最終更新日: 2025/01/08
渋谷教育学園渋谷中学校・高等学校の評判、口コミ、入試情報
偏差値 | 学校評価 | 学校クチコミ | 大学合格実績 | 学校概要 | 募集要項 | アクセス
渋谷教育学園渋谷中学校・高等学校
偏差値 71
※Aライン80偏差値(合格可能性80%に必要な偏差値)
在校生・卒業生による渋谷教育学園渋谷中学校・高等学校の評価
総合評価: 89点 / 100点
自由度 | 「自調自考」の理念に基づき、生徒の自主性を尊重する校風が特徴です。校則は最低限に抑えられ、服装や髪型の自由が認められています。一方で、スマートフォンの利用制限や寄り道禁止など、生徒の安全を確保するためのルールもしっかりしています。このバランスが「責任ある自由」を体現しています。 |
教育の質 | 英語教育が特に充実しており、帰国生と一般生が共に学ぶ環境の中で、全員が英語力を向上させる仕組みが整っています。進学実績は都内トップクラスで、理系・文系問わず深い学びを提供します。また、国際教育に力を入れ、多様な進路が選べる点も高評価です。 |
施設の充実度 | 都市型の学校として、限られた敷地を効率的に利用しています。最新設備の実験室や3つの体育館、快適な自習スペースが整っています。ただし、校庭が狭いため、外部施設を利用する場面も多く、運動部の活動には制限があります。 |
部活の多様性 | 柔道部や模擬国連部が全国レベルの実績を誇り、部活動の選択肢は幅広いです。活動頻度は週1〜2回程度と軽めで、学業との両立が可能です。兼部制度があるため、多様な興味を持つ生徒にも適していますが、部活に本格的に取り組みたい生徒にはやや物足りない場合があります。 |
健全な明るさ(反いじめ) | いじめはほとんど報告されておらず、生徒間で個性を尊重し合う文化が根付いています。多様性を受け入れる校風が、安心して学校生活を送れる雰囲気を作り上げています。先生方のサポートも行き届いており、生徒が困った際には迅速に対応しています。 |
在校生・卒業生と保護者の学校クチコミ(総括)
1. 志望理由
渋谷教育学園渋谷中学校を志望した理由は、その自由な校風と「自調自考」という教育理念に強く惹かれたからです。娘は小学校時代から、自分の考えを持ち、行動することに興味があり、渋渋の説明会でその理念が具体的にどのように実践されているかを知る中で、「ここなら自分らしく成長できる」と感じたようです。特に魅力的だったのは、英語教育の充実ぶりです。帰国生が多く在籍しており、授業でも英語を使ったディスカッションが日常的に行われる点が印象的でした。また、英検の取得実績が高いことや、海外大学への進学者が多い点から、グローバルな視野を広げられる環境が整っていると感じました。娘も、「英語をもっと上手に使えるようになりたい」という目標を持っており、渋渋の教育スタイルがその実現に最適だと考えました。
さらに、文化祭や体育祭の自主的な運営スタイルが印象的でした。文化祭では、生徒一人ひとりが役割を持ち、企画から運営までを行います。このプロセスを通じて、仲間と協力しながら目標を達成する喜びを得られることがわかり、「ぜひこの学校で多くの経験を積みたい」と強く思ったようです。
学校の立地も、保護者として安心できるポイントの一つでした。渋谷駅から徒歩圏内というアクセスの良さは通学の負担を軽減し、学業や課外活動に集中できる環境を提供してくれます。また、都心にありながら治安が良く、学校周辺の環境も整っています。
最終的に、娘自身が「ここで6年間過ごしたい」と思えたことが、渋渋を第一志望に決めた大きな理由でした。
2. 入学して感じたこと、入学前の想像と違っていた点
入学前は、「自由な校風」という点が強調される一方で、進学校としての厳格さがあるのではないかと想像していました。しかし、実際に娘が通い始めると、自由と責任のバランスが絶妙であることに驚きました。学校側は生徒を信頼し、自分たちで考え行動する機会を与えますが、その自由は「責任を伴う自由」であることが日々の学校生活を通じて実感できます。例えば、校則は非常に緩やかですが、その中で生徒が他者を尊重し、ルールを守る姿勢が求められます。髪型や服装の自由が認められている一方で、過剰に着崩す生徒がほとんどいないことが印象的でした。これは、生徒一人ひとりが自分の行動を考え、調整する力を養っている証拠だと感じます。
授業では、特に英語の授業が期待以上でした。入学前は、英語が得意な帰国生が多いことに不安を感じていましたが、先生方のサポートが行き届いており、一般入試で入学した生徒も自然に英語力を伸ばせる環境が整っています。娘は、入学1年目で英検準2級を取得し、ヒアリング力が特に向上したと感じています。
また、生徒同士の関係が良好で、いじめがほとんどないことに安心しました。娘も「みんながそれぞれの個性を認め合い、違いを楽しんでいる」と話しており、多様性を尊重する校風が根付いていることを実感しています。想像していた以上に和やかな雰囲気の中で、娘は安心して学校生活を楽しんでいます。
3. 校内の雰囲気
渋谷教育学園渋谷中学校の校内は、自由で明るい雰囲気に満ちています。「自調自考」の理念が浸透しており、生徒たちは自主性を持ちながらも互いを尊重し合う姿勢を自然に身につけています。このような雰囲気が、いじめの少なさや良好な人間関係を支えています。学校行事では、生徒たちが中心となって活動を進めるため、一体感が強く感じられます。文化祭や体育祭では、生徒全員が役割を持ち、それぞれが責任を果たすことで大きな成功を収めます。この経験を通じて、生徒たちはチームワークやリーダーシップを学びます。娘は、文化祭のクラス展示の責任者を務めた際に、多くの友人と協力し合いながら目標を達成する喜びを味わいました。
また、先生方と生徒の距離が近く、気軽に相談できる雰囲気があります。娘も、授業でわからない点があればすぐに質問し、丁寧なアドバイスを受けられると話していました。このような温かい関係が、生徒たちの安心感を高めています。校内は活気がある一方で、落ち着いて学びに集中できる環境も整っており、バランスの取れた学校生活を送れる点が魅力です。
4. 教育の質
渋谷教育学園渋谷中学校の教育は、知識を詰め込むだけでなく、生徒自身が考え、主体的に学ぶ力を養う点に重点を置いています。特に英語教育では、帰国生と一般生が自然に共存する環境で、英語力を実践的に伸ばせるカリキュラムが組まれています。ディスカッションやプレゼンテーションが授業に取り入れられており、生徒は早い段階から英語での表現力を磨くことができます。理数系教育にも力を入れており、特に数学では中学3年生で高校内容を履修するなど、進度の速さが特徴です。これは基礎学力が高い生徒をさらに引き上げる環境を提供している証拠であり、進学実績にも表れています。また、補習や質問対応が充実しており、つまずきやすいポイントでも丁寧にサポートされます。娘も、先生方からの個別指導を通じて難しい課題を克服できたと話しています。
5. どのような経験を積めるか
渋渋では、学業以外にも多彩な経験を積むことができます。学校行事や部活動を通じて、リーダーシップやチームワーク、自己表現力を育む機会が豊富です。文化祭では、企画から実行までを生徒が主導するため、計画性や問題解決力を身につける場となっています。部活動においても、柔道部や模擬国連部が全国レベルで活躍する一方で、趣味や気分転換の場として活動を楽しむ部活もあります。このような自由度の高い環境は、生徒が自分の興味を追求しながら新たなスキルを習得する良い機会を提供しています。
6. 相性が良い生徒の傾向
渋谷教育学園渋谷中学校(渋渋)は、自主性が高く、自分で考え行動できる生徒に適した学校です。「自調自考」の理念に基づき、自由度の高い環境が提供される一方で、自己管理能力が求められます。そのため、積極的に目標を設定し、学びを深められる生徒が成長できる環境です。また、多様性を受け入れる文化が校内に根付いているため、他者と協力しながら学ぶ意欲を持った生徒にも向いています。例えば、学校行事や部活動では、意見を出し合いながらチームで成果を出す場面が多く、コミュニケーション力が求められます。一方で、個性を尊重する校風があるため、特定の分野に集中したい生徒にとっても居心地の良い環境です。
娘も入学後、文化祭でのクラス展示の企画に参加し、リーダーシップや問題解決能力を伸ばす機会を得ました。こうした経験ができるのは、自由と責任のバランスが取れた学校だからこそだと感じます。学業、課外活動、そして多様な友人との交流を楽しみながら成長したい生徒に、渋渋は最適な学校です。
7. 部活の特徴
渋渋の部活動は、学業との両立を重視した適度な活動頻度が特徴です。運動系・文化系ともに豊富な選択肢があり、生徒が興味を追求する場として利用されています。特に柔道部や模擬国連部が全国レベルの実績を持ち、部活動を通じて達成感を味わえる環境が整っています。一方、部活動全体としては「趣味や気分転換」を重視するスタイルが多く、活動頻度は週1〜2回程度です。そのため、部活に熱心に取り組みたい生徒にとっては物足りない場合もありますが、複数の部活に参加できる兼部制度があり、多様な活動を楽しむことができます。
娘は合唱部に所属し、学校内での発表会や文化祭の舞台で活躍しています。さらに、部活で知り合った友人との絆が深まり、学校生活が一層充実している様子です。生徒たちは、自分のペースで部活を楽しみながら、学業とのバランスを取り、幅広い経験を積んでいます。
8. 校舎、施設の特徴
渋渋の校舎は、都心の限られた敷地内にありながら、効率的に設計されています。3つの体育館をはじめ、最新の実験室や図書館が整備されており、生徒たちが学びや活動に専念できる環境が整っています。ただし、校庭はテニスコート1面のみで、運動部にはやや制約があるのが実情です。図書館には多くの蔵書が揃い、自習スペースも整備されており、生徒が授業外の時間を有効活用できる環境です。娘も、放課後に図書館での自主学習を習慣化しており、集中できると話しています。また、教室は明るく清潔で、生徒が快適に過ごせる空間となっています。
学校の立地は渋谷駅から徒歩圏内という抜群のアクセスを誇りますが、繁華街に近い点が保護者として気になる場合もあるかもしれません。しかし、校内は治安や安全面への配慮がしっかりしており、安心感があります。娘も、通学が便利で学校設備も快適だと感じており、学校生活を存分に楽しんでいます。
渋谷教育学園渋谷中学校・高等学校の大学別合格実績(2024年度入試データ)
主要大学名 | 偏差値 | 合格者数 |
---|---|---|
東京大学 | 72.5 | 43名 |
京都大学 | 72.5 | 6名 |
一橋大学 | 70 | 8名 |
慶應義塾大学 | 70 | 104名 |
早稲田大学 | 70 | 136名 |
東京理科大学 | 70 | 53名 |
筑波大学 | 67.5 | 0名 |
上智大学 | 65 | 55名 |
※出展: 渋谷教育学園渋谷中学校・高等学校公式HP(https://www.shibushibu.jp/)
渋谷教育学園渋谷中学校・高等学校とは
渋谷教育学園渋谷中学高等学校(渋渋)は、東京都渋谷区に位置する共学校で、国際教育とリベラルアーツ教育に力を入れています。英語によるディスカッションや海外交流プログラムを通じて、国際社会で活躍できる人材を育成しています。「自調自考(自ら調べ、自ら考える)」の精神を基盤に、生徒たちは主体的に学びに取り組みます。進学実績も素晴らしく、多くの卒業生が国内外の名門大学に進学しています。校内紹介動画
渋谷教育学園渋谷中学校・高等学校の基本情報
学校名 | 渋谷教育学園渋谷中学校・高等学校 |
国公私立 | 私立 |
共学・別学 | 共学 |
中高一貫教育 | 中高一貫校(完全型) |
住所 | 東京都渋谷区渋谷1-21-18 |
公式サイト |
【2025年度/令和7年度】入試情報・募集要項
入試日程 | 【第1回】2025年2月1日 【第2回】2025年2月2日 【第3回】2025年2月5日 |
試験科目 | 国語、社会、算数、理科(面接なし) |
出願期間 | 2025年1月10日(金)10:00〜 【第1回】2025年1月28日(火)14:59 【第2回】2025年1月28日(火)14:59 【第3回】2025年2月4日(火)23:59 |
合格発表日 | 2025年2月2日(日)14:00 |
学校説明会について
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在校生・卒業生と保護者の学校クチコミ(抜粋)
この学校は「自調自考」を校訓とし、自由でありながらも生徒の成長を促す環境が整っています。例えば、英語教育では授業進度が速いだけでなく、帰国生も多い環境で自然にスピーキング力が向上しました。校則は緩く、生徒に信頼を置く方針が感じられます。校庭は狭いですが、柔道部など特定の部活は全国的にも強い実績を誇ります。先生方も熱心で、生徒の主体性を重視する教育が素晴らしいと感じます。
私の子どもが通う中で特に感心したのは、いじめがほぼ皆無なことです。生徒同士が個性を尊重し合う文化が根付いており、安心して学校生活を送っています。また、長期休暇中には思考力を鍛える課題が多く、文化祭でその成果を展示する機会もありました。施設面では少し狭い印象もありますが、体育館が複数あり工夫されています。アクセスも良く、親として満足しています。
この学校では、自由な校風の中で主体性を養える経験ができました。特に印象的だったのは模擬国連や文化祭で、仲間と協力しながら自分の考えを表現できる場が多かったです。海外大学への進学者も多く、私も進路を考える際に刺激を受けました。校庭が狭いのは少し残念ですが、その分学内の団結力が強く、楽しい6年間でした。卒業後も友人や先生方とのつながりが続いています。
渋谷という便利な立地にありながら、学校の中は静かで落ち着いた雰囲気です。特に英語教育が充実しており、入学時には不得意だった私も、1年で大きく力を伸ばせました。柔道部が強いですが、他の部活も自由で楽しい活動ができています。先生方は親身で、わからないことがあればすぐに相談できる環境です。校則も生徒の自主性に任せており、居心地の良い学校です。
子どもが入学してから成長を実感しています。教育方針は生徒の自主性を重視し、6年間でじっくりと成長を見守るスタイルです。
校則は最低限に抑えられており、制服もおしゃれです。部活動は兼部が可能で、柔道部以外は勉強との両立がしやすい印象です。進学実績も非常に良く、海外大学への道も広がっています。教育内容と雰囲気のバランスが取れた素晴らしい学校だと思います。
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