同志社女子中学校・高等学校

最終更新日: 2025/01/08

同志社女子中学校・高等学校の評判、口コミ、入試情報

偏差値 | 学校評価 | 学校クチコミ | 大学合格実績 | 学校概要 | 募集要項 | アクセス

同志社女子中学校・高等学校の校舎

偏差値 61

※Aライン80偏差値(合格可能性80%に必要な偏差値)

在校生・卒業生による同志社女子中学校・高等学校の評価

総合評価: 90点 / 100点

自由度
87点
教育の質
93点
施設の充実度
90点
部活の多様性
88点
健全な明るさ(反いじめ)
92点

自由度 同志社女子中学校では、キリスト教の教えに基づき、自由と責任のバランスが取れた校風が特徴です。特に文化祭や体育祭では生徒主体の活動が推奨され、自由な発想で取り組むことができます。また、女子校という環境から男子の目を気にせずのびのびと自分らしく活動することができ、自己表現の場が広がっています。ただし、宗教教育や規律が重視されるため、その範囲での自由という側面があります。
教育の質 同志社女子中学校は中高一貫教育を活かし、学問的な基礎力の習得から進学指導まで、6年間を通じて質の高い教育を提供しています。特に、語学教育ではニュージーランドやオーストラリアでの短期留学プログラムがあり、異文化理解と実践的な語学力の育成に力を入れています。また、内部進学の仕組みが整っており、同志社大学をはじめとする推薦枠が生徒の進路選択の幅を広げています。
施設の充実度 キャンパスには最新設備が揃い、生徒の多様な活動を支える環境が整っています。ICT環境が整備された「クリエイティブラボ」や、9万冊を超える蔵書を誇る図書・情報センターは学びを深める場として活用されています。また、グラウンドや体育館、伝統的な文化活動を行うための茶室や箏曲室など、多彩な施設が生徒の幅広いニーズに応えています。開放的な屋上庭園もリラックスできる場として人気です。
部活の多様性 クラブ活動の選択肢が非常に多く、スポーツ系から文化系まで幅広い興味に対応しています。ESSや茶道、筝曲などの伝統的な活動に加え、放送や写真、軽音楽といった現代的な活動も盛んです。また、クラブの多くが中高合同で活動するため、年齢を超えた交流が可能でリーダーシップを育む機会が多いことも特徴的です。ただし、全国大会レベルでの競技活動に特化したクラブは少なめです。
健全な明るさ(反いじめ) 学校全体として「人を思いやる心」を育む教育が行われており、生徒間での協力や信頼関係が育まれる環境です。特に宗教教育を通じて「他者を尊重する」価値観が浸透しており、学校としていじめ対策にも力を入れています。全校生徒が一堂に会する礼拝や縦割りの行事は、生徒同士の交流を深め、良好な人間関係を築くための重要な機会となっています。

Topに戻る


在校生・卒業生と保護者の学校クチコミ(総括)

1. 志望理由

同志社女子中学校を志望した理由は、伝統あるキリスト教主義に基づく教育と多彩な学びの場が用意されている点にあります。創立者新島襄が掲げた「ひとのために輝けるひとへ」という理念に基づき、人格形成を重視した教育が展開されています。この学校では、学問だけでなく、奉仕活動や多文化理解を通じて、生徒が社会で必要な力を養うことを目指しています。
私たち家族が特に魅力を感じたのは、進学実績だけではなく、生徒が自ら考え行動する力を育む学びの場です。リベラル・アーツ(LA)コースとワイルド・ローヴァー(WR)コースという2つのコース制により、多様な進路に対応しています。LAコースでは基礎学力を確実に伸ばし、同志社大学などの連携校へスムーズに進学できる道が整備されています。一方、WRコースでは理系分野を志向する生徒に特化し、多彩な実験やフィールドワークが行われます。
また、同志社大学や同志社女子大学が隣接しており、高大連携のプログラムを通じて進学後のビジョンが明確になります。学校説明会での在校生の発表や文化祭での展示は、生徒たちが自信を持って学校生活を楽しんでいる様子が伝わり、娘も「ここで学びたい」と強く思うようになりました。
交通アクセスの良さも志望の大きなポイントです。京都市内中心部に位置し、公共交通機関での通学が便利で、保護者としても安心して送り出せる環境です。

2. 入学して感じたこと、入学前の想像と違っていた点

入学してすぐに感じたのは、学校全体に漂う温かい雰囲気と、丁寧なサポート体制です。同志社女子中学校は、「キリスト教主義」という枠に留まらず、個々の生徒の成長に深く寄り添う姿勢が特徴的です。入学前は、進学校としての厳しさや勉強の負担を心配していましたが、実際には生徒間の助け合いが活発で、教師陣も質問や相談に親身になって応じてくれる環境です。
授業はコースごとに進度が異なり、特にWRコースでは理系科目に力を入れた先進的な授業が展開されています。たとえば、化学カイロを作る実習や、京都市動物園でのフィールドワークなど、実体験を重視した学びが印象的でした。これにより、知識だけでなく、それをどう活かすかを考える力が養われています。
一方、学校行事や日常生活では生徒主体の活動が多く、文化祭やクリスマス・ページェントなどでは、生徒たちが企画から運営まで積極的に関わります。このような経験を通じて、リーダーシップや責任感が自然と身につきます。
また、施設面での充実も入学前の想像を上回りました。クリエイティブラボやプロジェクタ完備の教室、広々とした図書情報センターなど、学びを支える設備が非常に整っています。これらの環境が、生徒の好奇心を刺激し、学びを深める土台となっています。

3. 校内の雰囲気

同志社女子中学校の校内は、自由でありながら品格を重んじる温かい雰囲気が特徴的です。キリスト教主義の教育理念に基づき、他者への思いやりや尊重が日々の生活の中で実践されています。朝の礼拝や学校行事での祈りの時間を通じて、生徒たちは日常生活の中で心の豊かさを育んでいます。
生徒同士の関係性も非常に良好で、いじめやトラブルが少ない点が保護者として安心できるポイントです。生徒たちは、同級生だけでなく異学年の先輩後輩とも自然に交流できる場が多く設けられており、文化祭や体育祭では縦割り班での活動を通じて強い連帯感を育む機会があります。
施設全体が落ち着いた雰囲気を持ちながらも、クリエイティブラボやラウンジスペースなど、リラックスして過ごせる場所が充実しています。屋上庭園からは京都市内の美しい景色が一望でき、開放感あふれる環境の中で生徒たちがリフレッシュする姿が印象的です。
教師と生徒の距離も近く、授業中や放課後に質問しやすい雰囲気があります。教壇を設けず、生徒との距離を縮める配置になった教室設計もこの特徴を象徴しています。こうした環境が、生徒たちの自主性と学びへの意欲を引き出しています。

4. 教育の質

同志社女子中学校の教育は、伝統を重んじながらも、現代のニーズに応じた革新的な学びを提供しています。特にLAコースとWRコースの選択制は、生徒の進路や興味に応じて柔軟に対応できる仕組みです。LAコースでは基礎学力の徹底と人間性の育成を重視し、同志社大学などの連携校への進学を目指します。一方、WRコースは理系志向の生徒向けで、多彩な実験や体験型学習が行われています。
授業はICTを活用し、全教室にWi-Fiやプロジェクターが完備されています。クリエイティブラボでは、グループワークやプレゼンテーションを通じて、生徒たちが主体的に考えを深める場が用意されています。さらに、英語教育にも力を入れており、ネイティブ教員によるスピーキングやライティングの実践的な授業が行われます。英検などの外部試験を活用しながら、生徒一人ひとりの語学力向上を図っています。
WRコースでは、フィールドワークや化学実習が特色です。たとえば、中学2年生での「化学カイロ」の制作や、京都市動物園での課外実習は、生徒たちにとって貴重な体験となっています。これらの実践的な学びが、理系分野への興味を広げるきっかけを与えています。
また、夏期講習や進路講演会など、課外での学びも充実しており、生徒が自分の興味や進路を具体的に考える場が数多く設けられています。このような教育体制が、同志社女子中学校の高い進学実績を支えています。

5. どのような経験を積めるか

同志社女子中学校では、学業だけでなく、さまざまな経験を通じて多角的に成長する機会が豊富に提供されています。学校の教育理念である「ひとのために輝けるひとへ」に基づき、生徒たちは主体的に課題に取り組む力や、他者と協力する姿勢を養います。
学校行事では、文化祭や体育祭といった全校規模のイベントが生徒主体で運営されます。特に文化祭では、学年ごとの展示や演劇など、生徒たちが創造力を発揮しながら役割分担を行い、成功に向けて一丸となります。クリスマス・ページェントでは、キリスト教主義に基づく学校ならではの行事として、生徒たちが朗読や音楽演奏を担当し、家族や地域の人々と心を通わせる貴重な時間を共有します。
課外活動も充実しており、茶道や華道、箏曲など日本の伝統文化を学ぶ機会が豊富です。これらの活動は、単なる趣味の延長にとどまらず、卒業後も続けられる技術や心構えを育む場となっています。また、WRコースの理系教育では、同志社女子大学と連携した模擬講義やフィールドワークが実施され、生徒たちは実践的な学びを体験することができます。
さらに、海外との交流も積極的に行われています。ニュージーランドでのホームステイや現地校への通学プログラムは、生徒の語学力だけでなく、異文化理解力や適応力を育む貴重な機会です。このような経験を通じて、生徒たちはグローバルな視野を持ち、将来の可能性を広げていきます。
こうした教育を経て、同志社女子中学校の卒業生は、同志社大学や他の有名大学へと進学するだけでなく、医療や教育、国際関係など多岐にわたる分野で活躍しています。

6. 相性が良い生徒の傾向

同志社女子中学校は、多様な価値観や個性を受け入れる学校です。そのため、自分らしさを大切にしながらも、周囲と協力する姿勢を持つ生徒がこの学校の雰囲気に合うと感じます。学校生活では、自主性が重視される場面が多いため、積極的に行動し、責任を持って物事に取り組む意欲のある生徒に向いています。
また、キリスト教主義に基づく教育方針を理解し、他者を思いやる心や社会貢献への関心を持つ生徒が、学校生活をより充実させることができます。たとえば、学校内で行われる奉仕活動や地域交流に積極的に参加することで、学業だけでは得られない成長を実感できるでしょう。
同志社女子中学校は、学業と課外活動のバランスが取れた学校です。そのため、勉強だけでなく、文化やスポーツにも興味を持ち、幅広い活動に挑戦したい生徒に適しています。また、WRコースにおいては、理系科目への強い興味と学びへの意欲を持つ生徒が多く、研究や実験に積極的に取り組む姿勢が歓迎されます。
最後に、自己管理能力も重要です。この学校では自由度が高い分、生徒自身がスケジュー

7. 部活の特徴

同志社女子中学校では、部活動が学校生活の重要な一部を占めています。部活動の種類はスポーツ系、文化系、学術系と幅広く、生徒が自分の興味に合った活動を見つけやすい環境が整っています。各部活動では、初心者から経験者までが楽しめる体制が取られており、競技力向上だけでなく、仲間との協力や達成感を味わうことができます。
スポーツ系では、テニス部やバレーボール部、バドミントンクラブなどが人気です。特にテニス部は、人工芝のグラウンドを活用しながら練習を重ね、京都府内の大会でも好成績を収めています。一方、バドミントンクラブは新人大会での活躍が目立ち、初心者も丁寧に指導を受けながら楽しめる環境です。
文化系の部活動も非常に充実しています。ESS(英語ディベート)や聖歌隊、ハンドベルクラブは、学校行事や地域イベントで発表の機会が多く、生徒たちは自分のスキルを披露する喜びを感じています。また、美術クラブや文芸クラブなどでは、個性を活かした創作活動が行われ、年に数回の展覧会や部誌発行でその成果を発表します。
日本文化を学ぶ部活動としては、茶道クラブ、華道クラブ、箏曲クラブなどがあり、生徒たちは専門の先生方から指導を受けています。特に茶道クラブでは、卒業時に家元から免状を授与されることもあり、生徒たちの達成感を支えています。
部活動の活動日は週2〜3日が基本ですが、大会前や発表前には活動日数を増やして練習に励むこともあります。また、生徒のスケジュール管理を重視し、学業との両立を図るための配慮がされています。

8. 校舎、施設の特徴

同志社女子中学校の校舎や施設は、学びと生活を支えるための最適な環境を提供しています。中高のホームルーム教室は、全室Wi-Fi完備でプロジェクターが設置されており、ICTを活用した授業が日常的に行われます。また、教壇を廃した教室設計により、生徒と教師の距離が近く、対話を重視した授業が行いやすい設計です。
クリエイティブラボは、グループワークや調べ学習のためのスペースとして利用されています。自由に机や椅子を配置できる開放的な空間で、プレゼンテーションや共同作業が活発に行われています。この施設は、生徒たちの創造性を伸ばす場として重要な役割を果たしています。
宗教的な行事や礼拝に使用されるファウラーチャペルは、中高1500名以上を収容可能で、入学式や卒業式、文化祭などにも利用されます。このような場を通じて、生徒たちはキリスト教主義の理念に基づく心の豊かさを育んでいます。
また、伝統的な文化活動に特化した「宗竹庵」は、茶道や華道、箏曲の練習場として使用されています。日本文化を学ぶ場として、この施設は生徒たちにとって特別な意味を持っています。
食堂「ガリラヤ」では、ランチタイムに温かい食事を提供するだけでなく、放課後には自習や部活動の準備場所としても利用されています。さらに、屋上庭園は四季折々の京都の景色を一望でき、生徒たちがリフレッシュできる場として人気です。

Topに戻る


同志社女子中学校・高等学校の大学別合格実績(2024年度入試データ)

主要大学名偏差値合格者数
東京大学72.5 -名
京都大学72.5 -名
一橋大学70 -名
慶應義塾大学70 -名
早稲田大学70 -名
東京理科大学70 -名
筑波大学67.5 -名
上智大学65 -名
※合格者数は現役合格のみで、既卒生は含みません。
※出展: 同志社女子中学校・高等学校公式HP(https://www.girls.doshisha.ac.jp/)
▶全ての大学別合格実績を見る ※公式サイトが開きます

同志社女子中学校・高等学校とは

同志社女子中学校・高等学校は、京都府京田辺市にある中高一貫の女子校で、1876年に創立されました。キリスト教主義に基づいた教育を行い、「自由主義教育」による自主性や個性の伸長を目指しています。英語教育や国際交流に注力し、グローバル社会で活躍できる女性の育成に力を入れています。また、進学実績も良好で、充実した学校生活を支える多彩な行事や部活動があります。

校内紹介動画

同志社女子中学校・高等学校の基本情報

学校名同志社女子中学校・高等学校
国公私立私立
共学・別学女子校
中高一貫教育中高一貫校(完全型)
住所京都府京田辺市興戸南鉾立97-1
公式サイト
※中高一貫校は、「完全型」(高校からの受け入れがなく、一つの学校で6年間学ぶ)、「併設型」(高校受験も併設し、4年からは内部進学生と高校入学生で構成)、「連携型」(複数の学校が連携して6年間継続的な教育が受けられる)に分類されます。

Topに戻る


【2025年度/令和7年度】入試情報・募集要項

入試日程【自己推薦】2025年1月18日(土)
【一般前期】2025年1月18日(土)
【一般後期】2025年1月19日(日)
試験科目【自己推薦】国語、算数、面接(受験生のみ)
【一般前期後期】4教科受験(国語・算数・理科・社会)または3教科受験(国語・算数・理科)
出願期間2024年12月16日(月)9:00~
【自己推薦】2025年1月10日(金)24:00
【一般前期後期】1月14日(火)24:00
合格発表日【自己推薦】2025年1月18日(土)18:00
【一般前期】2025年1月19日(日)16:00
【一般後期】2025年1月21日(火)13:00
※最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。
一般入試はLAコースもしくはWRコース、4教科もしくは3教科受験を出願時に選択。出願後の変更は不可。
▶募集要項を確認する ※公式サイトが開きます

学校説明会について

▶学校説明会を確認する ※公式サイトが開きます

【合格者が推薦】実績あり受験支援サービス

筑駒・開成・桜蔭・灘合格多数 | 中学受験コース【Z会】

成績保証のオンライン専属サポート【家庭教師のナイト】

首都圏最大級の合格実績 | 中学受験専門のプロ家庭教師【一橋セイシン会】

オーダーメイドの段階別指導で成績アップ。無料体験実施中【家庭教師ファースト】

Topに戻る


在校生・卒業生と保護者の学校クチコミ(抜粋)

該当の学校クチコミはありません。在校生・卒業生・保護者の方はぜひ投稿してください。


同志社女子中学校・高等学校へのアクセス

通学経路を調べる

※Google mapが開きます。


同志社女子中学校・高等学校と似ている学校を見る。

神戸大学附属中等教育学校 | 白陵中学校・高等学校 | 神戸女学院中学部・高等学部 | 大阪教育大学附属天王寺中学校 | 大阪桐蔭中学校高等学校

同志社女子中学校・高等学校と別の学校を比較

神戸大学附属中等教育学校と比較 | 白陵中学校・高等学校と比較 | 神戸女学院中学部・高等学部と比較 | 大阪教育大学附属天王寺中学校と比較 | 大阪桐蔭中学校高等学校と比較

別の学校を検索

Topに戻る


同志社女子中学校・高等学校へのクチコミ募集中。

投稿いただいた方から毎月10名様に、Amazonギフト券5,000円プレゼントキャンペーン中。