神戸大学附属中等教育学校

最終更新日: 2025/01/08

神戸大学附属中等教育学校の評判、口コミ、入試情報

偏差値 | 学校評価 | 学校クチコミ | 大学合格実績 | 学校概要 | 募集要項 | アクセス

神戸大学附属中等教育学校の校舎

偏差値 63

※Aライン80偏差値(合格可能性80%に必要な偏差値)

在校生・卒業生による神戸大学附属中等教育学校の評価

総合評価: 90点 / 100点

自由度
88点
教育の質
95点
施設の充実度
90点
部活の多様性
85点
健全な明るさ(反いじめ)
93点

自由度 神戸大学附属中等教育学校は、生徒の自主性を重視した教育方針が特徴です。「Kobeプロジェクト」などの課題研究では、生徒が自らテーマを設定し探究する機会が豊富にあります。また、ICT機器を活用した自由な学習環境が整備されています。一方で、スーパーサイエンスハイスクール(SSH)の指定校として、科学技術分野に特化したカリキュラムが強調されるため、学びの方向性には一定のガイドラインがある点が自由度を抑える側面です。
教育の質 神戸大学との連携を活用した教育はこの学校の最大の魅力です。大学教員による講義や研究室インターンシップ、リサーチプロジェクトなどが学術的な成長を後押しします。SSHの活動を通じて、課題解決能力や論理的思考力を育成する環境が整っています。また、6年間の一貫教育体制により、生徒が段階的に専門性を深められるのも特徴的です。
施設の充実度 教育に適した先進的な施設が整っており、ICT対応教室や「探究ラボ」などが学びをサポートしています。さらに、神戸大学の図書館や研究設備を利用できるなど、附属校ならではの特典があります。一方で、敷地が限られるため、運動施設は一般的な規模に留まっていますが、教育環境としては十分に整っています。
部活の多様性 部活動は学業との両立を前提としており、文化部・運動部ともに選択肢が豊富です。特に、研究や探究に関連した活動が充実しており、学術志向の生徒にとって魅力的な環境です。ただし、全国大会を目指すような強豪部活は少なく、競技志向の生徒には物足りない可能性があります。
健全な明るさ(反いじめ) 「ダイバーシティ&インクルーシブ」な教育環境を掲げ、生徒間の協調性や相互尊重を育む取り組みが行われています。また、探究活動やSSHの縦割りゼミにより、異学年の交流が促進され、健全な関係性を築く基盤となっています。いじめ防止の取り組みもしっかりしており、生徒が安心して学べる環境です。

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在校生・卒業生と保護者の学校クチコミ(総括)

1. 志望理由

神戸大学附属中等教育学校を志望する理由は、国際的視野を持つ教育理念と、神戸大学との連携により実現される高度な教育環境にあります。同校は、スーパーサイエンスハイスクール(SSH)の指定を受けており、科学技術や探究型学習を中心とした実践的な教育が充実しています。このような教育方針は、知識だけでなく、将来必要な課題解決力や批判的思考力を育むことを目指しています。
また、「Kobeプロジェクト(KP)」では、生徒が主体的に研究テーマを設定し、論文執筆やプレゼンテーションを行う機会が設けられており、自らの興味を深める環境が整っています。これにより、大学進学やキャリア形成の明確なビジョンを持つ生徒が多いのが特徴です。
交通の利便性も重要な要素です。同校は神戸市東灘区の落ち着いた住宅地に位置し、公共交通機関を利用した通学がしやすい環境です。この立地は、学習環境の充実と安心感の両立を求める保護者にとっても大きな魅力となっています。

2. 入学して感じたこと、入学前の想像と違っていた点

入学して最初に感じたのは、自由で自主性を重んじる校風です。入学前は、高度な学力を求められる進学校として、厳格なルールや競争が強いイメージを持っていました。しかし、実際には生徒一人ひとりの自主性を重視し、個性を伸ばせる柔軟な環境が整っています。
たとえば、KobeプロジェクトやSSHの活動では、生徒がテーマを自由に選び、それに取り組むプロセスを通じて、責任感や創造性を育む場が提供されています。このような探究型学習は、受験勉強の枠を超えた実践的な教育の一例です。
また、学習だけでなく、文化祭(兎原祭)や体育祭では生徒主体の運営が求められます。特に兎原祭では、実行委員が中心となり企画から運営まで行い、組織力やチームワークを育む貴重な経験が得られます。このような活動が、学業以外の面でも生徒の成長を促しています。

3. 校内の雰囲気

校内は、学習意欲に溢れる一方で、和やかでリラックスした雰囲気があります。生徒間では助け合いの精神が根付いており、互いに高め合いながら切磋琢磨できる環境です。教師との距離も近く、授業中や放課後に気軽に質問や相談ができる文化が形成されています。
また、校内では国際的な視点を育む授業や活動が多く行われています。たとえば、英語ディベート部では、英語力だけでなく、論理的思考力やプレゼンテーション能力を高める練習が行われています。このような活動が、生徒たちの国際感覚を養う一助となっています。

4. 教育の質

神戸大学附属中等教育学校の教育は、大学連携を活用した先進的な学びが特徴です。探究型学習では、問題解決能力を養うとともに、生徒一人ひとりが自身の関心に基づいた深い学びを追求します。SSHやKobeプロジェクトはその代表例で、生徒が実際の社会課題に取り組むことで、学びが現実社会と結びつく感覚を得られます。
また、ICT教育にも力を入れており、生徒全員がタブレット端末を持ち込み(BYOD方式)、デジタルツールを活用した授業が展開されています。このような最新技術の導入により、効率的でインタラクティブな学習が可能です。

5. どのような経験を積めるか

神戸大学附属中等教育学校では、学業に加えて多様な経験を積むことができる仕組みが整っています。その中心となるのが、スーパーサイエンスハイスクール(SSH)事業とKobeプロジェクト(KP)です。SSHでは科学技術や数学に関する高度な学びが提供され、生徒たちは研究や実験に取り組みながら、論理的思考力や課題解決能力を養います。また、KPでは1年間を通じて生徒が主体的に研究テーマを設定し、調査、実験、論文執筆、発表を行います。このプロセスを通じて、自らの関心を深めると同時に、将来のキャリア形成にも役立つスキルを身につけることができます。
さらに、同校では国際理解教育も重視されています。ユネスコスクールとしての活動では、SDGs(持続可能な開発目標)に関連するテーマでのディスカッションや海外交流が行われ、生徒たちは地球規模での課題に対する視野を広げています。例えば、4年生で実施されるアメリカ留学プログラムや海外研修は、生徒が異文化理解や語学力を向上させる貴重な経験を提供します。
学校行事では、兎原祭(文化祭)や体育祭を通じて、企画力やチームワークを培うことができます。特に兎原祭では、生徒が企画から運営まで主体的に関与し、リーダーシップを発揮する場が数多く用意されています。このような多岐にわたる活動が、生徒たちの個性を伸ばし、将来の進路を描く際の大きな助けとなっています。

6. 相性が良い生徒の傾向

神戸大学附属中等教育学校に適しているのは、自主性が高く、探究心旺盛な生徒です。同校では、自由度が高いカリキュラムや課外活動が展開されており、自ら興味を持って取り組む姿勢が求められます。たとえば、KobeプロジェクトやSSHの活動では、生徒が自分のテーマを設定し、主体的に調査や実験を進めます。そのため、自分で課題を見つけ、それを深く掘り下げる力を持つ生徒が向いています。
また、国際交流や英語ディベート部など、語学力やコミュニケーションスキルを活かす活動が豊富な点から、語学や国際社会に興味を持つ生徒も適しています。海外研修や留学プログラムに積極的に参加することで、新たな視点を得て成長するチャンスが豊富にあります。
さらに、学校行事や部活動ではチームワークが重視されるため、協調性やリーダーシップを発揮できる生徒が学校生活をより充実させることができます。このような多様な活動が展開される環境では、好奇心を持ってさまざまなことに挑戦したい生徒が最も適していると言えるでしょう。

7. 部活の特徴

神戸大学附属中等教育学校では、スポーツ系から文化系、学術系まで多岐にわたる部活動が展開されています。スポーツ系では、陸上部やサッカー部が特に人気が高く、県大会や全国大会への出場実績を持つ部活もあります。たとえば、陸上部では短距離、長距離、投てきなどの専門練習が行われ、選手それぞれの特性を活かした活動が可能です。
文化系では、吹奏楽部やコーラス部が有名で、特にコーラス部は全国レベルのコンクールでの受賞歴があり、高い評価を得ています。一方、科学研究部や英語ディベート部など、学術的な活動を行う部活も充実しており、数学理科甲子園での準優勝など、輝かしい成果を挙げています。これらの部活動では、生徒たちが学びながら興味を深める場が提供されています。

8. 校舎、施設の特徴

神戸大学附属中等教育学校の校舎は、広々としたキャンパスと最新の設備が整備されており、生徒たちの学びと活動をサポートしています。特に、探究ラボやICT対応教室が完備されており、SSHやKobeプロジェクトでの研究やプレゼンテーションに最適な環境が整っています。また、図書館には豊富な蔵書が揃っており、探究型学習の拠点として活用されています。
さらに、校庭や体育館も充実しており、スポーツ系部活動が活発に行われています。自然豊かな環境に囲まれたキャンパスは、勉強とリフレッシュのバランスを取りやすい理想的な学習環境です。

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神戸大学附属中等教育学校の大学別合格実績(2024年度入試データ)

主要大学名偏差値合格者数
東京大学72.5 2名
京都大学72.5 5名
一橋大学70 2名
慶應義塾大学70 1名
早稲田大学70 3名
東京理科大学70 1名
筑波大学67.5 1名
上智大学65 1名
※合格者数は現役合格のみで、既卒生は含みません。
※出展: 神戸大学附属中等教育学校公式HP(https://www.edu.kobe-u.ac.jp/kuss-top/)
▶全ての大学別合格実績を見る ※公式サイトが開きます

神戸大学附属中等教育学校とは

神戸大学附属中等教育学校は、兵庫県神戸市に位置する共学校で、2004年に創立されました。中高一貫の6年間を通じて基礎学力の確立と応用力の育成に重点を置いた教育を行っています。SSH(スーパーサイエンスハイスクール)指定校として、科学技術や探究活動を推進し、国際的な視野を広げる教育も実践しています。多彩な課外活動を通じて、生徒は主体性と協調性を磨きながら充実した学校生活を送っています。

校内紹介動画

神戸大学附属中等教育学校の基本情報

学校名神戸大学附属中等教育学校
国公私立国立
共学・別学共学
中高一貫教育中高一貫校(連携型)
住所兵庫県神戸市灘区王子町3-1
公式サイト
※中高一貫校は、「完全型」(高校からの受け入れがなく、一つの学校で6年間学ぶ)、「併設型」(高校受験も併設し、4年からは内部進学生と高校入学生で構成)、「連携型」(複数の学校が連携して6年間継続的な教育が受けられる)に分類されます。

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【2025年度/令和7年度】入試情報・募集要項

入試日程2025年1月20日(月)13:30
試験科目言語表現、数理探究、自然環境/市民社会
出願期間2024年12月7日(土)~12月16日(月)
合格発表日2025年1月23日(木)11:00
※最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。
▶募集要項を確認する ※公式サイトが開きます

学校説明会について

▶学校説明会を確認する ※公式サイトが開きます

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在校生・卒業生と保護者の学校クチコミ(抜粋)

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