最終更新日: 2025/01/08
開邦中学校・高等学校の評判、口コミ、入試情報
偏差値 | 学校評価 | 学校クチコミ | 大学合格実績 | 学校概要 | 募集要項 | アクセス
開邦中学校・高等学校
偏差値 60
※Aライン80偏差値（合格可能性80％に必要な偏差値）
在校生・卒業生による開邦中学校・高等学校の評価
総合評価: 84点 / 100点
| 自由度 | 開邦中学校・高等学校では、生徒の自主性を尊重する校風が特徴です。服装や髪型に関しては一定の規定がありますが、過度に厳しくはなく、生徒が個性を発揮できる範囲に留められています。スマートフォンの持ち込みや使用については、学習環境を維持するための適切なルールが設けられています。生徒会活動や学校行事では、生徒の意見が反映される場面が多く、自主性を育む機会が提供されています。 |
| 教育の質 | 同校は、県内トップクラスの進学校として知られ、質の高い教育を提供しています。教員は専門性が高く、熱心に指導に当たっています。特に、難関大学への進学実績が豊富であり、進路指導も充実しています。また、文部科学省のスーパーサイエンスハイスクール（SSH）に指定されており、科学技術や理数教育に力を入れています。生徒の学力向上をサポートする体制が整っており、探究的な学習にも積極的に取り組んでいます。 |
| 施設の充実度 | 校内には、最新の設備を備えた理科実験室や情報処理室、図書館などがあり、学習環境は整っています。体育館や運動場も広く、部活動や体育の授業で活用されています。特に、SSH指定校としての活動に対応した専門的な設備が充実しており、生徒の探究活動を支援しています。一方で、一部の施設に老朽化が見られるとの意見もあり、定期的なメンテナンスや更新が求められています。 |
| 部活の多様性 | 運動部、文化部ともに多彩な部活動が存在し、生徒は自分の興味や関心に応じて参加できます。特に、吹奏楽部や科学部などが高い実績を上げています。しかし、一部の部活動では指導者不足や活動時間の制約が指摘されており、改善の余地があります。また、部活動間の交流や合同イベントも行われており、生徒同士の絆を深める機会が提供されています。 |
| 健全な明るさ（反いじめ） | 生徒間の関係は良好で、いじめに対する取り組みも積極的に行われています。定期的なアンケートやカウンセリング体制が整備されており、生徒が安心して学校生活を送れる環境が整っています。また、教員と生徒の距離が近く、相談しやすい雰囲気が醸成されています。学校全体での人権教育や道徳教育にも力を入れており、生徒の人格形成に寄与しています。 |
在校生・卒業生と保護者の学校クチコミ（総括）
1. 志望理由
開邦中学校・高等学校を志望した理由は、県内随一の進学校としての評価が非常に高い点が挙げられます。特に、沖縄県の中でも大学進学実績において抜きん出た成果を誇る学校であることは、多くの受験生や保護者にとって大きな魅力です。私自身も大学進学を見据えた教育環境を重視し、充実したカリキュラムや高度な学びができると期待して志望しました。また、開邦中学校では中高一貫教育を実施しており、6年間を通じて計画的に学習を進められる点も大きな決め手となりました。さらに、文化・スポーツ活動が盛んであり、文武両道を実現できる点も志望理由の一つです。開邦中学校・高等学校は学業だけでなく、部活動や学校行事にも力を入れており、学びとともに豊かな学校生活を送ることができる環境が整っています。特に、吹奏楽部や美術部の全国大会出場実績など、文化系の活動が非常に活発で、これに魅力を感じた生徒や保護者も多いです。私自身も音楽活動に興味があったため、この学校の文化活動の充実度に惹かれました。
また、校風や教育方針が自分の性格や学びたいことに合っていると感じたことも、開邦中学校・高等学校を選んだ理由です。学校全体として自主性を尊重する雰囲気があり、自分のペースで学びながらも目標に向かって努力できる環境が整っています。教師陣が熱心で、学習面や進路指導において親身になってサポートしてくれることも評判です。このように、学業・部活動・校風の三拍子揃った環境で、将来に向けた準備ができると確信して志望しました。
2. 入学して感じたこと、入学前の想像と違っていた点
入学前に抱いていた開邦中学校のイメージは、学業に特化した厳しい学校というものでした。しかし、実際に入学してみると、学校生活全体が充実しており、学業だけでなく部活動やイベントにも力を入れていることがわかりました。生徒たちは勉強に熱心なだけでなく、趣味や特技を持ち、それを活かして多方面で活躍している点が印象的でした。特に学校行事では、文化祭や体育祭が盛り上がり、生徒全員が一丸となって取り組む姿勢に感動しました。また、授業内容や進度が想像以上に高度であり、入学当初はついていくのに苦労しました。開邦中学校・高等学校では、自主学習の時間を大切にする文化があり、授業で学んだことを自分の力で深めていくことが求められます。このスタイルに慣れるまでに時間がかかりましたが、教師陣のサポートや周囲の友人たちの協力もあり、徐々に自信を持って取り組めるようになりました。この過程で、自分の学びのスタイルを確立することができたのは、非常に貴重な経験です。
校内の雰囲気や生徒同士の関係性についても、入学前に抱いていた印象とは異なる部分がありました。堅苦しいイメージがあったものの、実際は和やかで活気に満ちた雰囲気でした。生徒同士の距離感が近く、勉強や部活動を通じて自然に仲間と打ち解けることができました。特に、寮生活を選んだ生徒は学校外でも密接な関係を築き、学びや生活面で支え合う姿が見られます。このような環境は、学業だけでなく人間的な成長にもつながると感じました。
3. 校内の雰囲気
開邦中学校・高等学校の校内は、学業に対する真剣さと自由な雰囲気が絶妙に調和しています。生徒たちは学びに対する意欲が高く、授業中は集中して取り組む姿が印象的です。一方で、休み時間や放課後には和気あいあいとした雰囲気が広がり、生徒同士がリラックスして交流する場面も多く見られます。このように、学びとリフレッシュのメリハリがある校内環境は、生徒たちが楽しく、かつ効率的に成長できる大きな魅力です。校風としては、生徒の自主性を重んじるスタイルが貫かれており、特に生徒会活動や学校行事ではその特徴が顕著に表れています。文化祭や体育祭といったイベントでは、生徒が主体となって企画・運営を行い、創造力とチームワークを発揮します。これにより、学業以外の面でも自分を表現する機会が得られ、学校全体が活気に満ちた空間となっています。また、教師陣も生徒たちの意見を尊重し、アドバイスやサポートを行うことで、生徒たちの主体性をさらに引き出しています。
さらに、異なる背景を持つ生徒が集まる多様性豊かな環境も、開邦中学校・高等学校の特徴の一つです。各地から集まった生徒たちは、それぞれ異なる視点や経験を持ち寄り、学校生活を共有しています。このような環境は、コミュニケーション能力や他者への理解を深める貴重な機会を提供しています。総じて、校内の雰囲気は、学びや友情を育む場として非常に理想的であり、生徒一人ひとりが自分らしく輝ける空間となっています。
4. 教育の質
開邦中学校・高等学校の教育の質は、沖縄県内でもトップクラスと言えます。特に、中高一貫教育のメリットを活かした長期的な学びの計画が特徴で、6年間を通して一貫性のある指導が行われています。中学校段階では基礎学力の徹底に重点を置き、高校進学後は発展的な内容を学ぶカリキュラムにシフトします。この段階的な学びの構築により、生徒は無理なく高度な内容に取り組むことができ、大学進学に向けた確かな基礎力と応用力を身につけられます。また、授業の進行速度は速く、内容も高度ですが、教師陣は個々の生徒に応じた指導を行う点で優れています。質問や相談には親身に応じ、授業外でもフォローが行き届いているため、学習面でのつまずきを早期に解消することが可能です。さらに、自習環境が整備されており、図書館や特別教室では静かに集中して学ぶことができます。こうしたサポート体制が、生徒たちの自主的な学びを支え、学業成績の向上に寄与しています。
また、探究的な学びを重視している点も、開邦中学校・高等学校の教育の大きな特徴です。総合学習の時間や特別講座では、生徒が自ら課題を見つけ、解決策を考えるプロジェクト型の学習が行われています。このプロセスを通じて、単なる知識の習得にとどまらず、論理的思考力やプレゼンテーション能力を養うことができます。教育の質において、学力向上と人間形成の両面をバランス良く追求している点は、開邦中学校・高等学校の大きな魅力と言えるでしょう。
5. どのような経験を積めるか
開邦中学校・高等学校では、学業だけでなく幅広い経験を積むことができ、将来に向けた成長が期待できます。中高一貫教育の中で、ただ教科書の内容を覚えるだけではなく、主体的に考える力や問題解決能力を養う学びが重視されています。例えば、総合学習の時間には地域課題をテーマにした探究活動が行われており、生徒はフィールドワークや発表を通じて、実践的な知識を身につけることができます。これらの活動は、生徒たちに自信を与え、将来のキャリア形成にもつながる貴重な経験となります。また、国際的な視野を広げる取り組みも特徴の一つです。開邦中学校・高等学校では英語教育に力を入れており、スピーキングやディベートの授業を通じて実践的な英語力を鍛えることができます。さらに、留学プログラムや海外研修も充実しており、異文化理解を深める機会が多く提供されています。これにより、生徒たちは将来的にグローバルな舞台で活躍するための基盤を築くことができます。私自身も短期留学に参加し、英語を実践的に使う経験を通じて、国際的な感覚を磨くことができました。
進路指導の面でも、生徒一人ひとりに合わせた細やかなサポートが行われています。定期的に実施される進路相談では、学業成績や志望大学に応じたアドバイスが提供されるだけでなく、将来の目標に向けた具体的なプランを一緒に考えることができます。また、卒業生との交流会や講演会も頻繁に開催されており、先輩たちの成功体験を聞くことで、将来の自分を具体的にイメージする助けになります。これらの経験を通じて、生徒たちは夢を実現するための自信と行動力を身につけることができます。
6. 相性が良い生徒の傾向
開邦中学校・高等学校は、自ら積極的に学びたいという意欲を持った生徒にとって最適な環境です。この学校の教育スタイルは、指示を受けて動くのではなく、自ら課題を見つけ解決に向けて努力することを重視しています。そのため、物事を主体的に考える力や探究心がある生徒が学校生活を楽しみやすいです。例えば、探究学習や総合学習では自由度が高いため、自分の興味を深めることが好きな生徒が活躍しています。また、協調性が高く、仲間と協力することを楽しめる生徒も相性が良いと感じます。開邦中学校・高等学校では、文化祭や体育祭といった学校行事において、生徒たちが自発的に役割分担をし、一丸となってプロジェクトを進める文化があります。これらの行事を通じて、コミュニケーション能力やリーダーシップが自然と身につくため、仲間と一緒に何かを成し遂げたいという意欲がある生徒には特に合っていると言えるでしょう。
さらに、幅広い活動に興味があり、学業だけでなく文化やスポーツにも挑戦したいと考える生徒にとっても適した学校です。開邦中学校・高等学校は部活動が盛んであり、学業との両立を支えるサポート体制が整っています。このように、多方面で自己を成長させたいという強い意志を持った生徒にとって、開邦中学校・高等学校は非常に魅力的な環境です。
7. 部活の特徴
開邦中学校・高等学校の部活動は、文武両道を体現するものとして非常に充実しています。文化系・運動系を問わず、幅広い選択肢があり、生徒それぞれが自分の興味や得意分野に応じて活動することができます。特に吹奏楽部や美術部は全国レベルの実績を持ち、地域だけでなく全国的にもその名を知られる存在です。吹奏楽部は毎年のようにコンクールで上位入賞を果たしており、真剣に音楽を学びたい生徒にとって理想的な環境が整っています。運動系の部活動も多岐にわたり、サッカー部やバスケットボール部などの人気競技はもちろん、個人競技である弓道や陸上競技にも力を入れています。これらの部活動では、体力や技術の向上だけでなく、チームワークや忍耐力を養うことができます。特にバスケットボール部は県大会での優勝経験もあり、部員たちは日々の練習を通じて互いに切磋琢磨しています。また、部活動の参加は自由であり、学業との両立を重視する生徒でも無理なく活動できる点が特徴です。
さらに、部活動以外にも特別なプロジェクトや同好会活動が盛んです。例えば、地元の文化や環境問題をテーマにした探究活動の同好会では、地域社会に貢献するプロジェクトを実施しており、生徒たちの社会的視野を広げています。また、公式な部活動だけでなく、生徒が自主的に立ち上げた活動グループも多く見られます。このように、開邦中学校・高等学校では、多様な興味関心を持つ生徒たちが集まり、個性を活かして活躍できる環境が整っています。
8. 校舎、施設の特徴
開邦中学校・高等学校の校舎や施設は、学びと活動の両面を支える機能的なデザインが特徴です。校舎は清潔感があり、開放的な空間が広がっているため、生徒たちが快適に過ごすことができます。教室はもちろん、特別教室や実験室も充実しており、理科や芸術の授業での活用頻度が高いです。特に理科実験室は設備が整っており、大学レベルの実験に取り組むことができるため、理系志望の生徒には大きな魅力となっています。また、図書館は広く静かな環境が保たれており、自習や課題の取り組みに最適なスペースです。蔵書数も豊富で、学習参考書から趣味の読書まで幅広く対応しています。さらに、ICT教育にも力を入れており、電子黒板やタブレット端末の活用が進んでいます。これにより、デジタルスキルを磨きつつ、効率的な学びを実現しています。これらの施設は、単に授業を受けるためだけでなく、生徒が自主的に学ぶ環境を提供する重要な役割を果たしています。
スポーツ施設についても充実しており、広大なグラウンドや体育館、プールが完備されています。特にグラウンドは複数の部活動が同時に練習できるほどの広さがあり、運動系の部活動に所属する生徒にとっては恵まれた環境です。また、体育館ではバスケットボールやバレーボールの公式試合が開催されることも多く、地域住民との交流の場にもなっています。このように、開邦中学校・高等学校の校舎や施設は、生徒たちの学びや活動を全面的にサポートするための工夫が施されています。
開邦中学校・高等学校の大学別合格実績（2024年度入試データ）
| 主要大学名 | 偏差値 | 合格者数 |
|---|---|---|
| 東京大学 | 72.5 | 3名 |
| 京都大学 | 72.5 | 1名 |
| 一橋大学 | 70 | 0名 |
| 慶應義塾大学 | 70 | 2名 |
| 早稲田大学 | 70 | 4名 |
| 東京理科大学 | 70 | 7名 |
| 筑波大学 | 67.5 | 0名 |
| 上智大学 | 65 | 0名 |
※出展: 開邦中学校・高等学校公式HP（http://www.kaiho-jh.open.ed.jp/）
開邦中学校・高等学校とは
開邦中学校・高等学校は、沖縄県島尻郡南風原町に位置する公立の中高一貫校です。優秀な人材育成を目指し、質の高い教育を提供しています。共学校であり、寮も完備しています。進学実績も良好で、多くの生徒が県内外の大学に進学しています。開邦中学校・高等学校の基本情報
| 学校名 | 開邦中学校・高等学校 |
| 国公私立 | 公立 |
| 共学・別学 | 共学 |
| 中高一貫教育 | 中高一貫校（併設型） |
| 住所 | 沖縄県島尻郡南風原町字新川646番地 |
| 公式サイト | |
【2025年度/令和7年度】入試情報・募集要項
| 入試日程 | 2025年12月7日（土） |
| 試験科目 | 適性検査Ⅰ（国語・社会）、適性検査Ⅱ（算数・理科）、学校独自検査（算数）、志願理由書の作文 |
| 出願期間 | 2024年10月28日（月）～11月1日（金） |
| 合格発表日 | 2025年1月7日（火）までに郵送（簡易書留）にて通知 |
学校説明会について
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