最終更新日: 2025/01/08
神戸女学院中学部・高等学部の評判、口コミ、入試情報
偏差値 | 学校評価 | 学校クチコミ | 大学合格実績 | 学校概要 | 募集要項 | アクセス
神戸女学院中学部・高等学部
偏差値 65
※Aライン80偏差値(合格可能性80%に必要な偏差値)
在校生・卒業生による神戸女学院中学部・高等学部の評価
総合評価: 93点 / 100点
自由度 | 神戸女学院中学部は、細かい校則を設けず、生徒が自主性を持ち責任を果たす「自由」を大切にしています。この理念は、制服を採用せず、生徒主体で行事を運営する伝統にも表れています。例えば、体育祭や文化祭では、生徒が企画実行委員としてリーダーシップを発揮し、後輩に引き継ぐ形で自由と自治の精神を守り続けています。この自由な環境で生徒は自己管理能力を養い、個性を伸ばしています。 |
教育の質 | 神戸女学院は英語教育に力を入れており、「Crew Method」による授業が特徴的です。授業はインターナショナル教員とのペアティーチングで行われ、英語を耳から学び、劇や歌などを通して会話力を自然に伸ばします。また、探究型学習を重視し、キリスト教に基づいた全人的教育を通して、生徒の批判的思考力と創造力を育むカリキュラムが整備されています。この教育方針が、高い進学実績と国際感覚の育成に繋がっています。 |
施設の充実度 | 緑豊かな岡田山キャンパスは、自然と共存する環境で豊かな感性を育む場を提供します。四季折々の自然が楽しめる敷地内には、充実した学習設備と礼拝施設があり、生徒の心身の成長を支えています。こうした施設は、神戸女学院ならではの静謐で温かい雰囲気を醸し出しています。 |
部活の多様性 | クラブ活動は運動系から文化系まで幅広く、生徒が興味や特技に応じて参加できる環境が整っています。讃美歌コンクールや音楽と展覧の会など、文化活動も活発で、生徒の創造性と協調性を伸ばす場となっています。一方で、部活動は学業との両立を考慮した運営が基本で、全国規模の大会を目指す活動は少なめです。 |
健全な明るさ(反いじめ) | キリスト教の精神に基づいた教育により、生徒同士の信頼関係が強く育まれています。礼拝やデイキャンプを通じて、生徒間の交流が深まり、互いを思いやる心が育つ環境が整っています。また、教師と生徒が良好なコミュニケーションを築き、いじめが発生しにくい風土が形成されています。 |
在校生・卒業生と保護者の学校クチコミ(総括)
1. 志望理由
神戸女学院中学部を志望した理由は、同校が掲げる「自由・自治」の教育方針に深く共感したからです。この理念は、生徒一人ひとりが自主性を尊重されながら、自立した考え方や行動力を身につけられる環境を提供するものであり、親として子どもの成長を安心して任せられる学校だと感じました。また、キリスト教精神に基づく教育が生徒の人格形成をサポートし、豊かな人間性を育む点にも大きな魅力を感じました。学びの環境も非常に整っており、英語教育に特化した「Crew Method」では、スピーキングやライティングなど、実践的なスキルを重視した指導が行われています。さらに、礼拝や聖書の授業を通じて、生徒は思慮深さや他者への配慮を学ぶ機会を持ちます。国際的な視野を広げるためのプログラムも充実しており、アメリカやオーストラリアでのスタディツアーや、長期留学制度など、グローバルな社会に対応できる教育環境が整っています。
学校説明会では、生徒たちの生き生きとした姿が印象的でした。特に文化祭や体育祭といった学校行事を、生徒が主体的に運営している様子を見て、この学校の自治精神の高さを実感しました。保護者としては、通学環境が良好で、治安の良い地域にある点も安心材料となりました。
2. 入学して感じたこと、入学前の想像と違っていた点
入学前は、キリスト教系の学校ということで、厳格で管理的な教育をイメージしていましたが、実際には自由な校風が印象的でした。同校では、生徒が自ら考え行動する機会が多く、授業や行事を通じて「自由と責任」を同時に学ぶ環境が整っています。たとえば、文化祭では、生徒が展示や演目の企画から運営までを手がけ、仲間と協力しながら達成感を得る経験を積むことができます。また、英語教育や探究型学習の充実度も、想像以上でした。英語の授業では、単なる文法学習にとどまらず、英語を用いたスピーチやディスカッションが取り入れられています。これにより、生徒は実際に使える英語力を身につけることができ、日常生活や国際交流の場でも自信を持って行動する力を養います。
さらに、礼拝や聖書の授業を通じて、物事を多角的に考える姿勢が身につく点も予想外の収穫でした。心を落ち着け、自分自身と向き合う時間を持つことができるため、生徒は内面的にも成長できる環境にあります。
3. 校内の雰囲気
校内は自然豊かで美しい環境に囲まれており、落ち着いた雰囲気の中で生徒たちが学びを楽しんでいます。「岡田山キャンパス」には、広大な敷地内に歴史的な建造物が点在しており、心を落ち着ける場としても機能しています。たとえば、シェイクスピアガーデンやソールチャペルは、静かな思索の場として生徒たちに親しまれています。生徒同士の関係は非常に良好で、学年を超えた交流が活発です。学校行事や部活動を通じて、他者を尊重し協力する姿勢が自然と育まれています。また、教師と生徒の距離が近く、質問や相談がしやすい環境が整っている点も安心できるポイントです。
4. 教育の質
神戸女学院中学部の教育は、知識の習得に留まらず、生徒の人間力を高める全人的な教育を重視しています。特に英語教育は実践的な内容が特徴であり、「Crew Method」による指導では、生徒たちがペアやグループでのディスカッションを通じて英語で考え、発信する力を育てています。また、英語暗唱大会やスピーチコンテストなど、発表の場が多く用意されているため、アウトプットの機会も豊富です。探究型学習では、生徒が自分の興味に基づいたテーマを設定し、調査や考察を通じて結論を導き出すプロセスが重視されます。この学びを通じて、論理的思考力や問題解決能力が養われます。さらに、礼拝や聖書の授業では、心の教育にも力を入れており、道徳的な価値観や他者との共生の意識が自然と身につきます。
5. どのような経験を積めるか
神戸女学院中学部では、生徒が幅広い経験を通じて人間的にも学問的にも成長する機会が豊富に用意されています。学校行事をはじめとする日々の活動の中で、生徒たちはリーダーシップや協調性を自然に身につけることができます。たとえば、文化祭では、生徒がクラスや部活動単位で企画や運営を行い、展示やパフォーマンスを通じて自分たちの成果を発表します。この経験を通じて、仲間と協力し、目標に向かって努力する力を養うことができます。国際理解教育においても、多様なプログラムが提供されています。たとえば、「アメリカ・アカデミックスタディツアー」では、アメリカの高校で行われる語学研修キャンプに参加し、異文化交流やホームステイを通じて国際的な視野を広げる機会が得られます。また、オーストラリアの姉妹校であるMLC(Methodist Ladies College)を訪問するスタディツアーでは、2週間にわたるホームステイを体験し、異文化理解を深めることができます。
さらに、同校の長期留学制度を活用することで、最大1年間の留学が可能です。この制度では、留学先での経験が単位として認定されるため、帰国後もスムーズに学業を継続することができます。こうした海外経験を通じて、生徒たちは語学力のみならず、自立心や適応力といった社会で必要な力を育むことができます。
探究型学習では、生徒が主体的にテーマを設定し、それを掘り下げて研究を進めるプロジェクト型の学びが行われます。たとえば、地域社会の課題や環境問題をテーマにした研究活動では、生徒が現地調査やデータ分析を行い、発表する場が設けられています。これにより、論理的思考力やプレゼンテーション能力を高めると同時に、将来のキャリアに向けた基盤を築くことができます。
6. 相性が良い生徒の傾向
神戸女学院中学部に向いている生徒は、主体的に行動し、自ら考える力を身につけたいと考えるタイプです。同校は自由な校風を持ちながらも、「自由には責任が伴う」という考え方を重視しているため、自分の行動に責任を持ち、規律を守りながらも自分の意見を発信できる生徒が活躍しやすい環境です。また、学校生活の中で多くの課題や行事が生徒主体で進められるため、他者と協力しながら物事を進められる協調性が求められます。特に文化祭や体育祭などの行事では、クラスやグループごとに役割を分担し、全員で成功を目指す姿勢が求められるため、仲間と協力することを楽しめる性格の生徒に向いています。
国際理解教育に力を入れている学校であるため、多文化共生に興味を持ち、英語を使ったコミュニケーションや異文化交流に積極的な生徒も、この学校の特徴を活かせるでしょう。さらに、礼拝や聖書の授業では、自分と向き合いながら内面的な成長を目指す場が多いため、心の豊かさを重視する家庭の価値観とも調和する学校と言えます。
7. 部活の特徴
神戸女学院中学部では、部活動が活発に行われており、生徒たちは学業と課外活動を両立させながら充実した学校生活を送っています。文化部と運動部の両方がバランスよく充実しており、自分の興味や目標に応じて選択できます。文化部の中では、吹奏楽部や美術部が特に人気です。吹奏楽部は校内イベントや地域のコンサートで演奏を披露する機会が多く、音楽を通じて技術だけでなく表現力を磨くことができます。美術部では、創造力を発揮しながら作品制作に取り組むことができ、校内での展示会やコンクール参加を通じて成果を発表します。
運動部では、テニス部やバスケットボール部が活発です。これらの部活動は、技術の向上を目指すだけでなく、チームで協力し合うことで仲間との絆を深める場となっています。部活動は週に数回の活動が基本で、学業との両立がしやすいスケジュールが組まれています。
8. 校舎、施設の特徴
神戸女学院中学部の岡田山キャンパスは、緑豊かで静かな環境に位置しており、生徒が集中して学び、心を落ち着けるのに最適な環境です。敷地内には歴史的な建造物が点在し、ソールチャペルやシェイクスピアガーデンといった施設は、学びや祈りの場として生徒たちに親しまれています。校舎には最新のICT設備が整っており、電子黒板やタブレットを活用した授業が行われています。また、理科実験室や音楽室、美術室といった専門施設も充実しており、生徒たちが自分の興味を深めるための環境が整備されています。図書館には約7万冊の蔵書があり、調べ学習や読書に利用されています。
神戸女学院中学部・高等学部の大学別合格実績(2024年度入試データ)
主要大学名 | 偏差値 | 合格者数 |
---|---|---|
東京大学 | 72.5 | 2名 |
京都大学 | 72.5 | 4名 |
一橋大学 | 70 | 0名 |
慶應義塾大学 | 70 | 9名 |
早稲田大学 | 70 | 12名 |
東京理科大学 | 70 | 5名 |
筑波大学 | 67.5 | 0名 |
上智大学 | 65 | 2名 |
※出展: 神戸女学院中学部・高等学部公式HP(https://www.kobejogakuin-h.ed.jp/)
神戸女学院中学部・高等学部とは
神戸女学院中学部・高等学部は、兵庫県西宮市に位置する女子中高一貫校で、1875年に創立されました。キリスト教精神に基づく教育を行い、知性、感性、信仰を兼ね備えた女性の育成を目指しています。リベラルアーツ教育を取り入れ、多彩な分野での学びを提供。文化祭や音楽イベントなどの行事も充実しており、生徒たちは協調性や創造性を磨きつつ、国内外の大学へ進学しています。校内紹介動画
神戸女学院中学部・高等学部の基本情報
学校名 | 神戸女学院中学部・高等学部 |
国公私立 | 私立 |
共学・別学 | 女子校 |
中高一貫教育 | 中高一貫校(完全型) |
住所 | 兵庫県西宮市岡田山4-1 |
公式サイト |
【2025年度/令和7年度】入試情報・募集要項
入試日程 | 2025年1月18日(土)、20日(月) |
試験科目 | 2025年1月18日(土)国語、算数、社会、理科 2025年1月20日(月)体育実技 |
出願期間 | 2024年12月23日(月)9時~2025年1月10日(金)17時 |
合格発表日 | 2025年1月21日(火)13時 |
国語・算数各120点、社会・理科各100点、体育実技20点(合計460点)および調査書の総合判定。
学校説明会について
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