最終更新日: 2025/01/08
早稲田中学校・高等学校の評判、口コミ、入試情報
偏差値 | 学校評価 | 学校クチコミ | 大学合格実績 | 学校概要 | 募集要項 | アクセス
早稲田中学校・高等学校
偏差値 69
※Aライン80偏差値（合格可能性80％に必要な偏差値）
在校生・卒業生による早稲田中学校・高等学校の評価
総合評価: 91点 / 100点
| 自由度 | 早稲田中学校は「自由闊達」を校訓として掲げ、生徒に大きな裁量が与えられています。髪型や制服の細かい規定は少なく、校則のほとんどが常識的な範囲にとどまります。ただし、スマートフォンの校内利用が制限されており、この点が一部の生徒には不満とされる場合もあります。 |
| 教育の質 | 授業の質と進学実績が極めて高く、特に英語や数学では発展的な内容が中学段階から扱われます。大学附属校ながら、努力次第で難関大学への進学も可能な教育方針が取られており、自律的な学びを促進しています。 |
| 施設の充実度 | 新校舎「興風館」の完成により、講堂や図書館などがモダンで使いやすくなりました。しかし、校庭の広さはやや物足りないとの声もあり、都心立地の制約が感じられます。 |
| 部活の多様性 | 文化部・運動部ともに豊富な選択肢があり、特に物理部や囲碁部など文化系の部活動が活発です。運動部は週4日の活動が基本で、緩やかに楽しみたい生徒にも配慮されています。 |
| 健全な明るさ（反いじめ） | 生徒間のトラブルは少なく、教師が迅速に対応する体制が整っています。「攻撃的な生徒が少ない」という保護者の意見もあり、全体的に穏やかで健全な雰囲気です。 |
在校生・卒業生と保護者の学校クチコミ（総括）
1. 志望理由
早稲田中学校を志望する理由には、「自由闊達な校風」と「安心の進学体制」が挙げられます。校訓である「自主的に学び行動する」を体現する環境に魅力を感じた生徒・保護者が多く、学校説明会や文化祭でその校風に触れたことで、志望の決め手とする例も少なくありません。大学附属校であるため、過度な受験勉強に追われることなく、中高6年間を通じて自分の興味関心を深められる点が大きな魅力です。進学実績では早稲田大学への内部進学がほぼ保証されていることに加え、努力次第で他の難関大学を目指すことも可能です。また、教師陣の熱意や学校行事の充実度が、入学後の学びに対する期待感を高めています。
さらに、都心にありながらもアクセスが良く、駅から徒歩1分という抜群の立地が保護者にとっても安心材料となっています。文化部の活躍や新校舎の完成も志望理由に含まれ、生徒が自由で楽しく過ごせる環境が高く評価されています。
2. 入学して感じたこと、入学前の想像と違っていた点
早稲田中学校に入学後、生徒たちは「想像以上に自由な校風」と「自己管理の重要性」に気づきます。入学前は「大学附属校で勉強が楽」という印象を抱いていた生徒も多いですが、実際には授業進度が速く、宿題の量も多めであるため、計画的な学習が求められることに驚くケースが多いです。校則については、スマートフォンの校内利用禁止を除けばほぼ自由であり、髪型や制服に厳しい制限がない点は多くの生徒に好評です。また、教師との距離感が近く、日々の学習や生活について親身に相談できる環境は、想像以上に快適だと感じる生徒が多いです。
一方、部活動に関しては「種類が豊富だが練習は緩やか」という特徴があり、運動部で全国大会を目指したい生徒にとっては物足りなさを感じることもあります。ただし、文化部は非常に活発で、物理部や囲碁部などの活動が特に充実しています。
全体的に、自由度の高さと自主性を求める校風が「自分のペースで成長したい」生徒にとって居心地の良い環境であると評価されています。
3. 校内の雰囲気
早稲田中学校の校内は、男子校らしいエネルギッシュな雰囲気と、自由で穏やかな空気が共存しています。生徒たちは自由な校風の中で自分らしさを大切にしつつ、友人との強い絆を築いています。特に「自由闊達」の精神に基づき、学校全体が一人ひとりの個性や意見を尊重する方針を貫いているため、生徒同士のトラブルはほとんどありません。学年を越えた交流も活発で、運動会や文化祭などの行事を通じて、多様な人間関係を築くことができます。また、教師と生徒の距離感も近く、指導は時に厳しくも温かく、生徒の成長を第一に考えた姿勢が伝わります。校内ではユーモア溢れる会話や、勉強や部活に一生懸命取り組む生徒たちの姿が日常的に見られ、学びと遊びの両方を充実させられる環境が整っています。
全体的に、自己主張がしやすい環境でありながら、協調性を大切にする文化が根付いています。生徒たちは学業、部活動、友人関係においてバランスの取れた生活を送っており、「自分を成長させられる場所」として校内の雰囲気を高く評価しています。
4. 教育の質
早稲田中学校の教育は、生徒の自主性を重視しながらも高い学力を養うことを目的としています。授業は中学段階から大学受験を見据えた内容が取り入れられ、特に数学や英語では発展的な内容が扱われます。このような教育スタイルは、自律した学びの姿勢を求める一方で、進学実績が物語るように効果的な学力向上を実現しています。補習や講習も充実しており、長期休暇中には希望者向けの「促進講習」が開催され、より高いレベルの学習に挑戦する機会が設けられています。また、定期試験で基準に達しなかった生徒には補習が行われるため、学力面で遅れを取ることがありません。
さらに、全体の進学実績は非常に安定しており、早稲田大学への内部進学が保証されている点が保護者に安心感を与えています。努力次第では、他の難関大学や東京大学を目指すことも可能です。これらの取り組みを通じて、生徒はただ知識を詰め込むだけでなく、自ら考え行動する力を身につけることができます。
5. どのような経験を積めるか
早稲田中学校では、学業だけでなく、部活動や学校行事を通じて多彩な経験を積むことができます。文化祭や体育祭などの行事は、生徒が主体的に企画・運営を行うため、リーダーシップやチームワークを養う絶好の機会となります。これにより、生徒は「ただ学ぶ」だけでなく、「何かを成し遂げる喜び」を実感することができます。また、部活動においては文化系・運動系ともに充実しており、生徒の多様な興味や才能を伸ばすことができます。特に物理部や囲碁部などの文化系の活動が盛んで、全国大会で成果を挙げる部も多くあります。さらに、早稲田大学に隣接した環境を活かし、大学との連携による教育的な取り組みも行われています。
これらの経験を通じて、生徒たちは将来に向けた自信を育み、早稲田大学への進学を通じてさらなる学びと挑戦の機会を得ています。社会に出た際にも活用できるスキルを多方面で身につけられる点が早稲田中学校の魅力です。
6. 相性が良い生徒の傾向
早稲田中学校は、「自由な環境で自分のペースで成長したい」と考える生徒に最適です。自主性を重視する教育方針のため、指示待ちではなく、自ら計画を立てて学びや活動に取り組む姿勢が求められます。また、学業だけでなく課外活動や行事にも積極的に参加し、幅広い経験を積みたい生徒に向いています。男子校ならではの賑やかな雰囲気の中で、自分の興味を伸ばしつつ友人関係を楽しみたい生徒にとって、早稲田中学校は居心地の良い環境を提供しています。
7. 部活の特徴
部活動は多岐にわたり、運動部・文化部ともに活発です。運動部ではバレーボール部や陸上部が人気で、全国大会を目指す部もありますが、基本的には緩やかな練習が中心です。特に物理部や囲碁部などの文化系は活発で、興風祭での展示や大会での成果が注目されています。部活動の種類が豊富で、生徒一人ひとりの個性や興味に合わせて選択できる自由度の高さが魅力です。
8. 校舎、施設の特徴
早稲田中学校の施設は、最新の新校舎「興風館」の完成により、講堂や図書館、研究室などが非常に充実しています。校舎内は広々としており、生徒たちは快適に学習や活動に取り組むことができます。一方で、校庭の広さがやや物足りないとの声もありますが、都心の立地を考慮すれば十分に機能的です。駅から徒歩1分という抜群のアクセスも大きな魅力です。雨天時でも通学が苦にならず、安全で便利な環境が整っています。
早稲田中学校・高等学校の大学別合格実績（2024年度入試データ）
| 主要大学名 | 偏差値 | 合格者数 |
|---|---|---|
| 東京大学 | 72.5 | 32名 |
| 京都大学 | 72.5 | 10名 |
| 一橋大学 | 70 | 5名 |
| 慶應義塾大学 | 70 | 55名 |
| 早稲田大学 | 70 | 258名 |
| 東京理科大学 | 70 | 32名 |
| 筑波大学 | 67.5 | 1名 |
| 上智大学 | 65 | 11名 |
※出展: 早稲田中学校・高等学校公式HP（https://www.waseda-h.ed.jp/）
早稲田中学校・高等学校とは
早稲田中学校・高等学校は、東京都新宿区に位置する男子中高一貫校です。1895年に創立され、「学問の独立」を掲げた自由な校風が特徴です。自主的な学びを重視し、基礎学力の定着から発展的学びまで対応するカリキュラムを提供しています。伝統行事である「演劇祭」や文化祭「大隈祭」では、生徒の創造性や自主性が発揮されます。また、国内外の難関大学への進学実績も豊富で、多くの卒業生が各界で活躍しています。早稲田中学校・高等学校の基本情報
| 学校名 | 早稲田中学校・高等学校 |
| 国公私立 | 私立 |
| 共学・別学 | 男子校 |
| 中高一貫教育 | 中高一貫校（完全型） |
| 住所 | 東京都新宿区馬場下町62 |
| 公式サイト | |
【2025年度/令和7年度】入試情報・募集要項
| 入試日程 | 【第1回】2025年2月1日（土）午前8時30分 【第2回】2025年2月3日（月）午前8時30分 |
| 試験科目 | 国語､社会､算数､理科（面接なし） |
| 出願期間 | 2024年12月20日（金）午前10:00〜2025年1月23日（木）午後11:59 |
| 合格発表日 | 【第1回】2025年2月2日（日）午前10時 【第2回】2025年2月4日（火）午前10時 |
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在校生・卒業生と保護者の学校クチコミ（抜粋）
生徒主体の活動が多いのがこの学校の特徴です。行事運営や部活動などで自主性を育む教育がされており、子どもが責任を持つ姿を見て成長を感じます。学業面では補習が充実しており、不得意科目の克服に役立っています。進学実績も安定しており、安心感があります。
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