最終更新日: 2025/01/08
海陽中等教育学校の評判、口コミ、入試情報
偏差値 | 学校評価 | 学校クチコミ | 大学合格実績 | 学校概要 | 募集要項 | アクセス
海陽中等教育学校
偏差値 71
※Aライン80偏差値(合格可能性80%に必要な偏差値)
在校生・卒業生による海陽中等教育学校の評価
総合評価: 77点 / 100点
自由度 | 海陽中等教育学校は全寮制であり、規律やルールが厳格に設定されています。 生徒たちは共同生活を通じて自主性や協調性を養いますが、日常生活や学習面での自由度は他校と比較して制限されていると感じることもあります。 例えば、スマートフォンの使用が制限されており、SNSなどの利用が難しい環境です。 このような環境は、集中力を高める効果がある一方で、外部とのコミュニケーションが取りにくいと感じる生徒もいるかもしれません。 しかし、これらの制約は生徒の健全な成長を促すためのものであり、自己管理能力の向上につながっています。 |
教育の質 | 同校は、学習環境が整備されており、特に理数系教育に力を入れています。 生徒一人ひとりの弱点や強みを把握し、個別のサポートを行う体制が整っています。 例えば、理数系の科目ではクラス分けが行われ、得意な生徒には高度な内容を、苦手な生徒には基礎の徹底を図る授業が提供されています。 また、英語教育にも力を入れており、特別クラスでは中学生の段階で英検準1級レベルの授業が行われています。 これにより、生徒の学力向上が期待でき、進学実績も高い水準を維持しています。 |
施設の充実度 | キャンパス内の施設は非常に充実しており、図書館の蔵書数も多く、学習環境として最適です。 体育館には筋力トレーニング用の設備が完備されており、後期生から利用可能です。 また、各施設は清潔で整備が行き届いており、生徒たちは快適な環境で学習や生活を送ることができます。 さらに、自然に囲まれた立地であり、山や海の眺望が良く、心身のリフレッシュにも適しています。 |
部活の多様性 | 部活動は週3回の活動が基本で、楽しむことを重視した内容となっています。 そのため、競技志向の生徒には物足りなさを感じる場合もあります。 しかし、科学オリンピックや模擬国連など、学術系の活動では全国レベルの実績を持つ部も存在し、興味や関心に応じて多様な経験を積むことが可能です。 また、希望があれば在学中に複数の部活動を経験することもでき、生徒の自主性や探求心を尊重する環境が整っています。 |
健全な明るさ(反いじめ) | 全寮制のため、生徒同士が長時間を共に過ごす環境ですが、いじめに対する対策はしっかりと講じられています。 特に、スマートフォンの使用が制限されているため、SNSを介したいじめのリスクは低減されています。 また、先生方のサポート体制も充実しており、生徒一人ひとりの様子を細やかに見守っています。 ただし、共同生活の中で人間関係のトラブルが全くないわけではなく、入学当初は適応に時間がかかる生徒もいるようです。 しかし、時間とともにお互いを認め合い、良好な人間関係を築くことができる環境が整っています。 |
在校生・卒業生と保護者の学校クチコミ(総括)
1. 志望理由
海陽中等教育学校を志望する理由として多く挙げられるのは、「全寮制で自立心を養える環境」と「質の高い教育カリキュラム」です。特に、全寮制の学校生活を通じて、生徒が自ら生活を管理し、協調性を育む仕組みは、保護者からも高く評価されています。生徒は日常生活の中で集団行動の大切さや自立心を学ぶことができ、将来の社会生活に直結するスキルを自然と身につけられます。また、教員が生徒の学習だけでなく生活面でもサポートを行う体制が整っており、保護者からも安心感が得られています。さらに、同校の教育は企業との連携により充実しており、特に理数系の分野において先端的な学びが提供されています。例えば、科学オリンピックや模擬国連などの全国レベルのプログラムに積極的に参加できる環境が整っており、興味を持つ分野で活躍できる可能性が広がります。これにより、高い志を持つ生徒が目標を達成するための後押しを受けられる点が大きな魅力です。
学校の立地も志望理由の一つです。愛知県蒲郡市に位置し、自然豊かで落ち着いた環境が整っています。このような環境は、学業に集中するための理想的な条件を提供し、喧騒を離れて自己成長に向き合える場となっています。また、校内には最先端の施設が整備されており、教育と生活の両面で快適な環境が整っています。
2. 入学して感じたこと、入学前の想像と違っていた点
入学前は全寮制の厳しさや学業のプレッシャーを懸念する声もありましたが、実際にはその懸念を払拭するような手厚いサポート体制が整っています。教員や寮監が生徒一人ひとりに目を配り、生活の管理だけでなく精神面でもしっかりと支えてくれる環境があります。これにより、初めて寮生活を送る生徒もスムーズに新しい環境に適応できるとの意見が多いです。また、意外だった点として挙げられるのは、スマートフォンの利用制限による人間関係の健全化です。SNSトラブルの心配が少なく、生徒同士の交流が直接的で深みのあるものになっています。これにより、入学前に懸念していた「友達ができるか」という不安が解消され、家族的な温かさを感じられる生活を送ることができます。
ただし、部活動に関しては、全国レベルの競技志向ではなく、学業とのバランスを重視した内容である点に驚く生徒もいます。部活動の頻度は週3回程度に抑えられ、仲間と楽しむことを目的としています。この点は、学業との両立を重視する方針の表れであり、入学前のイメージとは異なるものの、学業に集中しやすい環境と捉えられています。
3. 校内の雰囲気
校内の雰囲気は、全寮制ならではの家族的な温かさと、学業や課外活動に励む活気が融合しています。生徒たちは24時間を共に過ごす中で、自然と深い友情や信頼関係を築き、互いに助け合う文化が形成されています。また、寮生活を通じて学年を超えた交流が盛んであり、上級生が下級生を支える伝統が根付いています。教師と生徒の関係も非常に良好であり、授業や課外活動だけでなく、生活の中でも積極的にコミュニケーションを取っています。このような環境が、温かみのある雰囲気を醸成しており、生徒たちは安心して学校生活を送ることができます。一方で、個人のプライバシーを確保する必要がある点については、生徒自身が工夫を重ねながら適応している様子が見受けられます。
さらに、日常生活においては規律が重視されており、生徒たちは時間管理や生活態度において自立した姿勢を求められます。これにより、自由と責任のバランスが取れた校風が形成されており、社会性や自立心を育むのに最適な環境と言えるでしょう。
4. 教育の質
海陽中等教育学校の教育の質は非常に高く、特に理数系教育に力を入れている点が特徴です。授業は少人数制で行われ、生徒一人ひとりの理解度や進度に合わせた指導が行われています。これにより、基礎から応用まで確実に学ぶことができ、科学オリンピックや数学オリンピックなどの全国大会への参加も奨励されています。これらの活動を通じて、国内外で活躍できる理系人材を育成する環境が整っています。英語教育も徹底されており、実践的なカリキュラムを通じて、高度な英語力を身につけることが可能です。ネイティブ教員による授業やディベートの授業が多く取り入れられ、生徒は国際社会で通用するコミュニケーションスキルを磨くことができます。また、海外留学や交流プログラムも充実しており、グローバルな視点を育む環境が整っています。
さらに、長期休暇中には個別指導や課題の提供が行われるため、学習の遅れが出る心配はほとんどありません。生徒の学力向上を第一に考えた教育体制が構築されており、全寮制ならではのきめ細やかな指導が実現されています。
5. どのような経験を積めるか
海陽中等教育学校では、全寮制という環境を最大限に活用し、生徒一人ひとりが多様な経験を積むことができます。日々の寮生活を通じて、時間管理能力や協調性、自立心が自然と身につきます。寮では生活全般を生徒自身が運営するため、上級生が下級生を指導し、リーダーシップや責任感を育む機会が豊富にあります。このような経験は、社会に出たときに役立つ基本的なスキルの基盤を形成します。また、課外活動やプロジェクト型の学びを通じて、実践的なスキルや視野を広げることができます。特に科学オリンピックや模擬国連などの国際的な舞台に挑戦する機会が与えられるため、将来的にグローバルな分野で活躍したい生徒にとって非常に魅力的な環境です。さらに、企業や大学との連携によるプログラムもあり、実社会の課題に取り組む経験を通じて、問題解決能力を養うことができます。
進路についても、国内外の大学への進学実績が豊富であり、生徒の希望に応じたきめ細やかな指導が行われています。特に、理数系分野や国際的なキャリアを目指す生徒にとって、海陽中等教育学校は大きな成長の場となります。これらの経験を通じて、生徒たちは卒業後、社会で自信を持って活躍できる人材へと成長していきます。
6. 相性が良い生徒の傾向
海陽中等教育学校は、全寮制の特性上、自立心や責任感を持ち、集団生活に適応できる生徒に向いています。学校生活の中で、自分の時間を計画的に管理し、目標を持って努力できるタイプの生徒が成長を遂げやすい環境です。また、規律正しい生活を好み、同級生や先輩後輩との密な交流を楽しめる生徒に適しています。さらに、学業だけでなく、課外活動や社会的なプロジェクトに積極的に取り組みたいという意欲を持つ生徒も相性が良いとされています。特に、理数系や国際教育に興味を持つ生徒は、学校の提供する多彩なプログラムを活用することで、自らの興味を深めることができます。また、同校ではスマートフォンの使用が制限されているため、集中して学びに向き合える環境を求める生徒にとっては最適な学校です。
一方で、受け身の姿勢や他者に依存する傾向のある生徒には、最初は厳しく感じられる場合があります。しかし、学校のサポートを受けながら自己管理能力を育むことで、最終的には大きな成長を遂げることができます。
7. 部活の特徴
海陽中等教育学校の部活動は、学業とのバランスを考慮した活動内容が特徴的です。部活動の頻度は週3回程度で、全国レベルの競技を目指すというよりは、生徒が楽しみながら取り組めることを重視しています。たとえば、サッカーやバスケットボールなどの運動部では、基本的なスキルの習得とチームワークの構築が目的となっています。文化系の部活動も多岐にわたっており、例えば茶道や書道といった日本文化に触れる機会を提供する部活も人気です。これらの活動を通じて、生徒たちは礼儀作法や文化的な感性を育むことができます。また、科学クラブやロボット制作などの先端的な活動を行う部活もあり、興味を持つ分野で自由に探求できる環境が整っています。
部活動を通じて得られるもう一つの重要な経験は、学年を超えた交流です。上級生が下級生を指導する文化が根付いており、生徒たちはリーダーシップや協調性を自然と身につけることができます。部活は学業を優先しながらも、充実した学校生活を送るための大切な要素となっています。
8. 校舎、施設の特徴
海陽中等教育学校の校舎と施設は、全寮制ならではの充実ぶりが特徴です。広大なキャンパスには、最新の設備を備えた校舎や寮が点在しており、生徒たちが快適に学び、生活できる環境が整っています。特に寮は、生活に必要な設備が整っているだけでなく、学年ごとに配置が工夫されており、生徒同士のコミュニケーションが自然に深まる仕組みが取られています。学習環境も抜群で、教室にはICT機器が完備され、オンライン学習やプレゼンテーションが日常的に行われています。さらに、図書館は蔵書数が豊富で、学問探求に集中できる静かな空間が提供されています。理科実験室やコンピュータ室といった専門施設も充実しており、生徒が自分の興味を深めるためのツールが揃っています。
また、運動施設も充実しており、広大なグラウンドや体育館、プールが完備されています。体育祭や運動部の活動に利用されるこれらの施設は、生徒たちの体力づくりやリフレッシュの場として重要な役割を果たしています。自然豊かな環境に囲まれたキャンパスは、学業と生活のバランスを整えるための理想的な場所となっています。
海陽中等教育学校の大学別合格実績(2024年度入試データ)
主要大学名 | 偏差値 | 合格者数 |
---|---|---|
東京大学 | 72.5 | 6名 |
京都大学 | 72.5 | 3名 |
一橋大学 | 70 | 0名 |
慶應義塾大学 | 70 | 11名 |
早稲田大学 | 70 | 18名 |
東京理科大学 | 70 | 5名 |
筑波大学 | 67.5 | 0名 |
上智大学 | 65 | 0名 |
※出展: 海陽中等教育学校公式HP(https://www.kaiyo.ac.jp/)
海陽中等教育学校とは
海陽中等教育学校は、愛知県蒲郡市に位置する男子全寮制の中高一貫校で、2006年に設立されました。国内外の企業や大学と連携し、グローバルリーダーの育成を目指す教育を提供しています。生徒は全寮制の環境で共同生活を送りながら、学問やスポーツ、文化活動に励み、総合的な人間力を養います。特に英語教育や国際交流に力を入れており、多彩なプログラムを通じて国際的な視野を広げています。卒業生は国内外の有名大学への進学実績を持ち、社会で活躍する人材を輩出しています。校内紹介動画
海陽中等教育学校の基本情報
学校名 | 海陽中等教育学校 |
国公私立 | 私立 |
共学・別学 | 男子校 |
中高一貫教育 | 中高一貫校(完全型) |
住所 | 愛知県蒲郡市海陽町3-12-1 |
公式サイト |
【2025年度/令和7年度】入試情報・募集要項
入試日程 | 【入試Ⅰ】2024年12月21日(土) 【入試Ⅱ】2025年1月6日(月) 【入試Ⅲ】2025年2月5日(水) |
試験科目 | 【入試Ⅰ】①4教科(算数・国語・理科・社会)、②3教科(算数・国語・理科)、③視聴型問題+算数(①②との組み合わせ受験可能) 【入試Ⅱ】①4教科(算数・国語・理科・社会)、②3教科(算数・国語・理科)、③視聴型問題+算数(①②との組み合わせ受験可能)、④2教科(算数・国語)+面接 【入試Ⅲ】2教科(算数・国語)+面接 |
出願期間 | 【入試Ⅰ】2024年11月25日(月)0:00 〜 2024年12月18日(水)15:00 【入試Ⅱ】2024年11月25日(月)0:00 〜 2025年1月3日(金)15:00 【入試Ⅲ】2025年1月6日(月)0:00 〜 2025年2月4日(火)15:00 |
合格発表日 | 【入試Ⅰ】2024年12月23日(月)12:00 【入試Ⅱ】2025年1月8日(水)12:00 【入試Ⅲ】2025年2月6日(木)12:00 |
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