最終更新日: 2025/01/08
南山高等学校・中学校女子部の評判、口コミ、入試情報
偏差値 | 学校評価 | 学校クチコミ | 大学合格実績 | 学校概要 | 募集要項 | アクセス
南山高等学校・中学校女子部
偏差値 63
※Aライン80偏差値（合格可能性80％に必要な偏差値）
在校生・卒業生による南山高等学校・中学校女子部の評価
総合評価: 83点 / 100点
| 自由度 | 南山中学校女子部は、校則が比較的緩やかで、生徒の自主性を尊重する風土があります。 例えば、髪型や持ち物に関する厳しい制約はなく、放課後の寄り道も許可されています。 このような自由な環境は、生徒の自己管理能力や責任感を育む一方で、自己判断が求められる場面も多くなります。 そのため、生徒自身が自律的に行動できる力を養うことが期待されます。 |
| 教育の質 | 同校は、特に英語教育に力を入れており、ネイティブスピーカーの教員による授業が日常的に行われています。 1日に英語の授業が複数回あることも珍しくなく、高い語学力を身につける環境が整っています。 また、課題や小テストが多く、生徒同士が見えないところで努力を重ねている様子が伺えます。 このような学習環境は、生徒の学力向上に寄与し、難関大学への進学実績にも反映されています。 |
| 施設の充実度 | キャンパス内の施設は清潔で整備が行き届いており、特に図書館の充実度が高いと評価されています。 一方で、体育館下のプールが修理されていないなど、一部の施設に改善の余地があるとの声もあります。 しかし、全体的には学習や部活動に必要な設備が揃っており、生徒たちは快適な環境で学校生活を送っています。 |
| 部活の多様性 | 部活動は週3回の活動が基本で、楽しむことを重視した内容となっています。 そのため、競技志向の生徒には物足りなさを感じる場合もありますが、文化部や学術系の活動では全国レベルの実績を持つ部も存在します。 また、複数の部活動を経験することも可能で、生徒の興味や関心に応じて多様な経験を積むことができます。 |
| 健全な明るさ（反いじめ） | いじめが少なく、生徒同士が尊重し合う風土が根付いています。 スタンスの合わない生徒がいても、攻撃することなく適切な距離を保つなど、成熟した対応が見られます。 また、先生方のサポート体制も充実しており、生徒一人ひとりの様子を細やかに見守っています。 このような環境は、生徒の健全な成長を促す要因となっています。 |
在校生・卒業生と保護者の学校クチコミ（総括）
1. 志望理由
南山中学校女子部を志望する理由として、多くの生徒や保護者が挙げるのは、同校の高い学力水準と充実した教育環境です。愛知県内でもトップクラスの偏差値を誇り、特に英語教育に力を入れている点が魅力とされています。ネイティブの教員による授業や、1日に複数コマの英語の授業が組まれることもあり、国際的な視野を広げたいと考える生徒にとって最適な環境です。また、カトリックの精神に基づく教育方針も志望理由の一つです。人間性を重んじ、他者への思いやりや奉仕の精神を育む教育が行われており、これらの価値観に共感する家庭からの支持を集めています。
さらに、校則の自由度が高く、生徒の自主性を尊重する校風も魅力的です。髪型や持ち物に関する厳しい規則はなく、放課後の寄り道も許可されているため、生徒たちはのびのびと学校生活を送ることができます。このような環境で自己成長を遂げたいと考える生徒や保護者にとって、南山中学校女子部は非常に魅力的な選択肢となっています。
2. 入学して感じたこと、入学前の想像と違っていた点
入学前は、南山中学校女子部の生徒は皆、勉強一筋で堅苦しい雰囲気があるのではないかと想像していました。しかし、実際に入学してみると、生徒たちは非常にフレンドリーで、多彩な興味や才能を持つ個性豊かな人々が集まっていることに驚きました。勉強だけでなく、部活動や趣味にも熱心に取り組む姿勢が見られ、文武両道を実現している生徒が多いと感じます。また、校則が厳しいのではないかという不安もありましたが、実際には生徒の自主性を尊重する自由な校風であることが分かりました。髪型や持ち物に関する制約も少なく、自分らしさを大切にしながら学校生活を送ることができます。このような環境は、生徒一人ひとりの個性や才能を伸ばすのに適していると感じました。
さらに、英語教育に関しても、想像以上に充実していると感じました。ネイティブの先生による授業や、1日に複数の英語の授業が組まれるなど、実践的な英語力を養う機会が豊富に提供されています。これにより、国際的な視野を持つことができ、将来の進路選択の幅が広がると実感しています。
3. 校内の雰囲気
南山中学校女子部の校内は、落ち着いた雰囲気と活気が調和した環境です。生徒たちは礼儀正しく、互いに尊重し合う文化が根付いています。いじめの報告はほとんどなく、もし意見の相違があっても、攻撃的な行動に出ることはなく、適切な距離感を保つことで解決しています。このような成熟した人間関係は、生徒たちの精神的な成長を促しています。また、部活動や学校行事も盛んで、生徒たちは積極的に参加しています。特に文化部の活動が活発で、全国レベルの成果を上げている部も存在します。一方で、運動部も生徒たちの努力により、徐々に実績を積み上げています。これらの活動を通じて、生徒たちは協調性やリーダーシップを養っています。
さらに、先生方との関係も良好で、授業中だけでなく、休み時間や放課後にも気軽に相談できる雰囲気があります。先生方は生徒の自主性を尊重しつつ、必要なサポートを提供してくれるため、生徒たちは安心して学業や課外活動に取り組むことができます。
4. 教育の質
南山中学校女子部の教育の質は、非常に高い評価を受けており、特に英語教育が充実している点が特徴的です。同校ではネイティブスピーカーの教員が多く在籍しており、英語の授業はすべて実践的な内容で構成されています。授業は英会話だけでなく、英語でのディベートやプレゼンテーションを取り入れており、生徒たちは聞く・話す・読む・書くの4技能をバランスよく向上させることができます。また、1日に複数コマの英語授業が組まれるカリキュラムが特徴で、生徒たちは自然と英語に慣れ親しむことができます。英語検定試験（英検）やTOEFLなどの資格取得に向けたサポートも手厚く、これにより多くの生徒が高い英語力を持つようになります。英語以外の教科においても、基礎学力の定着を重視しながら、応用力を育てる教育が行われています。数学では、生徒一人ひとりの習熟度に応じた指導が行われ、基礎から発展的な内容まで幅広く対応しています。また、理科では実験を多く取り入れた授業が行われており、教科書の内容を体感的に理解できるよう工夫されています。このような実践的な学びにより、生徒たちは「なぜそうなるのか」を深く考える力を養うことができます。一方で、文系科目ではディスカッションやエッセイ作成を取り入れた授業が多く、論理的思考や表現力を鍛える機会が豊富です。
5. どのような経験を積めるか
南山中学校女子部では、学業と課外活動の両方を通じて、多彩な経験を積むことができます。まず、日常の授業では単に知識を学ぶだけでなく、それを活用する力を養うことを重視しています。特に英語教育に力を入れており、英語ディベートやプレゼンテーションといった活動を通じて、国際的な場面で活躍するためのスキルを身につけることができます。また、理科や数学では、科学オリンピックや研究プロジェクトに挑戦できる機会が提供され、問題解決能力を育む経験を積むことが可能です。さらに、南山中学校女子部ではカトリックの精神に基づき、他者への思いやりや奉仕の精神を育む教育が行われています。たとえば、地域社会に貢献するためのボランティア活動や、国内外の課題に取り組む社会貢献プロジェクトがカリキュラムに組み込まれています。こうした活動を通じて、生徒たちは自分たちの役割や使命について深く考える機会を得ることができます。
卒業後の進路としては、国内外の難関大学への進学が可能であり、これを目指すためのサポートも充実しています。同校の卒業生の多くが、リーダーシップや協調性を持ち、さまざまな分野で活躍しています。こうした多彩な経験を積むことで、生徒たちは自己の可能性を最大限に引き出し、将来社会で自信を持って挑戦できる人材へと成長していきます。
6. 相性が良い生徒の傾向
南山中学校女子部は、自主性と協調性を重んじる教育方針を持つ学校であるため、責任感が強く、主体的に行動できる生徒と相性が良いと言えます。同校では、自由度の高い校風の中で自ら考え、行動することが求められます。そのため、自分で時間を管理し、目標を持って努力できるタイプの生徒が成長を遂げやすい環境です。また、学問や課外活動に積極的に取り組む意欲があり、多様なことに挑戦してみたいという好奇心旺盛な生徒にとっても最適です。さらに、南山中学校女子部はカトリックの精神に基づいた教育を行っているため、他者への思いやりや奉仕の心を持つことができる生徒に向いています。他者との調和を大切にし、協力して物事を成し遂げることが好きな生徒は、学校生活をより充実させることができるでしょう。
一方で、自由な校風だからこそ、自己管理能力が求められます。そのため、指示を待つだけでなく、自分で計画を立てて実行できることが重要です。こうした能力がまだ十分でない場合でも、学校生活を通じて徐々に成長することが可能です。同校の環境に適応することで、生徒は自らの可能性を広げ、学業と人格の両面で大きな成長を遂げることができます。
7. 部活の特徴
南山中学校女子部の部活動は、文化系・運動系ともに多岐にわたる選択肢があり、生徒一人ひとりの興味や適性に合った活動を見つけやすい環境です。文化系では、吹奏楽部や茶道部、美術部などの人気が高く、特に吹奏楽部は全国大会への出場経験があるなど、実績を重ねています。茶道部や華道部では、日本の伝統文化を学びながら礼儀作法を身につけることができ、これが学校の品格教育と直結しています。運動部においては、バレーボール部やバスケットボール部が活発に活動しています。これらの部活は、全国大会を目指すハイレベルな練習ではありませんが、部員全員が楽しみながら取り組める環境が整っています。また、テニス部や陸上部などの個人競技にも力を入れており、生徒の努力次第で大会での活躍も期待できます。
部活動は週に3〜4回の活動が基本となっており、学業との両立を考慮したスケジュールが組まれています。これにより、生徒は勉強にも集中しつつ、部活動を通じて仲間と絆を深め、充実した学校生活を送ることができます。こうした活動を通じて、生徒たちは協調性や責任感、努力する姿勢を育むことができます。
8. 校舎、施設の特徴
南山中学校女子部の校舎や施設は、学業と課外活動の両方をサポートするために充実した設備が整っています。校舎内には、明るく開放的な教室や最新のICT機器が完備された特別教室があり、生徒が快適に学べる環境が整っています。また、図書館は蔵書数が非常に豊富で、自習スペースも広く確保されており、多くの生徒が放課後に利用しています。運動施設としては、広大なグラウンドや体育館、テニスコートが完備されています。これらの施設は運動部の活動だけでなく、体育の授業や学校行事でも活用され、生徒たちがのびのびと身体を動かせる環境が整っています。また、文化系の部活動用に設けられた専用スペースもあり、美術や音楽などの活動を支える設備が充実しています。
さらに、校舎全体が清潔で整然としており、生徒たちは気持ちよく学校生活を送ることができます。自然に囲まれたキャンパスは四季折々の風景が楽しめる美しい環境にあり、落ち着いた雰囲気の中で勉学に励むことができます。保護者からも「安心して通わせられる」と評判の高い施設環境です。
南山高等学校・中学校女子部の大学別合格実績（2024年度入試データ）
| 主要大学名 | 偏差値 | 合格者数 |
|---|---|---|
| 東京大学 | 72.5 | 5名 |
| 京都大学 | 72.5 | 6名 |
| 一橋大学 | 70 | 3名 |
| 慶應義塾大学 | 70 | 14名 |
| 早稲田大学 | 70 | 24名 |
| 東京理科大学 | 70 | 27名 |
| 筑波大学 | 67.5 | 2名 |
| 上智大学 | 65 | 7名 |
※出展: 南山高等学校・中学校女子部公式HP（https://www.nanzan-girls.ed.jp/）
南山高等学校・中学校女子部とは
南山高等学校・中学校女子部は、名古屋市昭和区にあるカトリック系の女子中高一貫校で、1949年に創立されました。「高い人格、広い教養、強い責任感」を教育目標に掲げ、全人教育を重視しています。多彩なカリキュラムと課外活動を通じて、生徒の個性と才能を伸ばす教育を提供しています。また、国際交流や語学教育にも力を入れ、グローバルな視野を持つ女性の育成を目指しています。卒業生は多方面で活躍しており、国内外の有名大学への進学実績も豊富です。校内紹介動画
南山高等学校・中学校女子部の基本情報
| 学校名 | 南山高等学校・中学校女子部 |
| 国公私立 | 私立 |
| 共学・別学 | 女子校 |
| 中高一貫教育 | 中高一貫校（完全型） |
| 住所 | 愛知県名古屋市昭和区隼人町１７ |
| 公式サイト | |
【2025年度/令和7年度】入試情報・募集要項
| 入試日程 | 2025年1月25日（土） |
| 試験科目 | 国語、算数、理科、社会（面接なし） |
| 出願期間 | 2025年1月4日（土）～2025年1月15日（水）12時（正午） |
| 合格発表日 | 2025年1月26日（日）※速達簡易書留郵便で発送 |
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