最終更新日: 2025/01/08
暁星中学校・高等学校の評判、口コミ、入試情報
偏差値 | 学校評価 | 学校クチコミ | 大学合格実績 | 学校概要 | 募集要項 | アクセス
暁星中学校・高等学校
偏差値 62
※Aライン80偏差値(合格可能性80%に必要な偏差値)
在校生・卒業生による暁星中学校・高等学校の評価
総合評価: 80点 / 100点
自由度 | 暁星中学校・高等学校では、制服の着用や校則が存在し、一定の規律が保たれています。スマートフォンの使用には制限があり、授業中の使用は禁止されています。一方で、生徒の自主性を尊重する場面も多く、文化祭や体育祭などの行事では生徒主体の運営が奨励されています。全体として、適度な自由と規律のバランスが取れた環境と言えます。 |
教育の質 | 高い教育水準を維持しており、特にフランス語教育に力を入れています。ネイティブスピーカーの教員による授業や、海外研修などのプログラムが充実しており、生徒の語学力向上に寄与しています。また、大学進学実績も良好で、多くの生徒が難関大学に合格しています。教員の質も高く、熱心な指導が行われています。 |
施設の充実度 | 校舎は歴史的な趣を持ちながらも、最新の設備が整っています。図書館やコンピュータ室、理科実験室など、学習に必要な施設が充実しており、生徒の学習意欲を高める環境が整っています。体育館やグラウンドも完備されており、部活動や体育の授業で活用されています。 |
部活の多様性 | 運動部、文化部ともに多彩なクラブ活動が存在します。サッカー部や野球部などの運動部は活発で、各種大会での実績もあります。一方、文化部では吹奏楽部や美術部、囲碁・将棋部などが活動しており、生徒の多様な興味・関心に応える環境が整っています。 |
健全な明るさ(反いじめ) | カトリックの精神に基づく教育が行われており、生徒間の思いやりや協力を重視する風土があります。定期的なミサや宗教行事を通じて、倫理観や道徳心の育成が図られています。いじめ防止の取り組みも行われており、教員と生徒が協力して健全な学習環境の維持に努めています。 |
在校生・卒業生と保護者の学校クチコミ(総括)
1. 志望理由
暁星中学校・高等学校を志望する理由は、その卓越した教育方針と伝統、さらにはカトリックの価値観に基づいた人格形成にあります。この学校は、単なる学業の成果を求めるだけでなく、社会に貢献するリーダーシップを持つ人材を育てることを目指しています。実際、在校生や卒業生の話を聞くと、思考力や表現力が鍛えられ、自己成長を促す環境が整っていることが伝わってきます。また、少人数制の授業による丁寧な指導が評判で、個々の学力に応じた対応が期待できる点も魅力的です。この学校を選ぶもう一つの大きな理由は、フランス語教育の充実です。フランス語を必修として学べることは、語学に興味を持つ子どもにとって大変魅力的です。特に、他の学校にはないカリキュラムとして、早い段階から外国語の学びを深められることは、将来の国際的なキャリア形成にもつながります。また、フランス文化に触れるイベントや留学制度が整備されており、語学力だけでなく、グローバルな視野を広げる経験ができます。
さらに、長い歴史と伝統を誇る学校であることも、志望理由として挙げられます。創立以来培われてきた卒業生のネットワークは強固で、卒業後の進路やキャリアにも良い影響を与えるでしょう。学校全体に漂う品格や礼儀正しさは、受験生とその保護者にとって非常に安心感を与えます。また、進学校としての実績も十分で、難関大学への進学率が高いことは、将来を見据えた教育環境として大きな魅力となっています。
2. 入学して感じたこと、入学前の想像と違っていた点
暁星中学校・高等学校に入学してまず感じたのは、予想以上に生徒一人ひとりが主体性を持って行動しているという点です。入学前は、伝統校というイメージから厳格な規律が優先される学校だと想像していましたが、実際には、生徒たちが自分の考えを述べたり、意見交換をする場面が多く見受けられます。特に授業では、教師からの一方通行の講義ではなく、生徒が積極的に参加するディスカッション形式の授業が多いことに驚きました。このようなスタイルは、論理的思考や表現力を養うのに非常に効果的です。また、フランス語教育の難易度が予想以上に高かったことも印象に残っています。入学前は、外国語の初歩的な学習程度だと思っていましたが、実際にはネイティブスピーカーによる授業や、高度な文法・会話練習が行われており、非常に本格的です。このおかげで、1年生の段階からしっかりとした語学力が身についていくのを実感しました。フランス語を学ぶことで、日本語や英語に対する理解も深まり、言語そのものへの興味がさらに広がりました。
さらに、カトリックの価値観が学校生活全般に浸透していることも、入学前の想像を超えるものでした。祈りの時間やミサなどを通じて、自分自身と向き合う時間が確保されていることは、精神的な成長に大いに寄与します。これは、単に勉強や課外活動に追われる日々の中で、一呼吸置く貴重な時間となり、入学前には気づけなかった大きな魅力の一つです。
3. 校内の雰囲気
暁星中学校・高等学校の校内の雰囲気は、一言で言えば「落ち着きと活気の調和」と表現できます。伝統ある学校らしく、校内全体に品格が漂っており、生徒たちの言動にも礼儀や思いやりが感じられます。一方で、生徒たちの間には親しみやすい雰囲気があり、学年やクラスを超えた交流も盛んです。特に行事や部活動の時間になると、和やかな笑顔があふれ、みんなで楽しむ姿が印象的です。このように、学びと遊びがバランスよく共存している点が大きな魅力です。教員と生徒の関係も非常に良好で、教師たちは生徒一人ひとりの個性や能力を理解しようと努めています。たとえば、授業中の質問や放課後の相談にも丁寧に対応してくれる姿勢は、生徒たちにとって大きな安心感となっています。また、生徒同士の関係も穏やかで、競争よりも協力が重視される校風が特徴的です。特に、中高一貫校であるため、6年間を通じて深い信頼関係を築くことができる点が、他校にはないメリットとなっています。
学校行事では、全校生徒が一体となる機会が多く、そこには暁星ならではの伝統や文化が色濃く反映されています。たとえば、文化祭や体育祭では、準備段階から本番まで、生徒たちが主体的に取り組む姿勢が見られます。特に文化祭は、フランス語やカトリック教育の影響を受けたユニークな展示やパフォーマンスが人気で、訪れる人々にも好評です。このように、校内の雰囲気は、生徒の成長を支えるだけでなく、学校全体の魅力を高める重要な要素となっています。
4. 教育の質
暁星中学校・高等学校の教育の質は、学問だけでなく人格形成にも重点を置いている点が特徴的です。カトリックの価値観に基づいた教育が学校全体に根付いており、ただ成績を上げることだけではなく、誠実で思いやりのある人間を育てることが目標とされています。たとえば、毎朝の祈りや宗教の授業では、単なる教義の学習にとどまらず、生徒一人ひとりが自分自身を振り返る機会が与えられます。このような取り組みは、生徒たちの精神的な成長に寄与し、将来の生き方にも大きな影響を与えます。学力面では、少人数制の授業を採用しており、生徒の理解度に応じたきめ細やかな指導が行われています。特にフランス語教育は国内でもトップクラスの質を誇り、ネイティブ講師による指導や、実践的な会話練習が豊富です。また、英語や数学など他の主要教科も基礎から応用まで丁寧に指導されており、難関大学進学に向けた十分なサポート体制が整っています。さらに、課題研究やディスカッション型授業など、主体的に学べる仕組みも充実しています。
課外活動や学校行事も、教育の一環として位置づけられています。文化祭や体育祭では、生徒が自分たちで計画を立てて実行するため、リーダーシップや協調性を身につける絶好の機会となっています。また、海外留学や異文化交流プログラムが充実しており、国際的な視野を広げることができます。このように、暁星中学校・高等学校の教育の質は、生徒一人ひとりの学びを深め、将来に向けた確かな力を育むことに貢献しています。
5. どのような経験を積めるか
暁星中学校・高等学校で積める経験は、多岐にわたります。その中でも特筆すべきは、6年間を通じて深められるフランス語教育です。日本国内では珍しいレベルでの本格的なフランス語教育が行われており、ネイティブ講師による会話練習や留学プログラムを通じて、国際的な視野を広げることができます。例えば、3年次や5年次に行われるフランスへの短期留学は、生徒にとって異文化を直に体験し、語学力を飛躍的に向上させる貴重な機会となります。これにより、将来的に海外の大学進学や国際的なキャリアを志す生徒にとっては、大きなアドバンテージを得ることができます。また、学校行事を通じて得られる経験も大きな財産となります。文化祭や体育祭では、生徒たちが自分たちで企画や運営を行うため、リーダーシップや問題解決能力を磨くことができます。特に文化祭は、フランス語を活かした展示やパフォーマンスが特徴で、生徒たちは準備を通じてチームワークの重要性を学びます。このような経験は、学業以外の面での自己成長を促し、社会で活躍するための土台を築く助けとなります。
さらに、暁星中学校・高等学校はカトリックの価値観に基づいた人格教育を重視しており、生徒が人としての在り方を学べる場でもあります。毎朝の祈りや宗教の授業、定期的に行われるミサなどを通じて、自己を見つめ直し、他者を尊重する心を養います。このような教育は、単なる学業の成功だけでなく、誠実で思いやりのあるリーダーを育てることを目指しており、将来のキャリアにおいても大きな力となるでしょう。
6. 相性が良い生徒の傾向
暁星中学校・高等学校に相性が良い生徒は、何事にも主体的に取り組みたいという意欲を持つタイプです。この学校は、受け身でいるだけでは十分に魅力を引き出すことが難しい環境です。例えば、授業ではディスカッション形式や課題解決型の学習が多いため、自分の考えを発表することや、他者の意見を尊重しながら協力する姿勢が求められます。また、フランス語という新しい言語に挑戦する必要があるため、新しいことに積極的に取り組む好奇心や向上心がある生徒にとっては、大いに力を伸ばせる環境です。さらに、礼儀や規律を重んじる校風に共感できる生徒にも適しているといえます。暁星中学校・高等学校では、カトリックの価値観を重視しており、日常生活の中でも品格や礼儀が大切にされています。そのため、挨拶や礼儀作法に関心があり、人との関わりを丁寧に築いていきたいと考える生徒にとっては、非常に居心地の良い場所となるでしょう。また、宗教的な行事や祈りの時間を通じて、自分と向き合う機会が多いため、内省的な時間を大切にしたいと考える生徒にも向いています。
最後に、進学を見据えてしっかりと学習に取り組む意思がある生徒には、暁星のカリキュラムが最適です。難関大学進学を目指すための手厚いサポートが整っており、意欲的に学ぶ姿勢があれば、大きく飛躍できる環境が用意されています。一方で、学力に加えて人格形成にも重きを置く学校であるため、知識を得るだけでなく、人間的に成長したいという思いがある生徒にとって、理想的な学びの場となるでしょう。
7. 部活の特徴
暁星中学校・高等学校の部活動は、学業とバランスを取りながら充実した経験が得られる点が特徴です。特にスポーツ系の部活動では、ラグビー部やサッカー部が伝統的に強く、熱心な指導とチームワークの良さが際立っています。ラグビー部は全国大会の常連校であり、厳しい練習を通じて体力だけでなく精神力も鍛えることができます。サッカー部も高い技術力を誇り、校内外で多くの成果を挙げています。部活動を通じて目標を持ち、努力することで、大きな達成感を得ることができます。文化系の部活動も充実しており、特に吹奏楽部や合唱部は高い評価を受けています。吹奏楽部は、学校行事や地域のイベントでの演奏機会が多く、音楽に対する情熱を持つ生徒にとっては最適な環境です。合唱部は、カトリック学校ならではの宗教的な行事でも活躍しており、美しい歌声が校内に響き渡る場面は特に印象的です。また、文芸部や美術部では、生徒たちが創造性を発揮し、独自の作品を制作する機会が多く設けられています。
さらに、暁星ならではのユニークな部活動として、「フランス文化研究会」が挙げられます。この部活動では、フランス語を使ったディスカッションや、フランス文学・映画の研究が行われており、語学力や文化理解を深めたい生徒に人気があります。また、部活動は中高一貫の6年間を通じて取り組むことが多く、先輩後輩の絆が強いのも特徴的です。こうした環境で活動することにより、仲間との信頼関係を築きながら、自分の興味や才能を深く追求することができます。
8. 校舎、施設の特徴
暁星中学校・高等学校の校舎および施設は、歴史とモダンな機能性が融合した素晴らしい環境です。校舎は伝統あるデザインを基調としつつ、近代的な設備が整備されており、学びに集中できる空間が提供されています。特に印象的なのは、校舎内に設けられた礼拝堂です。この礼拝堂では、ミサや祈りの時間が行われ、静かに心を落ち着ける場所として生徒たちから親しまれています。また、礼拝堂の美しいステンドグラスは、訪れる人々を魅了し、学校全体の雰囲気に品格を与えています。教室や特別教室の設備も非常に充実しています。ICT教育を推進するために、全教室には最新の電子黒板やプロジェクターが設置されており、デジタル教材を活用した授業が行われています。また、理科実験室や音楽室、美術室などの専門施設は、それぞれの学問や芸術に特化した設備が整っており、生徒が主体的に取り組める環境が整っています。図書館も豊富な蔵書を誇り、学習だけでなく、読書や調べ学習にも最適な空間となっています。
さらに、運動施設も充実しており、体育館や屋外のグラウンドでは、日々多くの生徒が汗を流しています。特にラグビーやサッカーが盛んな学校だけに、グラウンドは広く整備され、部活動や体育の授業で活用されています。また、校舎の立地も魅力的で、都心にありながら緑豊かな環境に囲まれているため、生徒たちは勉強や活動に集中できる静かな空間を享受できます。このように、暁星中学校・高等学校の施設は、学習環境と人格形成を支えるために設計された魅力的な空間となっています。
暁星中学校・高等学校の大学別合格実績(2024年度入試データ)
主要大学名 | 偏差値 | 合格者数 |
---|---|---|
東京大学 | 72.5 | 3名 |
京都大学 | 72.5 | 0名 |
一橋大学 | 70 | 1名 |
慶應義塾大学 | 70 | 30名 |
早稲田大学 | 70 | 39名 |
東京理科大学 | 70 | 23名 |
筑波大学 | 67.5 | 3名 |
上智大学 | 65 | 30名 |
※出展: 暁星中学校・高等学校公式HP(https://www.gyosei-h.ed.jp/)
暁星中学校・高等学校とは
暁星中学校・高等学校は、東京都千代田区にある男子中高一貫校で、フランス系カトリック修道会によって創設されました。1888年の創立以来、カトリック教育に基づく人格形成と学問の追求を重視してきました。語学教育、とりわけフランス語の指導に力を入れており、国際的な視野を持つ人材の育成を目指しています。伝統ある合唱部をはじめとした部活動や文化祭「白雪祭」など、充実した学校生活が生徒を待っています。暁星中学校・高等学校の基本情報
学校名 | 暁星中学校・高等学校 |
国公私立 | 私立 |
共学・別学 | 男子校 |
中高一貫教育 | 中高一貫校(完全型) |
住所 | 東京都千代田区富士見1-2-5 |
公式サイト |
【2025年度/令和7年度】入試情報・募集要項
入試日程 | 【第1回】2025年2月2日(日) 8:00 【第2回】2025年2月3日(月) 14:50 |
試験科目 | 【第1回】国語、算数、社会、理科 【第2回】国語、算数 |
出願期間 | 【第1回】2025年1月10日~1月31日 【第2回】2025年1月10日~2月2日 |
合格発表日 | 【第1回】2025年2月2日(日) 19:00予定 【第2回】2025年2月3日(月) 21:00予定 |
学校説明会について
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