大阪教育大学附属平野中学校

最終更新日: 2025/01/08

大阪教育大学附属平野中学校の評判、口コミ、入試情報

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大阪教育大学附属平野中学校の校舎

偏差値 52

※Aライン80偏差値(合格可能性80%に必要な偏差値)

在校生・卒業生による大阪教育大学附属平野中学校の評価

総合評価: 90点 / 100点

自由度
88点
教育の質
93点
施設の充実度
90点
部活の多様性
85点
健全な明るさ(反いじめ)
92点

自由度 大阪教育大学附属平野中学校は、生徒が主体的に学べる自由な環境を提供しています。総合的な学習の時間「STEP」や「JOIN」を通じて、課題設定から調査・発表までの探究活動を行い、自己表現や協働性を育む機会があります。特に、生徒主導の委員会活動や行事運営が自由度の高さを象徴しています。一方、附属校としての厳格なカリキュラムが一部の活動に制約を与える場合があります。
教育の質 教育研究機関としての特徴を活かし、理科・総合学習をはじめとする実践的な教育が行われています。特に、理科教育では観察・実験を重視し、社会に通用する探究力を育てています。また、探究型学習「JOIN」では、専門家へのインタビューやフィールドワークを取り入れることで、実社会での活用力を身に付ける仕組みが整っています。文部科学省から指定を受けた研究校としての取り組みも質の高さを支えています。
施設の充実度 校内には、図書館や特別教室など学習環境が整備されており、総合的な学習やクラブ活動を支えるための施設が充実しています。また、自然との触れ合いを重視した環境教育にも対応できるスペースが整備されています。一部施設の利用において研究目的の優先が見られますが、全体として多様な教育活動を可能にする設備が揃っています。
部活の多様性 クラブ活動は運動部と文化部の両面で多岐にわたります。生徒の興味や特技を活かせる幅広い選択肢が提供されており、短時間でも密度の濃い活動を実現しています。一方で、附属校としての学業重視の側面から活動時間に制約がある点や、競技レベルが全国規模のものは少ない点が挙げられます。
健全な明るさ(反いじめ) 生徒同士の協力を重視した校風があり、縦割り活動や委員会の取り組みが活発です。特に、生徒の自主性を支える仕組みや教員のきめ細かな見守りが功を奏し、学校全体で健全な環境を維持しています。学校いじめ防止基本方針が明確に定められており、生徒間の信頼関係を深めるための教育が実践されています。

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在校生・卒業生と保護者の学校クチコミ(総括)

1. 志望理由

大阪教育大学附属平野中学校を志望した理由は、「自ら気づき、深め、創造する力を育む」という教育方針に強く惹かれたからです。同校は全国的にも評価の高い国立附属校であり、単なる学力の向上だけでなく、生徒一人ひとりが持つ個性や才能を伸ばすカリキュラムが特徴です。特に探究型学習を重視しており、生徒が自らテーマを選び、それについて深く調査し発表する機会が豊富にあります。これにより、受験勉強だけでは得られない思考力や表現力が身につく点が志望理由の一つとなりました。
学校説明会では、生徒のプレゼンテーションが行われ、自由研究や総合的な学習の成果を自信を持って発表する姿に感銘を受けました。また、附属校ならではの教育実習や公開授業では、大学生が教育現場に参加することで多角的な学びの場が提供されている点も魅力的でした。さらに、交通アクセスの良さと、保護者としても安心できる環境が整っていることが志望の決め手となりました。

2. 入学して感じたこと、入学前の想像と違っていた点

入学後、最初に驚いたのは、校風の自由さと、生徒一人ひとりの個性を尊重する雰囲気です。入学前は、国立附属校ということで規律を重んじる厳しい学習環境を想像していましたが、実際には自由度が高く、授業や行事での生徒主体の取り組みが多い点が印象的でした。
たとえば、総合的な学習の時間「JOIN」では、生徒が自らテーマを選び、フィールドワークや実験を通じて探究を深めます。この取り組みは、個人の興味や得意分野を活かせる内容で、主体的に学びに取り組むことができます。さらに、臨海学舎や文化祭といった学校行事では、生徒たちが企画段階から関わり、実行するプロセスを通じて、協調性やリーダーシップを育むことができます。
また、教師と生徒の距離が近く、放課後には個別指導や質問対応が行われるため、学習面での不安を早期に解消できる点も大きな安心材料でした。

3. 校内の雰囲気

校内は、学びに対する意欲と穏やかな空気が調和している環境です。生徒たちは自分の目標に向かって努力しながらも、友人や教師と助け合う姿勢が見られます。授業中にはディスカッションが活発に行われ、生徒が自分の意見を発表し、他者の意見を聞くことで新たな視点を得る機会が多くあります。
また、行事や部活動を通じて、学年を超えた交流が頻繁に行われている点も印象的です。文化祭では、1年生から3年生までが協力して展示やパフォーマンスを作り上げることで、学校全体に一体感が生まれています。教師陣も、生徒一人ひとりをよく観察し、その成長をサポートする姿勢が特徴的で、安心して学校生活を送ることができます。

4. 教育の質

大阪教育大学附属平野中学校の教育の質は、全国トップレベルといえる内容です。まず、理科教育では文部科学省の「理科大好きスクール」の推進校として最新設備を導入しており、生徒たちは物理・化学・生物・地学の実験を通じて科学の本質を学ぶことができます。たとえば、3年生の探究学習では、植物の生態観察や環境問題に関する調査を行い、それを科学的データとしてまとめ、発表する機会があります。
英語教育もまた充実しており、1年生から3年生まで段階的にスピーキング、ライティング、リーディングの能力を伸ばすカリキュラムが組まれています。特に英語暗唱大会やスピーチコンテストでは、生徒たちが自信を持って発表する姿が見られます。
総合的な学習では、「JOIN」プログラムを通じて、生徒が社会課題や地域の問題に取り組むプロジェクト型学習が行われます。このプログラムでは、生徒がテーマを設定し、調査結果をまとめ、プレゼンテーションするまでを行います。これにより、論理的思考力や表現力が磨かれ、卒業後の進路選択にも役立つスキルを身につけられます。

5. どのような経験を積めるか

同校の生徒は、学業だけでなく、多彩な体験を通じて自分を成長させることができます。臨海学舎や文化祭、地域探究活動などの課外活動では、仲間との協力を通じて問題解決力やコミュニケーション能力を高めることができます。特に臨海学舎では、自然の中での活動を通じて、忍耐力やチームワークの重要性を学ぶ機会が得られます。
また、総合的な学習の時間では、地域の課題を探究し、その解決策を考えることで、将来必要なリーダーシップや社会貢献の意識を育てることができます。これにより、生徒たちは中学卒業後の進路やキャリアに対するビジョンを具体的に描けるようになります。

6. 相性が良い生徒の傾向

大阪教育大学附属平野中学校に最も適している生徒は、学びに対して積極的で、自分の考えや興味を深めたい意欲を持っている人です。同校は自主性を重んじる教育方針を掲げており、特に総合的な学習の時間「JOIN」では、生徒が自分の興味に基づいたテーマを選び、調査やプレゼンテーションを行う機会が多く設けられています。そのため、物事を主体的に進めたい生徒には非常に適した環境です。
また、課題解決型学習や自由研究が中心となる教育では、論理的に考える力や、試行錯誤を楽しむ姿勢が求められます。たとえば、理科の授業では、仮説を立てて実験を進め、その結果を考察するというプロセスが組み込まれているため、観察力や分析力が養われます。こうした学びを積極的に楽しめる生徒は、学校生活を充実させることができるでしょう。
さらに、学校行事や部活動にも積極的に参加できる協調性が重要です。文化祭や臨海学舎では、クラスや学年を超えて協力する場面が多くあり、チームワークを発揮できる生徒が多い印象です。逆に、他人との交流を苦手に感じる生徒も、これらの活動を通じて徐々に自信をつけていくことができます。

7. 部活の特徴

大阪教育大学附属平野中学校では、運動部から文化部まで多岐にわたる部活動が展開されており、生徒が自分の興味や目標に応じて選べる環境が整っています。運動部では、陸上部やサッカー部が特に人気があり、全国大会への出場実績もあります。特に陸上部は専門の指導者がトレーニングをサポートしており、基礎体力の向上から技術の習得まで、段階的な指導を受けられます。
一方、文化部では、科学部や吹奏楽部が活発に活動しており、生徒たちは探究心や芸術的な表現力を育てています。科学部では、全国規模のコンテストに参加する機会が多く、自然現象をテーマにした実験や研究が行われています。吹奏楽部では、地域のイベントや学校行事での演奏を通じて、仲間とともに音楽を作り上げる喜びを味わうことができます。
部活動は週に3〜4日程度の活動が基本であり、学業との両立が可能なスケジュールとなっています。また、初心者でも参加しやすい雰囲気があり、新しいことに挑戦したい生徒にも適した環境です。

8. 校舎、施設の特徴

大阪教育大学附属平野中学校の校舎と施設は、学習と成長を支えるための環境が整っています。特に理科の実験室は充実しており、専用の顕微鏡や実験器具が揃っています。これにより、生徒たちは科学的探求を深めるための実践的な学びが可能です。たとえば、3年生の理科では、生態系の調査をテーマにした実験が行われ、実際に得られたデータを基に考察を進めるプロセスを体験できます。
また、図書室は広々としており、蔵書数も豊富です。特に総合的な学習に関連する書籍や資料が揃っており、自由研究やプレゼンテーションの準備に役立てることができます。さらに、ICT設備が整備されており、教室にはプロジェクターや電子黒板が完備されているため、視覚的にわかりやすい授業が展開されています。
体育館やグラウンドも広く、生徒たちは授業や部活動で積極的に活用しています。体育館は冷暖房完備で、快適に活動できる環境が整っています。校庭には自然が多く、季節ごとの植物が見られるため、生徒たちはリラックスした時間を過ごすことができます。

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大阪教育大学附属平野中学校の大学別合格実績(2024年度入試データ)

主要大学名偏差値合格者数
東京大学72.5 1名
京都大学72.5 11名
一橋大学70 0名
慶應義塾大学70 1名
早稲田大学70 2名
東京理科大学70 0名
筑波大学67.5 0名
上智大学65 0名
※合格者数は現役合格のみで、既卒生は含みません。
※出展: 大阪教育大学附属平野中学校公式HP(http://www.hirano-j.oku.ed.jp/)
▶全ての大学別合格実績を見る ※公式サイトが開きます

大阪教育大学附属平野中学校とは

大阪教育大学附属平野中学校は、大阪市平野区に位置する国立中学校で、1947年に創立されました。教育実践校として、生徒一人ひとりの個性を尊重し、学力の向上と人間性の育成を重視しています。特に「総合的な学習の時間」を活用した自主学習や研究活動が特徴で、質実剛健な人間教育を行っています。また、文化祭や体育祭など多彩な学校行事を通じて、生徒の協調性や創造力を養い、幅広い進路に対応した進学指導も行っています。

大阪教育大学附属平野中学校の基本情報

学校名大阪教育大学附属平野中学校
国公私立国立
共学・別学共学
中高一貫教育中高一貫校(連携型)
住所大阪府大阪市平野区流町2-1-24
公式サイト
※中高一貫校は、「完全型」(高校からの受け入れがなく、一つの学校で6年間学ぶ)、「併設型」(高校受験も併設し、4年からは内部進学生と高校入学生で構成)、「連携型」(複数の学校が連携して6年間継続的な教育が受けられる)に分類されます。

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【2025年度/令和7年度】入試情報・募集要項

入試日程【1次選考】2025年1月25日(土)
【2次選考】2025年1月27日(月)
試験科目【1次選考】国語・算数
【2次選考】社会・理科、面接
出願期間2024年12⽉2⽇(⽉)〜12⽉16⽇(月)
合格発表日【1次選考】2025年1月26日(日)
【2次選考】2025年1月30日(木)
※最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。
▶募集要項を確認する ※公式サイトが開きます

学校説明会について

▶学校説明会を確認する ※公式サイトが開きます

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在校生・卒業生と保護者の学校クチコミ(抜粋)

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