や発信力が育成されます。 テストや課題の水準も高く、自主学習を継続する力が求められるため、学力向上に繋がる環境が整っています。一方で、分からないことがあればいつでも質問できる環境があり、先生方の対応が丁寧である点も特徴です。教育内容が受験だけに偏らず、生徒の学びたい気持ちを尊重していることが、この学校の大きな魅力です。
広尾学園中学校の校内は、国際的で活気に満ちた雰囲気が感じられます。生徒たちは自分らしく過ごしながらも、授業や部活動に真剣に取り組んでおり、学ぶ意欲が高い環境です。息子も「みんなが自分のペースでやりたいことをしている」と話しており、この自由な雰囲気が学校全体に広がっていることが伺えます。 帰国子女や多国籍な生徒が多い点も校内の特徴です。文化の違いを自然に受け入れる姿勢が生徒たちの間で培われており、異なる価値観を尊重する空気が漂っています。息子は入学当初、「自分の考えが他の人と違っていても全然気にならない」と感じたようで、自信を持って発言するようになりました。また、英語でのコミュニケーションが盛んなため、自然とスピーキングスキルが向上しているようです。 学校行事も盛り上がりを見せる場面が多く、文化祭では生徒たちが主体となって活動を進めています。息子は科学部で展示を行い、訪問者の前で説明をすることで、大きな達成感を得ました。また、ディベート大会やスピーチコンテストなど、学内外のイベントが豊富で、生徒が自分の力を試せる機会が多い点も特徴です。 先生と生徒の距離感も近く、授業外での相談や雑談が自然に行われています。息子も「先生に分からないことをすぐ聞けるし、話していて楽しい」と言っており、信頼関係が築かれています。いじめについてのクチコミもほとんど見られず、生徒間の関係は良好で、安心して過ごせる環境が整っています。 総じて、広尾学園中学校の校内は、自由でありながらも規律があり、生徒が自分らしく成長できる空間と言えます。 校内の雰囲気 校内は穏やかで落ち着いており、過剰な競争心を煽るような雰囲気は感じられません。生徒同士の関係は良好で、「個」を尊重する文化が根付いています。例えば、得意分野や趣味が異なる生徒同士が自然と交流し、それぞれの違いを認め合う環境が整っています。これは、「自治」を重んじる校風が生徒一人ひとりに浸透している結果だと感じます。 また、学校行事では全体の一体感が際立ちます。特に体育祭や文化祭では、生徒が自主的に企画や運営を行い、クラス全員で協力して目標を達成する姿が見られます。こうした行事を通じて、仲間との絆が深まり、学校生活全体がより充実したものになります。 クチコミでも指摘されるように、外部生と内部生の間には最初やや距離を感じることがあるようです。しかし、行事や日々の活動を通じて互いに打ち解けていくため、大きな問題には発展しません。先生方も生徒一人ひとりに目を配り、困りごとがあれば迅速に対応してくれるため、安心して過ごせる環境です。
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