最終更新日: 2025/01/08
上智福岡中学高等学校の評判、口コミ、入試情報
偏差値 | 学校評価 | 学校クチコミ | 大学合格実績 | 学校概要 | 募集要項 | アクセス
上智福岡中学高等学校
偏差値 56
※Aライン80偏差値（合格可能性80％に必要な偏差値）
在校生・卒業生による上智福岡中学高等学校の評価
総合評価: 71点 / 100点
| 自由度 | 上智福岡中学高等学校は、生徒の自主性を尊重する校風が特徴です。スマートフォンの利用や持ち込みには一定の制限がありますが、生徒の学習環境を守るためのルールとして運用されています。服装や髪型についての規定はあるものの、過度に厳しくはなく、生徒が快適に学校生活を送るための適切な範囲に抑えられています。学習や学校生活において生徒が自由に意見を出し合う場面が多く、イベントや行事でも自主性を発揮する機会が提供されています。 |
| 教育の質 | 教育の質は非常に高く、カトリックの理念に基づいた人格教育が学校全体に浸透しています。生徒の学力を伸ばすための授業は、基礎を大切にしながらも発展的な内容を取り入れており、学ぶ意欲を育てる環境が整っています。特に英語教育に力を入れており、外国人教員による授業や交換留学制度を通じて、生徒がグローバルな視野を持つきっかけが提供されています。また、進学実績も良好で、多くの卒業生が難関大学へ進学しています。 |
| 施設の充実度 | 校内の施設は全体的に清潔で整備が行き届いています。図書館には多くの蔵書が揃っており、生徒が落ち着いて学習できる環境が整っています。また、カフェテリアや体育館など、生徒の学校生活をサポートする設備も充実しています。特に、英語学習専用の教室や視聴覚設備は、カトリック系の教育理念を反映した文化的な活動を支える役割を果たしています。施設の新しさや快適さにより、生徒が充実した学校生活を送れる点が評価されています。 |
| 部活の多様性 | 部活動は運動部と文化部の両方が一定数存在し、生徒が自分の興味や関心に応じて活動を選べる環境です。ただし、生徒数が他校と比べて少ないため、部活動の選択肢はやや限定的であると言えます。特に運動部では、競技の全国大会を目指すクラブよりも、学業と両立するための部活動が多い印象です。一方で、文化部では、演劇や音楽などの活動が盛んに行われており、生徒たちが自主的に取り組む姿勢が見られます。 |
| 健全な明るさ（反いじめ） | 学校全体の雰囲気は穏やかで、日常的に生徒同士が助け合う姿勢が見られます。ただし、いじめに関しては、一部で問題が報告されており、学校の対応が迅速でないと感じる声もあります。また、クラスの中で「いじり」と捉えられるような行動がトラブルの原因となる場合もあるようです。教師と生徒のコミュニケーションは密に行われていますが、生徒がさらに安心して学校生活を送れるよう、いじめ防止への具体的な対策が求められます。 |
在校生・卒業生と保護者の学校クチコミ（総括）
1. 志望理由
上智福岡中学高等学校を志望する理由は多岐にわたりますが、その中心にあるのは学校が提供する国際的な教育環境と、個性を伸ばすカリキュラムです。この学校はイエズス会が設立した教育理念を基盤としており、「他者のために生きる」という価値観を育む教育を展開しています。特に、グローバルな視点を重視したプログラムが充実しており、英語教育に力を入れています。例えば、ネイティブスピーカーの教師が指導する英語の授業や、海外留学プログラムが用意されており、英語力を高めたい、世界に視野を広げたいと考える家庭にとって非常に魅力的です。もう一つの志望理由は、学力向上と人間性の成長を両立する教育方針です。上智福岡は進学校としての側面もあり、多くの生徒が難関大学を目指します。特に、東京の上智大学への内部進学制度は、全国的にも注目されるポイントです。しかし、単に勉強だけを重視するのではなく、部活動や学校行事などの「全人的成長」に力を注いでいる点が保護者や生徒から支持されています。充実した学習サポートとともに、生徒一人ひとりの可能性を引き出す教育方針は、この学校ならではの強みです。
また、学校の立地や校舎の雰囲気も志望理由の一つとなっています。福岡市内に位置しながらも、緑豊かな環境に囲まれたキャンパスは、都会の喧騒から少し離れた落ち着いた雰囲気があります。通学の利便性も高く、多くの生徒が安心して学校生活を送っています。このような環境の中で、子どもがのびのびと学び、自らの目標を追求できる点は、多くの家庭にとって大きな魅力となっています。
2. 入学して感じたこと、入学前の想像と違っていた点
上智福岡中学高等学校に入学して感じたことは、学校の雰囲気が思った以上に家庭的で、温かいコミュニティであるという点です。入学前は進学校であるため、厳格で競争が激しいイメージを持っていましたが、実際には教師と生徒の距離が近く、サポートが手厚いことに驚きました。授業では質問しやすい環境が整えられており、進学相談や学習面でのフォローがきめ細かく行われています。このように、勉強面だけでなく精神的なサポートも重視されている点は、想像以上の安心感を与えてくれるものでした。また、国際的な教育が思った以上に日常生活に根付いている点も印象的です。英語の授業ではネイティブ教師との会話を通じて実践的な力を養うことができるほか、英語スピーチコンテストや異文化理解を深めるプロジェクトが頻繁に行われています。さらに、クラスメイト同士が日常的に英語で会話をする場面も多く、学ぶ環境が常に「リアル」な国際社会に繋がっていると感じられます。これにより、英語を単なる教科としてではなく、コミュニケーションの手段として捉える意識が自然と身につきます。
一方で、勉強や課外活動において自己管理能力が求められる点は、入学前の想像とは少し異なりました。自由度が高い環境の中で、自分自身でスケジュールを立て、目標を設定する必要があります。この点は一部の生徒にとっては挑戦ともなりますが、学校全体のサポート体制が整っているため、適応するのに時間はかからないでしょう。このような自己成長を促す仕組みが、入学後の大きな驚きの一つでした。
3. 校内の雰囲気
上智福岡中学高等学校の校内の雰囲気は、思いやりと温かさに満ちています。進学校としての学びの厳しさを持ちながらも、生徒同士や教師との関係が非常に良好で、安心して学校生活を送れる環境が整っています。生徒たちは、自主性を大切にしながらお互いを尊重し、協力する姿勢を持っています。特に、行事や部活動では学年を超えた交流が盛んで、仲間意識や連帯感が自然と育まれます。これにより、生徒たちは安心感を持ちながら個々の目標に向かって努力を続けられる環境が整っています。学校全体の雰囲気として、「自由と規律」のバランスが取れている点が挙げられます。例えば、制服の着用や礼儀作法といった基本的なルールが徹底されている一方で、生徒の個性を尊重する柔軟な姿勢も感じられます。授業中には生徒が積極的に意見を述べたり、ディスカッションを通じて課題解決に向けたアイデアを共有する機会が多く設けられています。これにより、単なる受動的な学びではなく、自ら考え行動する力が養われる校風が形成されています。
さらに、教師と生徒の距離の近さも特徴的です。教員は生徒一人ひとりの学びや悩みに親身になって対応し、進路相談や学習指導だけでなく、日常的な会話やアドバイスを通じて生徒の成長をサポートしています。例えば、昼休みや放課後に教師と生徒が自由に話し合う姿が見られるのは、この学校ならではの光景です。こうした雰囲気は、生徒たちが学校を第二の家のように感じられる大きな要因となっています。
4. 教育の質
上智福岡中学高等学校の教育の質は、国内外で活躍できる人材を育成することを目的としており、非常に高水準です。特に、英語教育においては全国でもトップクラスのプログラムが整備されており、日常的に英語を使う環境が整っています。例えば、英語の授業ではネイティブスピーカーの教師が会話やディスカッションを中心に指導し、教科書だけに留まらない実践的なスキルを磨くことができます。また、海外留学プログラムや短期研修など、英語を「使う」機会が豊富に用意されており、生徒たちは国際社会での即戦力となる力を身につけています。理系・文系を問わず、基礎から応用までの学力を段階的に伸ばすカリキュラムが組まれています。特に中学では、基礎学力の定着を重視し、高校では発展的な内容へと移行することで、無理のない学習進度を保ちながら学力を高めていくことが可能です。また、少人数制の授業や個別指導が行われることもあり、苦手科目の克服や得意分野の伸長が丁寧にサポートされます。さらに、定期的に行われる学力診断テストを通じて、自分の現在地を把握し、目標に向けた学習計画を立てることができます。
加えて、カトリック校ならではの人間性教育も大きな特徴です。宗教の授業やミッション活動を通じて、生徒たちは自分の生き方や社会との関わりについて深く考える機会を得られます。こうした全人的教育が、単なる知識の習得にとどまらず、他者のために生きる姿勢や、自ら考え行動する力を育むことに繋がっています。このように、教育の質の高さは学問だけでなく、生徒の心を豊かにする点でも非常に評価されています。
5. どのような経験を積めるか
上智福岡中学高等学校では、学問の探求と人間性の成長を両立させた多様な経験を積むことができます。まず、グローバル教育の一環として提供される留学プログラムや海外研修は、生徒にとって大きな成長の場となっています。これらのプログラムでは、単に言語を学ぶだけでなく、異文化を理解し、異なる価値観を受け入れる力を養います。例えば、アメリカやヨーロッパの提携校への短期留学では、現地の生徒と一緒に授業を受けたり、ホームステイを通じて現地の生活を体験したりすることができます。こうした経験は、生徒の将来において国際社会で活躍するための基盤となるでしょう。さらに、学校行事やクラブ活動を通じて、仲間との協力や自己表現の力を養う機会も豊富です。たとえば、文化祭ではクラスごとにテーマを設定して展示や発表を行い、生徒たちは企画から運営までの全工程に関与します。この過程で得られるリーダーシップやチームワークのスキルは、将来どの分野で活躍するにしても欠かせない能力です。また、部活動では技術向上だけでなく、目標に向かって努力を重ねる忍耐力や、困難に立ち向かう精神力を培うことができます。
こうした多彩な経験を通じて、卒業生は様々な将来像を描くことができます。上智大学をはじめとする難関大学への進学が目標となる場合もあれば、社会貢献活動や国際機関でのキャリアを目指す生徒も少なくありません。特に、「他者のために生きる」という学校の教育理念に基づいて育った生徒たちは、自分の利益だけでなく、周囲や社会に貢献する意識を持つ人材として成長していきます。このように、上智福岡で得られる経験は、将来の進路や目標に大きな影響を与えるものとなります。
6. 相性が良い生徒の傾向
上智福岡中学高等学校は、全人的成長を重視する学校であるため、自己成長に意欲的で、挑戦を楽しむ姿勢を持った生徒に向いています。特に、自ら学ぶ意欲があり、主体的に行動する生徒は、この学校の環境で大きく成長することができます。例えば、英語教育においては、ただ授業を受けるだけでなく、自分から話すことに積極的な生徒が、より早く実力を伸ばせる傾向にあります。また、行事やプロジェクト型学習など、自らアイデアを出して取り組む機会が多いため、好奇心旺盛で創造力を発揮したい生徒にも適した環境と言えます。一方で、真面目で規律を守れる生徒も、この学校には向いています。上智福岡では自由度が高い環境を提供していますが、それは生徒の自己管理能力が前提となっています。そのため、自分の学習計画を立ててコツコツと努力を続けることが得意な生徒は、この自由な環境を最大限に活用できます。また、他者と協力しながら成果を出す機会が多いため、協調性を持って行動できる生徒は、学校生活をさらに充実させることができるでしょう。
さらに、学校の教育理念である「他者のために生きる」という価値観に共感できる生徒は、この学校での経験をより深く吸収することができます。たとえば、ボランティア活動や地域貢献プロジェクトに積極的に参加する生徒は、周囲からの信頼を得るだけでなく、自分自身の成長を実感することができます。このように、上智福岡での学びは、学力向上だけでなく人間性を育むものであり、相性が良い生徒ほどその恩恵を大きく受けることができると言えます。
7. 部活の特徴
上智福岡中学高等学校の部活動は、勉学との両立を重視しつつ、生徒が多彩な才能を伸ばせる環境が整っています。運動部、文化部ともに種類が豊富で、生徒それぞれが興味や関心に応じた活動を選択できる点が特徴です。運動部ではサッカー部やバスケットボール部が人気であり、県大会や全国大会を目指す本格的な活動が行われています。一方で、初心者でも始めやすい部活が多く、スポーツ経験がなくても気軽に挑戦できる環境が魅力です。また、トレーニング施設や練習スペースが充実しており、効率的に練習に取り組める点も部活活動を支える要因となっています。文化部では、吹奏楽部や演劇部、茶道部などがあり、個々の趣味や特技を活かせる活動が展開されています。特に吹奏楽部は大会での入賞実績があり、高い技術を誇る部として知られています。演劇部は文化祭での公演が毎年好評であり、生徒たちが創造力を発揮して独自の作品を作り上げています。また、軽音楽部や写真部のように、現代的な趣味を追求できる部活動もあるため、幅広い選択肢の中から自分に合った活動を見つけることができます。このように、文化部も学業との両立が可能な範囲で活動が行われているため、多忙な学校生活の中でも取り組みやすい点が支持されています。
さらに、部活動を通じて学べるのは技術や知識だけではありません。生徒たちは、目標に向けて努力を重ねる忍耐力や、チームメンバーとの協力を通じて得られるコミュニケーションスキルを磨くことができます。これらの経験は、学業だけでは得られない貴重な学びであり、将来に活きる力となります。また、部活動は異学年との交流を深める機会でもあり、先輩後輩の関係を通じて生徒同士の絆が強まる点も魅力的です。このように、部活は上智福岡での学校生活を豊かにし、成長の一助となる重要な要素となっています。
8. 校舎、施設の特徴
上智福岡中学高等学校の校舎や施設は、快適で機能的な学びの環境を提供しています。キャンパス全体は緑豊かで落ち着いた雰囲気があり、都市部に位置しながらも自然に囲まれた場所にあるため、生徒たちはリラックスした環境で学習に取り組むことができます。校舎は清潔感があり、教室や廊下が広々としているため、快適な空間が広がっています。また、校舎内の設備は近代的で、ICT教育を推進するためのデジタル機器やプロジェクターが各教室に備えられている点も特徴的です。これにより、効率的で効果的な授業が実現されています。図書館は学校の誇るべき施設の一つであり、蔵書数が豊富であるだけでなく、学習スペースも充実しています。静かな環境で自習ができるほか、グループ学習用のスペースも用意されており、生徒たちは用途に応じて自由に利用することができます。また、電子書籍やオンラインリソースも利用可能で、時代に即した学びの場を提供しています。この図書館は、知識を深めるだけでなく、学びに対する意欲を刺激する場として、生徒たちにとって欠かせない存在となっています。
さらに、体育館やグラウンドといったスポーツ施設も充実しており、部活動や授業での活用が盛んです。特に体育館は冷暖房完備で、天候に左右されずに活動できる環境が整っています。また、部活動専用のトレーニングルームや、屋内練習場もあり、運動系部活の生徒たちは集中して技術を磨くことができます。このように、上智福岡中学高等学校の校舎や施設は、生徒が快適かつ意欲的に活動できる環境を提供しており、学校生活の充実を支える重要な役割を果たしています。
上智福岡中学高等学校の大学別合格実績（2024年度入試データ）
| 主要大学名 | 偏差値 | 合格者数 |
|---|---|---|
| 東京大学 | 72.5 | 0名 |
| 京都大学 | 72.5 | 0名 |
| 一橋大学 | 70 | 0名 |
| 慶應義塾大学 | 70 | 2名 |
| 早稲田大学 | 70 | 1名 |
| 東京理科大学 | 70 | 2名 |
| 筑波大学 | 67.5 | 1名 |
| 上智大学 | 65 | 28名 |
※出展: 上智福岡中学高等学校公式HP（https://www.sophia-fukuoka.ed.jp/）
上智福岡中学高等学校とは
上智福岡中学高等学校は、福岡市中央区にある私立の男女共学の中高一貫校で、キリスト教精神に基づく教育を行っています。国際的な視野を持つ人材の育成を目指し、英語教育や海外研修プログラムが充実しています。学問のみならず、部活動やボランティア活動を通じて、社会貢献の精神やリーダーシップを養成しています。多くの卒業生が国内外の有名大学に進学し、幅広い分野で活躍しています。上智福岡中学高等学校の基本情報
| 学校名 | 上智福岡中学高等学校 |
| 国公私立 | 私立 |
| 共学・別学 | 共学 |
| 中高一貫教育 | 中高一貫校（完全型） |
| 住所 | 福岡県福岡市中央区輝国1-10-10 |
| 公式サイト | |
【2025年度/令和7年度】入試情報・募集要項
| 入試日程 | 2025年1月14日(火) |
| 試験科目 | 国語、算数、理科、社会（面接なし） |
| 出願期間 | 2024年12月16日(月)10:00～ 2025年1月8日(水)23:59 |
| 合格発表日 | 2025年1月16日(木) 14:00 |
学校説明会について
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