西南学院中学校・高等学校

最終更新日: 2025/01/08

西南学院中学校・高等学校の評判、口コミ、入試情報

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西南学院中学校・高等学校の校舎

偏差値 61

※Aライン80偏差値(合格可能性80%に必要な偏差値)

在校生・卒業生による西南学院中学校・高等学校の評価

総合評価: 88点 / 100点

自由度
85点
教育の質
90点
施設の充実度
95点
部活の多様性
80点
健全な明るさ(反いじめ)
88点

自由度 西南学院中学校・高等学校は、比較的自由な校風が特徴です。生徒の自主性を尊重し、個々の意見や活動を奨励する環境が整っています。校則に関しても、生徒の意見を取り入れる姿勢が見られ、実際に生徒会が新たな校則を提案することもあります。ただし、アウターの自由化についてはまだ議論中であり、完全な自由とは言えない部分も残っています。全体として、生徒がのびのびと学校生活を送れる環境が提供されています。
教育の質 同校は、キリスト教主義に基づく教育を実施しており、チャペルでの礼拝や道徳教育を通じて、生徒の人格形成に力を入れています。学習面では、補習や再テストなどのサポート体制が整っており、学力向上を目指す生徒にとって有益な環境が提供されています。また、テスト前には生徒同士で勉強会を開くなど、協力的な学習文化が根付いています。一方で、学力レベルには個人差があり、入学後も継続的な努力が求められます。
施設の充実度 私立校ならではの充実した施設が揃っています。空調完備の体育館にはアリーナが2つ、剣道場、卓球場があり、屋外にはテニスコートやハンドボールコート、広いグラウンドがあります。図書館には約8万冊の蔵書があり、近代文学からライトノベル、雑誌まで幅広く取り揃えられています。自習室も完備されており、テスト期間中には中学生も利用可能な教室が開放されるなど、学習環境も充実しています。食堂や購買部も衛生的で機能的に設計されており、生徒の学校生活をサポートしています。
部活の多様性 部活動の種類は豊富で、生徒の興味や関心に応じて選択肢が広がっています。一部の部活動では、先輩の実績を超えることを目標に掲げ、熱心に取り組んでいる様子が見られます。特に卓球部やテニス部、陸上部などは大会での実績があり、活発に活動しています。一方で、全体的な大会実績としては突出した成果が少ない部活動もあり、競技レベルは部活動によって差があります。新たな部活動を設立することも可能で、生徒の主体性が尊重されています。
健全な明るさ(反いじめ) 生徒間の仲が良く、いじめはほとんど見られないとの声が多いです。定期的にいじめに関するアンケートが実施されるなど、学校側も問題の早期発見と対処に努めています。ただし、一部の学年でいじめにより不登校になった生徒がいるとの報告もあり、完全に問題がないわけではありません。全体としては、明るく健全な校風が維持されていますが、引き続き注意が必要です。

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在校生・卒業生と保護者の学校クチコミ(総括)

1. 志望理由

西南学院中学校・高等学校を志望した理由として最も多く挙げられるのは、そのキリスト教を基盤とした独自の教育理念と、質の高い学習環境です。西南学院は「神と人に仕える」という建学の精神を掲げ、生徒一人ひとりの人格形成を大切にする教育を行っています。この理念は、学業のみならず、日常生活や行動規範にも浸透しており、家族的な温かさを持つ校風を魅力的に感じる人が多いです。また、中高一貫教育を通じて学業の基礎を確実に築きながら、6年間の長期的な視点で生徒を育てる方針も、志望理由としてよく挙げられます。
もう一つの大きな魅力は、大学進学に向けた進学指導の充実です。西南学院大学への内部進学が保証される一方で、他大学を目指す生徒へのサポートも非常に手厚い点が保護者から高く評価されています。例えば、特別進学クラスでは、高い目標を持つ生徒たちが切磋琢磨しながら学べる環境が整えられており、個別指導や模擬試験の実施など、進学実績を支える充実した学習サポートが提供されています。このような環境で、自分の夢や目標に向かって努力できると感じたことが、志望動機として挙げられることが多いです。
また、部活動や学校行事の充実度も、西南学院を志望する理由の一つです。スポーツ系から文化系まで幅広い選択肢があり、全国レベルで活躍する部も少なくありません。さらに、学校全体がキリスト教精神を尊重しているため、心の教育が重視され、行事を通じて生徒同士や教職員との信頼関係を築くことができます。学業、部活動、人格形成の全てをバランスよく成長させたいと考える生徒や保護者にとって、西南学院中学校・高等学校は非常に魅力的な選択肢です。

2. 入学して感じたこと、入学前の想像と違っていた点

入学後に多くの生徒が感じるのは、西南学院中学校・高等学校の温かく家庭的な雰囲気です。入学前には、学問に厳しい進学校のイメージが強く、「堅苦しい校風」を想像する人も少なくありません。しかし、実際には生徒同士や教師との距離が非常に近く、日常的なコミュニケーションが活発に行われている点に驚く新入生が多いです。教師たちは学業面だけでなく生活面でも親身にサポートしてくれ、相談しやすい雰囲気があるため、安心して学校生活を送ることができます。
また、キリスト教に基づく校風に対する印象も、入学前後で変わるケースがあります。入学前には宗教的な活動が日常にどの程度関与するのか不安を抱く人もいますが、実際には礼拝や聖書の授業が生活の一部として自然に受け入れられています。これらの活動を通じて、日々の生活や学びを振り返り、心を落ち着ける時間が得られることを、多くの生徒が心地よく感じています。また、キリスト教の価値観に基づく教育を通じて、他者を思いやる姿勢や感謝の心を学ぶことができたという声も多く寄せられています。
さらに、学校行事や部活動を通じて、仲間との絆が深まる経験が多いことも印象的です。入学前は学業優先の雰囲気を想像していた生徒も、行事や部活動に全力で取り組む姿勢が求められることで、学校生活の充実度が予想以上に高いと感じるようになります。例えば、体育祭や文化祭では全校が一丸となって目標を達成するために努力するため、仲間意識が育まれ、クラスメイトとの信頼関係が強まります。このように、西南学院での生活は、入学前の想像を超えた成長と充実感をもたらしてくれる場となっています。

3. 校内の雰囲気

西南学院中学校・高等学校の校内は、非常に落ち着いた雰囲気に包まれています。キリスト教精神に基づく教育方針が校風に色濃く反映されており、生徒たちはお互いを思いやりながら過ごしています。校内では礼拝や祈りの時間が設けられており、心を静める習慣が日常生活の中で自然に根付いています。また、先生方も丁寧な指導を行いながら、生徒一人ひとりの個性を尊重して接してくれるため、安心して相談やコミュニケーションを取ることができます。
特に印象的なのは、生徒同士の関係が非常に良好であることです。学年を超えた交流が多く、先輩が後輩を積極的にサポートする姿が見られます。例えば、部活動や行事の準備期間には、上級生がリーダーシップを発揮しながら下級生を引っ張り、時には励ましながら目標を達成する場面が頻繁にあります。このような関係性は、生徒全体の連帯感を高めるだけでなく、後輩が自然と先輩の良い部分を学び取る機会にもつながっています。
一方で、自由と規律のバランスが非常に取れた学校でもあります。生徒の自主性を重んじる一方で、基本的なルールやマナーはしっかりと守られており、安心して過ごせる環境が整っています。校内での生活は、規律正しさの中に生徒たちの個性や創造性が活きる場となっており、その調和が西南学院らしい雰囲気を形成しています。このような穏やかで安心感のある校内環境は、学業や部活動に集中しやすいだけでなく、生徒たちが豊かな人間性を育むための土台となっています。

4. 教育の質

西南学院中学校・高等学校の教育の質は、全国的にも高い評価を受けています。特に中高一貫教育による6年間の長期的な指導体制が、生徒たちの基礎学力の向上に大きく寄与しています。カリキュラムは、基礎学力の定着と応用力の育成をバランスよく重視した構成となっており、生徒一人ひとりの学力に応じた細やかなサポートが行われています。例えば、特進コースでは難関大学への進学を目指した高度な内容が学べる一方、一般コースでも丁寧な指導が行われ、全ての生徒が無理なく成長できる環境が整っています。
また、授業の進行や内容の質も非常に高い点が特徴です。多くの教師が専門性を持ち、わかりやすく効果的な授業を展開しており、生徒たちは興味を持ちながら学ぶことができます。特に英語教育には力を入れており、ネイティブスピーカーの教員による英会話授業や国際的な視点を取り入れた教材が使用されています。さらに、大学進学に向けた対策も万全で、個別指導や模擬試験、進路相談など、さまざまな支援が提供されているため、生徒たちは安心して進路選択に臨むことができます。
教育の質をさらに高めているのが、キリスト教に基づく人格教育です。生徒たちは礼拝や聖書の授業を通じて、学問だけでなく、人間としての成長にも重点を置いた教育を受けることができます。このような全人教育の姿勢が、西南学院の大きな特徴であり、生徒たちは学業と人格形成の両面でバランスよく成長していくことができます。

5. どのような経験を積めるか

西南学院中学校・高等学校では、多彩な経験を通じて生徒たちが幅広い視野を持ち、将来に向けた準備を整える環境が整っています。学業面では、深い知識の習得だけでなく、問題解決能力や批判的思考力を養うカリキュラムが組まれています。例えば、英語教育においては、ネイティブスピーカーとのディスカッションやプレゼンテーションを通じて、国際的な視点やコミュニケーションスキルが磨かれます。また、特進コースに在籍する生徒は、早期から大学受験に向けた高度な学びを進めることができ、目標に応じた進路を築いていくことが可能です。
学校生活では、行事や部活動を通じてリーダーシップや協調性を育む機会が多く与えられています。特に体育祭や文化祭では、学年を超えたチームワークが求められる場面が多く、生徒たちは企画や運営に積極的に関わることで責任感を身につけます。さらに、部活動では全国大会を目指す部から趣味を楽しむ部まで幅広い選択肢があり、そこで得た経験が将来のキャリア選択にも役立つことが多いです。例えば、演劇部や吹奏楽部の活動を通じて芸術的な才能を伸ばし、それを将来の職業に結びつけた卒業生もいます。
将来的には、西南学院大学への内部進学や他大学への進学など、生徒の選択肢は多岐にわたります。内部進学では安心して学問を深めることができる一方で、外部進学を目指す生徒にも手厚いサポートが提供されています。また、キリスト教精神に基づく教育を受けた生徒たちは、社会に出た後も人との関わりや倫理的な判断を大切にする人材として評価されることが多いです。このように、西南学院での経験は、生徒一人ひとりの未来に向けた土台をしっかりと築いてくれるものとなっています。

6. 相性が良い生徒の傾向

西南学院中学校・高等学校に相性が良い生徒とは、学業や部活動に真剣に取り組む姿勢を持つと同時に、心の成長や人間関係を大切にしたいと考える生徒です。学校全体がキリスト教精神を基盤に運営されているため、他者を尊重し、思いやりを持った行動が求められます。そのため、協調性があり、仲間との共同作業を楽しむことができる生徒は、学校生活をより充実させることができます。
また、自主性が高く、積極的に物事に取り組む姿勢を持つ生徒にも適しています。西南学院では、生徒の自主性を尊重した教育が行われており、課題やプロジェクトに取り組む際に自分の意見を発信することが重視されます。例えば、文化祭や体育祭では、生徒が主体となって企画を進めることが求められるため、自ら行動を起こし、責任を持って物事に取り組める生徒が活躍します。反対に、指示待ちの姿勢が強い生徒や個人行動を好む生徒には、少しハードルが高いと感じる場合もあるかもしれません。
さらに、国際的な視野を持ちたい生徒や、異文化に興味を持つ生徒にも相性が良い学校です。英語教育が充実しており、将来のグローバルな活躍を見据えたカリキュラムが用意されているため、外国語や異文化に対する興味を持つ生徒には多くの学びの機会が与えられます。このように、西南学院は幅広い価値観を持ち、成長意欲のある生徒にとって理想的な学びの場となっています。

7. 部活の特徴

西南学院中学校・高等学校の部活動は、多様性に富んでおり、生徒の個性や興味を引き出す場として重要な役割を果たしています。運動部と文化部の両方が充実しており、生徒たちは自分の関心や特技に合わせて活動を選ぶことができます。運動部では、特にサッカー部やバスケットボール部が強豪として知られており、県大会や全国大会への出場を目指して日々努力を重ねています。一方で、初心者も歓迎される部も多く、部活動を通じて新たなスキルを身につけることも可能です。
文化部も非常に多彩で、吹奏楽部や演劇部、写真部など、芸術的な活動を楽しめる部が多く存在します。吹奏楽部は地域のイベントやコンクールでの演奏機会が多く、生徒たちは表現力やチームワークを磨くことができます。また、演劇部では文化祭での公演が大きな注目を集めており、舞台に立つことの達成感や観客からの反応を直接感じることができる魅力があります。このように、どの部活動も生徒たちが主体的に取り組む環境が整っており、仲間との絆を深める貴重な時間を過ごすことができます。
さらに、部活動を通じて学べるのは技術や知識だけではありません。計画性や時間管理能力、リーダーシップなど、社会に出てからも役立つスキルを自然と身につけることができます。特に部長や副部長などの役職を務める生徒は、メンバーをまとめる責任感を学び、貴重な経験を積むことができます。このように、西南学院の部活動は、生徒たちが充実した学校生活を送るための重要な要素となっています。

8. 校舎、施設の特徴

西南学院中学校・高等学校の校舎や施設は、快適な学びと活動をサポートするために整備されています。校舎は清潔感があり、落ち着いたデザインが特徴的で、生徒たちは集中して学習に取り組むことができます。また、教室には最新のICT設備が導入されており、授業ではプロジェクターやタブレット端末を活用した学びが行われています。このような先進的な環境は、時代の変化に対応した教育を可能にしており、生徒たちの学習意欲を高める要因となっています。
特筆すべきは、広々としたキャンパスと豊富な施設です。体育館や運動場はもちろん、テニスコートやプールなど、運動部の活動を支えるための設備が充実しています。また、図書館は蔵書数が多く、静かな学習スペースも備わっているため、自習や調べ学習に適した環境です。さらに、礼拝堂も校内にあり、キリスト教の精神を体現する場として、日々の祈りや式典に使用されています。このように、学習と精神的な成長の両面を支える施設が整っている点が、西南学院の魅力の一つです。
校舎や施設は定期的にメンテナンスが行われており、生徒たちは快適かつ安全な環境で学校生活を送ることができます。また、校内には緑豊かなスペースも多く、四季折々の自然を感じられる点も魅力的です。これらの施設を活用することで、生徒たちは豊かな感性を育むことができ、西南学院での学びや活動がより充実したものとなっています。

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西南学院中学校・高等学校の大学別合格実績(2024年度入試データ)

主要大学名偏差値合格者数
東京大学72.5 0名
京都大学72.5 3名
一橋大学70 1名
慶應義塾大学70 7名
早稲田大学70 16名
東京理科大学70 20名
筑波大学67.5 2名
上智大学65 9名
※合格者数は現役合格のみで、既卒生は含みません。
※出展: 西南学院中学校・高等学校公式HP(https://hs.seinan.ed.jp/)
▶全ての大学別合格実績を見る ※公式サイトが開きます

西南学院中学校・高等学校とは

西南学院中学校・高等学校は、福岡市早良区にある私立の共学校で、1916年に設立されました。キリスト教主義に基づく教育を行い、人格形成と学問の追求を重視しています。国際交流プログラムや多彩なクラブ活動を通じて、生徒の多様な才能を伸ばす環境を提供しています。また、充実したカリキュラムにより、高い大学進学実績を誇り、多くの卒業生が国内外の大学で活躍しています。

校内紹介動画

西南学院中学校・高等学校の基本情報

学校名西南学院中学校・高等学校
国公私立私立
共学・別学共学
中高一貫教育中高一貫校(併設型)
住所福岡県福岡市早良区百道浜1-1-1
公式サイト
※中高一貫校は、「完全型」(高校からの受け入れがなく、一つの学校で6年間学ぶ)、「併設型」(高校受験も併設し、4年からは内部進学生と高校入学生で構成)、「連携型」(複数の学校が連携して6年間継続的な教育が受けられる)に分類されます。

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【2025年度/令和7年度】入試情報・募集要項

入試日程2025年1月16日(木)
試験科目国語、算数、理科、社会(面接なし)
出願期間2024年12月2日(月) 9時00分 ~ 2025年1月6日(月) 23時59分
合格発表日2025年1月18日(土)
※最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。
▶募集要項を確認する ※公式サイトが開きます

学校説明会について

▶学校説明会を確認する ※公式サイトが開きます

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在校生・卒業生と保護者の学校クチコミ(抜粋)

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